はしくれ
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目次
ソダシから学ぶ競馬予想
血統について
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そうなんです。
はしくれは基本馬体が重視で血統は殆んど考えません。
このあたりははしくれの血統論。競馬は馬体で決まる。でも、既に詳しく述べたことですが、競馬予想においての血統は、不確定要素が多いからです。
はしくれはダビスタ・ウイポ両方ハードユーザーだったこともあって、一時期相当血統論には詳しい方だったとは思います。
しかし競馬予想で考えると様々な予想要素の中でも、とりわけこの血統は目に見えず、最も分析しづらいものです。
そのため敢えて最初に挙げますが、ソダシが白毛馬である事実から、まずは取り上げたいと思いました。
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白毛で注目されるこのソダシ、さんざん当ブログでも本命に取り上げた通り馬体が良いです。
白毛はダートばっかりというのも、ソダシまではずっと言われましたが、ソダシを見れば期待できることは馬体派なら分かり得ることでした。
はしくれはユキチャンもこの目で見て、現役時代確認しましたが、明らかにユキチャンより柔らかく、質の高い筋肉をしています(ユキチャンはソダシが出るまで、代表的な白毛馬でした)。
このことは2歳戦から変わらず一貫して主張してきましたが、血統などまるで分からなくても、馬体を見れば色々分かります(純粋に強い、白毛馬ソダシ快勝)。
ただ血統も無関係ではなく、父がクロフネでマイルGⅠ馬、芝もダートも関係なく走り、JCダートもぶっちぎりでした。
血統というとやけに難しく掘り下げる方々を見るのですが、単純にこの種牡馬の事実こそ、まず目を向けるべきだと言えましょう。
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白毛だからダート専門だとか、白毛だからGⅠは無理だとか、毛色は遺伝が強いものですが、それだけで血統は語れません。
せめて毛色を語るというならば血統とその価値を考えつつ、キャラクターや武器を推察したり、取り入れていくのが得策でしょう。
また血統とは複雑なものなので、キタサンブラックが好例ですが、この馬は母の父に短距離馬サクラバクシンオーが挙がりました。
このため同馬は長距離戦には向かないという向きもありましたが、菊花賞・天皇賞春連覇、不良の秋天を制しています。
やはりこれらも馬体を見ていれば問題ないことが分かるのですが、血統論を軽率にかじると、手痛いしっぺ返しを食らいます。
これとこれの系統はどういった馬場で結果を残しているかとか、どの組み合わせでクロスがかかったとき、距離が延びても良さそうであるとか…。
膨大なデータを積み上げて、睨めっこしていかねばなりません。
でもこれを詳しくやると時間が全く取れなくもなってきますし、何と言っても競馬は全体をマクロに見た方が良く分かります。
父や母に似ても似つかぬような産駒が出ることも良くありますし、どの血が強く現れているのか、見た目や数字で分かりにくいです。
ソダシも毛色だけで考えれば白毛のGⅠ馬は世界初で、前例がなさすぎる例でもあり、取り扱いに苦しむことでしょう。
でもパドックから馬体を見るならただ白毛であるというだけですし、データ面からもソダシの強さはラップでも証明されていました。
天気予報から馬場を推測し、展開や有利な枠を見つける。
傾向的な分析に騎手との相性やラップの想定をする…。
血統だけでは厳しいです。
そのため血統派の方々には、馬体を見ることをお勧めします。(パドックの見方、お教えします!)
