NHKマイルカップ2021調教診断・上位3頭を選出

はしくれ

こんにちは、はしくれです

今週のメインレースはGⅠNHKマイルカップ2021が発走となるのですが、このレースには各前哨戦の勝利馬が集うレースとなります。

怪我が少なく離脱馬の少ない開催が可能だったことによる、GⅠらしい豪華なメンバーで争われる一戦となりました。

各馬順調な調教を見せた今回の最終追い切りですが、NHKマイルカップ2021の診断に参りましょう。

NHKマイルカップ2021調教診断・上位3頭を選出

調教1位:タイムトゥヘヴン

<美浦 南W 良 66.0-50.6-37.3-12.5 ほぼ馬なり>

今回1位に選出したのはタイムトゥヘヴンと致しました。

同馬はその父にロードカナロア、母にキストゥヘヴンの血統で、マイル適性は血統面から保証されていた高素質馬です。前走のニュージーランドトロフィーでは初のマイルを2着好走、ある意味血統通りの走りでGⅠに駒を進めてきました。

今回のウッド50秒6のラスト12秒5という時計は、ほぼ馬なりで出されたものですし、間違いなく好調と見ています。全体時計からしても前走、ニュージーランドトロフィーの際より、着実にタイムを伸ばしましたし、一段と逞しさを増しました。

それが攻め馬の馬体から見てもはっきりと確認できるほど良く、トモや腹部の張りも皮膚が薄くぴっちりとしているのを感じます。マイル路線へ目先を切り替えてある種「減量苦」がなかったことが、同馬のパワーアップになったかと予想する一番手抜擢です。

調教2位:バスラットレオン

<栗東 坂路 良 56.6-41.2-26.6-12.6 馬なり>

調教2位はバスラットレオンです。

同馬は先述のタイムトゥヘヴンと前走同じレースを走り、5馬身差をつける走りを見せて驚くような勝ち方をしました。その中身も上がり最速であり、逃げて優勝という結果からも、この前走からの出走馬にはそうそう捉まらないところでしょう。

そんな同馬の最終追い切りは坂路を馬なりで流す形で、4ハロン56秒6でのラスト12秒6フィニッシュです。時計を見れば強気に推せるほど速いタイムではないと言えますが、直前強めも辞さない矢作調教師にしては流してきました。

これは1週前の調教での坂路50秒5の猛時計を、強めで出した納得感からと、折り合いの懸念を消すためでしょう。追い切りとはいえ馬なりで流す形は良くあることと言えますし、この余裕がむしろ同陣営の信頼の裏返しと見ています。

調教3位:ホウオウアマゾン

<栗東 坂路 良 53.6-38.8-25.0-12.4 ほぼ馬なり>

最後はホウオウアマゾンです。

同馬は前走アーリントンカップで朝日杯敗戦の結果を、見事覆して堂々と1位入線で駆け抜けて行きました。その前走では馬体面からも上昇を感じたところでしたが、今回の調教でも特段の変化はなく良さそうなつくりです。

そんな同馬の先週の調教内容は速い時計をマークし、不良のウッドを4ハロンタイム50秒1で駆けて行きました。7ハロンでも80秒を切る速いタイムを記録していますし、ここまでの負荷をかけてきたことは、勝負の意気込みからと言えましょう。

特にこの点は同馬が前走、弱いところを克服した上で、更に負荷をかけても耐えられる状態にあることを物語ります。馬体も前走で仕上がっていて、更にこの負荷をかけて来ましたから、直前軽めでのこのタイムなら十分勝負になるところでしょう。

NHKマイルカップ2021調教診断・おわりに

はしくれ

なんだかんだ矢作厩舎の馬を2頭選出という結果になり
やはりライオンにホウホウとくれば逆らうことはできませんでしたか

のりしお

はしくれ

だからレオンだってば…
はしくれさんは上位3頭とも前走で印を付けています

のりしお

▲1着→◎2着→〇4着→☆9着

◎1着→〇4着→▲11着→☆13着

はしくれ

ありがたいよね
ライオンがホウオウに乗って天国から夢を届けてくれますよう…

のりしお

はしくれ

どんどん競馬っぽくなくなるな…

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