平安ステークス2021調教診断・上位３頭を選出

今週末はオークス開催の番組構成となっていますが、土曜日は中京競馬場にて平安ステークスが発走です。

ここは前走人気で敗戦のアメリカンシードが気になりますが、追い切りでは多少追われ過ぎかと思われる印象も残りました。

そこで他に３頭を選出し馬券を検討していくところの、平安ステークス2021の調教を診断致します。

平安ステークス2021調教診断・上位３頭を選出

調教１位：マルシュロレーヌ

＜栗東 坂路 稍重 54.0-39.2-25.4-12.2 馬なり＞

今回１位に選出したのはマルシュロレーヌと致しました。

同馬は本命候補と位置づけ週中も予想しているのですが、過去傾向からも追い風があり、牝馬でも主役の一頭でしょう。差し脚鋭い牝馬の切れには圧巻の印象も残りますが、同馬はそのキャラクターそのままにラスト１２秒２としてきました。平安ステークス2021過去１０年の傾向とイチオシ

１週前に強い負荷のかかる調教で好タイムを記録して、栗東ウッドで５０秒２の４ハロンで１２秒４でフィニッシュ。これを一杯に追ったわけでなく、やや強めで記録してきましたし、３頭併せでもダレることなく堂々とした走りを見せました。

これだけのタイムを軽々と出す同馬の馬体面も旬と見られ、状態的にはこれ以上がない状態なのではと思っています。追い切りで軽めに終えられたのも非常に好感を持つ内容で、実力発揮に支障なしと見て調教１位に抜擢します。

調教２位：ペオース

＜栗東 CW 稍重 80.5-64.4-49.9-37.0-11.9 ほぼ馬なり＞

調教２位はペオースです。

同馬は人気に推されて連続凡走で難しさを見せますが、調教内容は特筆もので素晴らしい時計を出してきました。稍重馬場の栗東のウッドで６ハロン８０秒５となれば、一杯に追ったところで出るかは確証を持てない時計面です。

それを馬場のやや外目を回って騎手が少し手綱を出しただけで、パワフルな加速を見せてダダッと真っすぐに駆け抜ける動きでした。馬体面もふっくらと張っていてパワータイプに見せる馬体ですし、中京競馬場は合うと見られ、この点も楽しみが広がります。

これだけの時計をマークしながら最後も１１秒９と伸ばし、切れ味、スタミナどちらをとっても買いたい要素を感じる馬です。連敗こそ目立つ戦績ですが、調教内容が直結すれば、あっさり巻き返して不思議の無い実力があるのではと思います。

調教３位：ロードブレス

＜栗東 CW 稍重 71.3-55.5-40.9-12.3 ほぼ馬なり＞

最後はロードブレスです。

同馬は前走のアンタレスステークスでは３着に入着して、重賞勝ち馬の地力の高さを見せつける一戦となりました。非常に逞しい馬体面から期待馬に選出致しましたが、目下充実度合いが上昇し、今回も楽しみな一頭です。平安ステークス2021・今週の期待馬体

そして追い切りを見ると稍重の馬場で時計は伸びてはいませんが、無理をさせずに終いだけ伸ばして、息をつくったのは好感でした。ライバルがやや急仕上げ気味かと思われるような状況ですから、地力に頼る調教というのも悪くはないのではと思われます。

今回も５８ｋｇを背負い実績からハンデ据え置きですが、これ自体はあまり傾向的に気になる要素とはなっていません。前走でやや太目に見えていた胴回りも絞れてくるでしょうし、左回りも良い戦績なので調教以上も見込めるでしょう。

平安ステークス2021調教診断・おわりに

＊平安ステークス2021パドックロードも配信します。プロの相馬師による相馬眼に今週もぜひご注目ください

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〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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