馬体は血統を考慮の上で既に完成した事実ですから、血統が長距離馬ではなくても、馬体を見れば狙い撃ちできます。
このためはしくれの血統論は馬体論へと帰着するわけです。
馬体について
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ソダシはバランスが凄くいいです。
白毛馬で言うとユキチャンもかなり、バランスが良かった馬体でしたが、ソダシは更に重心が低くて、地面と平行な軸があります。
はしくれは「体幹」とも言いますが、これが本当にブレない馬体で、平尻に近く、トモも張り出して、且つ面積が大きいお尻です。
こうした骨格は仙骨などが張り出していることもあるでしょうし、たっぷりと筋肉が付くに足りる容量を感じさせる器です。
白毛で良かったという点からは注目されやすいこともあるので、毎回陣営もしっかり仕上げ、より熱が入ることもあるでしょう。
ふっくらとした馬体は筋肉が柔らかい証拠でもありますから、ふわふわのツヤも含めて相当スピードを持った馬だと言えます。
バランスのお手本のような馬で白いだけではなくて優美ですし、走る宝石と言っても過言はないほどの無垢できれいな馬です。
バランスや筋肉の柔らかさは十分に参考になりますから、ソダシの美しさに見とれながら、しっかり目に焼き付けておきましょう。
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◎1着→▲2着→〇12着→☆18着
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またソダシの筋肉はその父のクロフネと似て非常に柔らかく、とにかくこの点が他の白毛の馬とは一線を画しています。
クロフネも実際肉眼で見て相馬の経験を積みましたので、これもまたひとつの実例として、お伝えしておければと思います。
馬場適性について
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ソダシの二刀流を考えると難しくなるかもしれないですが、これにはソダシの持つキャラクターのラップ分析が役立っています。
はしくれは基本的に馬体派でなんとかなるのでそれで良いですが、馬体を見るのが難しい方は、この考え方が役立つでしょう。
まずヴィクトリアマイルまでを除く、ソダシのこれまでの6勝中で、上り3ハロンタイムは33秒8(桜花賞)~36秒7(札幌2歳ステークス)だと分かります。
上りがかかったレースで36秒7で勝てるということは、ダート競馬の「上りがかからないレース」なら適性はあるはずです。
こうしてフェブラリーステークス時もソダシはやれると踏んでいましたが、チャンピオンズカップでは前に行き、失速するという敗戦でした。
この2戦については個人的にチャンピオンズカップは差す競馬を、フェブラリーステークスは変わらずに先行が吉だったと思います。
砂を被ったりいつもとは違う戦法を取るのはリスキーなので、チャンピオンズカップの敗戦時は、割り切れば良いと思っていました。
そしてフェブラリーステークスの際、ダートは重馬場にもなりましたし、上りのかからない競馬ができる下地は整ったということです。
これは中京のダートの馬場より東京の方が速い馬場になり、その上重馬場となったことから、より好走にも結び付きました。
実際に的中していますから当時の予想が必要な方は、フェブラリーステークス2022結果&馬体診断・優勝はカフェファラオからご覧ください。
ソダシの長く良い脚が使える強みはユーバーレーベンに勝った、2歳時の札幌で既に見せた結果から推測できたことです。
札幌は洋芝でタフですから上りがかかることも多いですし、他の競馬場が荒れ馬場になると洋芝経験が活きたりします。
馬場やコースの違いも乗り越えてソダシが強い競馬ができるのは、こうしたラップで勝てる事実から、証明されていたと言えるでしょう。
反動について
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これはいずれ結果をしっかり見て書きたいと思っていたことですが、はしくれはオークスもこのソダシが、問題なくやれると思いました。
敗因としては距離適性より差し優勢の馬場であったことや、何より桜花賞での反動が一番大きかったと思います。
このレースはレコードを記録する1分31秒1など、強敵相手に超速タイムで勝った負担の大きいものでした。
実際ハイレベルなこの世代でファインルージュもオークスで大敗(11着)、サトノレイナスもダービー参戦、5着という結果に終わりました。
特にライバルのサトノレイナスはその後走れず引退しましたし、桜花賞で無理をした上位馬は、その後軒並み負けてしまいました。
ただしこのあとソダシは札幌で札幌記念を制していますし、その時は海外GⅠを勝つラヴズオンリーユーを下しました。
距離はオークスでも問題ないとはしくれ個人は見ていましたから、札幌記念はパドック本命、見事優勝という結果でした。
◎1着→☆2着→▲3着→〇中止
ファインルージュも紫苑ステークスでオークスの後すぐに勝ちましたし、アカイトリノムスメも秋華賞で見事GⅠを奪取しています。
不良馬場や重馬場の経験後こういうことは良くあることですが、それだけスタミナを消費していた、タフな桜花賞ということでしょう。
こうしたレースはその後に一戦挟むと良くなることが多いので、このことも予想の足しになればと、事実としてお伝えしておきます。
まとめ
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