本命。
最も勝つ確率が高いと思われる馬につける予想印で、頂上決戦であるGⅠは特別な評価を示す存在。それこそ昨年3冠馬になりアーモンドアイの2着としている、コントレイルに相応しい印と断を下す一戦となりました。
その馬体のバランスは新しい時代を予感させてくれるような、真っ青な空へと突き抜けていくコントレイル(飛行機雲)の名の通りなのです。きっとこれからもその父譲りの飛ぶような走りが見られるはずで、強力メンバー相手だとしてもブレることはないと予想しました。
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はしくれ
大阪杯2021予想・印&買い目
本命◎コントレイル
対抗〇サリオス
単穴▲レイパパレ
特注☆グランアレグリア
買い目=3連単フォーメーション各100円
◎→〇▲→〇▲☆(4点)
〇→◎→▲☆(2点)
計600円。
〇1着→◎2着→☆12着→▲17着
◎2着→〇3着→☆6着→▲12着
*GⅠ高松宮記念本線ワンツー、土曜ダービー卿本線ツースリー。
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目次
大阪杯2021予想
本命◎コントレイル
本命◎はコントレイルです。
同馬は昨年引退レースを飾ったアーモンドアイの2着で、ジャパンカップでも力走を見せた無敗の3冠達成馬です。先述の通りうっとりするほど素晴らしいバランスを見せる馬で、馬格は大きくは見せないものの体幹の良さはずば抜けています。
それでいて表現し得ないほどの独特のオーラをまとう馬体で、特に日本ダービーの際には究極の仕上げを見せていました。ジャパンカップでも日本最強のアーモンドアイの2着でしたから、デビュー以来初黒星といえどむしろ誇れるくらいのものでした。
矢作調教師が菊花賞後に長距離は2度と使わないと言い、激戦を制したあとのレースで2着ならむしろ素晴らしいでしょう。これは回復度合いから言っても余程能力が高くない限り、不可能な業と言って良いもので心底凄い馬と思いました。馬体の見方を伝説のジャパンカップ出走馬から解説
そんな同馬は今週追い切りで好調教を消化したのですが、ここのところ時計を出す度に素晴らしいタイムを刻んでいます。坂路で追えば50秒6での走破でラストも12秒3と、これをほぼ馬なりで出しますから調子は良いと見ていいところです。大阪杯2021調教診断・上位3頭を選出
更に休養明けも実績から何も問題にならないばかりか、距離短縮で得意の中距離に戻って大一番を迎えます。一時雨予報も皐月賞時は稍重馬場をこなしていますから、むしろこれも優位に立つくらいの要素と割り切って良い馬でしょう。大阪杯2021過去10年の傾向とイチオシ
あとは展開次第となりますが豊富なスタミナを兼備しており、ペースが速くても折り合い面や末脚が鈍ることはないでしょう。抜け出す速い脚もありますから好タイムが出やすい今の馬場で、存分に力を発揮できると見て大本命に推薦します。
対抗〇サリオス
対抗〇にはサリオスです。
同馬は鋼のような肉体と大柄な馬体もさることながら、柔軟性を保持したスピードの高い好馬体を誇っています。日本ダービーの際は同馬も最高の仕上がりにありましたが、次世代の馬体を持つライバルに届かず2着と完敗しました。
それでも元々はマイラーだった同馬が距離を伸ばして使う度、腹周りが絞れてシャープになりスタミナが増したのは驚愕です。ここまで適性面を考えて馬体をつくり込んで来られるのは、堀調教師の素晴らしい腕と同馬の環境によるものでしょう。
前走マイルチャンピオンシップはこうしたシェイプアップから離れて、幅が活かせると思ったのですがそれが裏目に出た感の敗戦。5着は多少緩い仕上げだった影響を感じたところでしたし、この時はデータ予想本命も、パドックでは対抗評価でした。
◎1着→▲2着→☆3着→〇5着で3着以内独占の結果となったのですが、完璧な仕上がりを誇っていたライバルには及ばないものでした。コントレイルと違って同馬には大柄な馬格があるわけですが、これがかえってカテゴリーの違うレース調整を難しくします。マイルチャンピオンシップ2020結果・優勝はグランアレグリア
トップレベルのレースを繰り返し使うだけでも厳しいことですが、サリオスは距離を伸ばした後から今度は短くしたりしています。これで5着なら十分なほどの結果を残していると見えますし、今度は仕切り直しの一戦で皐月賞2着と同じ距離です。
パワーとスピードを兼備していて幅のある同馬に合う馬場である、阪神競馬場は馬体的に逆転の可能性が残ります。そのうえ追い切りも上位でしたし速いタイムの出る今の馬場での、松山騎手に乗り替わりも含め再出発に期待をしています。
