はしくれ
今週日曜はオークス2021が発走となりますが、ここでは無敗の2冠目を狙うソダシが注目されるところです。
距離適性が疑問視されるなど様々な憶測も聞かれますが、個人的には適性の範囲と見られる馬体にあると思います。
それより追い切りが好内容か、この点が気になるところでしたが、オークス2021の調教診断を実施して参ります。
目次
オークス2021調教診断・上位3頭を選出
調教1位:ステラリア
<栗東 CW 稍重 85.6-68.0-52.5-38.9-12.2 馬なり>
今回1位に選出したのはステラリアと致しました。
同馬は週中のコラムでもある過去傾向から精査して見ると、勝機が見出せる存在でもあり急浮上してきた上り馬です。忘れな草賞勝利は重馬場の可能性もはらむ当日には、スタミナ面からより優位に立つ1勝と言えるかもしれません。オークス2021過去10年の傾向とイチオシ
今回の追い切りでは長めから時計を出して軽快に駆け抜け、時計の出にくい栗東ウッドでラスト12秒2としてきました。全体時計が遅かったことは全く問題ないところですし、徐々にタイムを伸ばす調教にも好感を持つところとなりました。
1週前良馬場でしっかりとタイムを出しラストも鋭く切れ、やや強めの内容で1ハロン11秒5を計時しています。一杯に追っても出るかどうかは分からないタイムを出していますし、疲労の残らない過程ですから調教1位評価と致します。
調教2位:アカイトリノムスメ
<美浦 南W 稍重 68.4-52.4-38.0-12.9 ほぼ馬なり>
調教2位はアカイトリノムスメです。
同馬は母馬にアパパネを持つオークス馬由来の血統ですが、そのアパパネこそ稍重の中で勝利を手に入れた3冠馬です。GⅠ史上初の記録となる同着となった一戦でしたが、そのレースについては当ブログもコラム中で回顧したほどでした(え?何このレース…はしくれ厳選凄い重賞レース5選)。
そんな母を持つアカイトリノムスメの追い切り内容も良好で、ほぼ馬なりで稍重のウッドを68秒4の時計です。時計自体は特別に速いというわけではない記録なのですが、同馬は2週連続で殆んど追うことなくタイムを出しています。
馬場が先週より悪い中でもパフォーマンスがほぼ変わりませんし、それは上昇を意味するところと捉えて2番手に推すところです。当日がタフな競馬になるため疲労度が響くと思われますし、順調な調整過程を見せる好内容を上位評価します。
調教3位:ソダシ
<栗東 坂路 稍重 54.7-39.5-25.3-12.3 馬なり>
最後はソダシです。
先に明言せねばなりませんが、はしくれはソダシのファンであるため、多少評価が高い可能性も否めないことはないと思います。今回の調教では前走の桜花賞の際と比べてみると、唸る手応えはやや鳴りを潜め、坦々としたものに映りました。
それでも3位評価としましたが、このあたりは追い切りの内容や、ソダシの臨戦過程と結果を踏まえて選出を致しています。特に今週の追い切りの馬場で栗東坂路は時計が出にくく、直前の54秒7でも遅くはないだろうと考えます。
このあたり上位評価と取るかは予想家により分かれることですが、前走でも1週前に強く追って直前は軽めで来ました。内容としては変わりないですし、手応えは上々と言えますから、実力発揮に支障なしと見て調教3位評価と致します。
オークス2021調教診断・おわりに
はしくれ
のりしお
はしくれ
のりしお
☆1着→〇2着→▲12着→◎13着
はしくれ
のりしお
はしくれ
*オークス2021もパドックロードの配信を致します。プロの相馬師による相馬眼に今週もぜひご注目ください
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