連覇。
降雨により締まった馬場になってレースレコードを記録するなかで、昨年より更にタイムを縮め、連覇達成を遂げたカフェファラオ。
東京のダートマイルを4戦無敗で駆け抜けたレースでしたが、粘るテイエムサウスダンを交わし、2馬身半差での圧勝でした。
3着には白毛で人気のあるソダシが巻き返しを見せましたが、そんなフェブラリーステークス2022の結果を回顧しましょう。
はしくれ
フェブラリーステークス2022着順
優勝馬カフェファラオ
2着馬テイエムサウスダン
3着馬ソダシ
フェブラリーステークス2022予想結果
本命◎カフェファラオ
対抗〇レッドルゼル
単穴▲ソダシ
特注☆テイエムサウスダン
買い目=ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=的中:ワイド1230円・1980円・3830円
パドックロード配信結果
☆2着→▲3着→◎6着→〇13着でした。
のりしお
はしくれ
のりしお
はしくれ
◎1着→☆2着→〇4着→▲14着
GⅢ小倉大賞典では本命馬からワンツーを抜擢
目次
フェブラリーステークス2022結果・馬体診断
優勝馬カフェファラオ
まず優勝馬カフェファラオです。
同馬は前年同様馬体が緩く見えるほど柔らかさが有り、筋肉の質では最高ですが、正直太目なのが疑問でした。馬体重もプラス6kgですし、下腹もやはりぽっこりしていて、これでも来るかとコース適性に非常に驚かされた結果です。
この仕上がりでこれまでも臨んで結果が出ていなかった馬ですし、東京ダートマイルの限定で走ってくる特殊な存在です。そこまでコース適性を気にして選ぶことは殆んどありませんが、これからはこの舞台に出るときは常に意識せねばならないでしょう。
2着馬テイエムサウスダン
2着馬はテイエムサウスダンです。
同馬は前走時は選出外、今回は4番手評価ですが、前走時より締まりが増してきて買える仕上がりに上昇しました。既視感のある馬体でもあるためここでは必要と思いましたが、これは2年前優勝しているモズアスコットに通じるものです。
どうでしょう。似てると思いませんか?
どちらもやや腹袋を保持してトモが大きく張り出しているので、体型的にはやや前のめりでボリューム感に秀でた馬体です。パドックではこうした記憶力も非常に役に立ってくれますから、名馬を見て引き出しを増やすのは相馬の醍醐味とも言えるでしょう。
3着馬ソダシ
3着馬はソダシです。
同馬は毎回ダートがどうとか、距離がどうとか言われてはいますが、当ブログは常に問題ないと言い切って的中をしてきました。これは馬体を良く分かりもせずに不安を煽る人の思考により、予想する側が惑わされてるとプロの相馬師としては遺憾です。
非常に均整のとれた馬体で白毛でなくても美しいですし、筋肉も柔らかく仕上げてきて張りもありハイレベルな馬体です。確かに長距離よりは中距離かマイルが合う馬体とは言えますが、スピード優勢のタイプでもあり、このあたり馬場次第と言えましょう。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
フェブラリーステークス2022結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は既に木曜の夜に予想自体は出来ていたのですが、一応枠順確定を待って、金曜の午前に公開でした。データ予想が当たりやすいことは馬場状態から明らかでしたが、パドックでも2頭は来ましたから、善戦できたのではと思います。
やはりワイドはこのような結果で的中の重複もありますから、破壊力と安定感の面で競馬を楽しみやすい馬券です。これからも多用することでしょうが単複なども上手く散りばめつつ、楽しんで的中ができるように努めて参りたいと思います(ワイド馬券は難しい?儲からない?)。
のりしお
はしくれ
騎手のコメント
1着福永祐一騎手・・・「レース前に堀調教師と打ち合わせした通りに行きました。スタートに注意しました。3~4番手で良いポジションで進めることができましたし、直線では僕が遊ばれないよう、気を付けて乗りました。復帰していない段階から依頼をいただいていましたから、信頼に応えたいという気持ちが強かったです。今日はいい仕事ができたと思います」
2着飯田雄三調教師・・・「千六ももつことが分かり、選択肢が広がったと思います」
3着吉田隼人騎手・・・「半信半疑でしたが、ダートでもやれると分かりました。枠も良かったですし、キックバックもなく、我慢してくれました」
3着須貝尚介調教師・・・「芝・ダート共に選択肢が増えて、今後が楽しみです」
のりしお
はしくれ
フェブラリーステークス2022結果データ
勝ちタイム=1分33秒8(重・レースレコード。コースレコードタイ)
前半800m通過=46秒8
ペース=ミドルハイペース(0秒2差:前後半800m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒3(最速)
レース上がり3ハロン=34秒6
4角通過順=3→1→2番手
おわりに
今回は3番手を追走で上り最速で最後抜け出した、カフェファラオがあまりにも強烈で、他馬には出番のないレースでした。これほど強烈にコースに向いた走りをする馬もまた稀ですが、馬体的にもまだ若さが見られ、来年も楽しみな存在です。
逆に言えば来年にならないとこの舞台は来ないとも言えますし、カフェファラオとしては今後どうしてやっていくのか難しいはずです。安田記念に行く手もありますし、とはいえダートの方が向きそうで、悩ましい選択をする同馬の挑戦を注視したいところです。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。
はしくれ
のりしお