単穴▲レイパパレ
単穴▲はレイパパレです。
同馬は牝馬らしい腹周りがきっちり絞れたつくりをしていて、いかにも切れとスピードを兼備のしっかしと張ったトモをしています。走る牝馬の典型とも言える腰周りのしっかりした感じや、無駄肉のない優美な全体は一見して見惚れる馬体です。
そんな同馬の前走は重賞チャレンジカップの一戦でしたが、ここでも古馬の牡馬陣を蹴散らしあっさりと優勝を攫いました。このときは2着に来たブラヴァスも好仕上がりにあったものですから、ハンデ差が3kgあったとはいえ、見事な勝利と言って良いでしょう。
〇1着→◎2着→▲3着→☆5着という結果でパドックでも高評価が可能で、古馬牡馬に混じっての結果なので最早一流の予感もしました。馬格が求められることの多い阪神競馬場での結果には、同馬が小柄でも劣らぬものを持っていることを示しています。
今回本命のコントレイルが前走で無敗馬ではなくなって、無敗馬は少なくなったのですが同馬は未だに継続中です。同期のデアリングタクトも同じジャパンカップを3着としていて、同世代の馬としては同馬が一際目立つところと言えましょう。
そんな同馬は追い切りで今週一気に勢いをつけた感じで、先週からの上昇も顕著な状態にあると判断しました。ギベオンが取り消して展開では同馬が鍵を握るところですし、川田騎手との連戦となるなら最後まで抵抗を見せるでしょう。
スローペースになればハンデ差からより優位な位置取りになりますし、絡んで来そうな馬もいないので楽逃げが打てても不思議ないです。2000mは前走勝利し休み明けも苦にしない馬なので、十分3強に割って入っておかしくない存在と言えましょう。
特注☆グランアレグリア
特注☆はグランアレグリアです。
同馬は元々馬体から見ると短距離が合う馬に見えましたが、スプリンターズステークスを制し、その力を存分に見せました。マイルチャンピオンシップもあっさりインディチャンプを交わしにかかって、並ぶ間もなく差し切っていたのは圧巻というほかにはありません。
ディープインパクト産駒の牝馬で珍しいほど筋肉が豊富で、優美というよりマッチョ体型なボディビルダーのような馬体です。男勝りという言葉がピタリ当てはまるような目立つ肉体で、この点が中距離を走るうえでどのようになるかが注目でしょう。
率直に言って予想時点では2000mは同馬には長く、その馬体を当日に見るまでは適性面に不安は残ります。これを名調教師の藤沢和雄師がどのように仕上げてくるか、非常に楽しみな一戦ですし、そのマジックに集中をしましょう。
とはいえこの馬体面を入れても同馬の表すパフォーマンスから、抜きん出たものを持っていることは全く疑いようがありません。突き抜けてもおかしくないところで遠征も苦にしない牝馬ですし、阪神の馬場は同馬にとっても適性の高い馬場となるでしょう。
ペース的にもスローペースになりスタミナのロスが抑えられますし、あとは馬場ですが「一時雨」ならばそこまで馬場も渋らないはずです。さすがに降り方は読めませんからこれは当日次第となりますが、稍重馬場では安田記念時にアーモンドアイを撃破しています。
2歳時から規格外の馬体でファンをワクワクさせてくれる馬で、こちらが思うような適性にはないことも十分有り得るでしょう。それを試す一戦を選ぶのもチャレンジャー精神を感じますし、その意気を思えば無印になど到底できない馬と言えましょう。グランアレグリア―馬体の殿堂(6)
買い目
今回ははしくれも挑戦して3連単を買っていくのですが、その決意はやはりコントレイルの能力を買っているからなのです。馬体面も次世代を思わせるこれまでにないバランスをしていて、これを一言で表せませんがこれは同馬だけの馬体なのです。
そしてライバルのサリオスにしても非常に稀な次元にある馬で、この2頭がしのぎを削ることは競馬界にとって良い刺激です。そして逆転のチャンスがないとも思えないくらいの馬体ですから、堀調教師の手腕も含めて逆転の目も考えておきます。
過去の予想結果
またこちらからは大阪杯の過去の結果を掲載して参ります。ご必要な方はリンクから結果をどうぞご覧になって下さい。
2020年優勝馬ラッキーライラック
2019年優勝馬アルアイン
2018年優勝馬スワーヴリチャード
2017年優勝馬キタサンブラック
当日のパドック予想
ついに始まったGⅠ戦線に期待の持てる結果を提示し、4月度へと駆け上がる勢いの先週の高松宮記念。本線ワンツーを相馬眼にてピシャリと判断できていることは、その力に偽りがないことを証明できたのではと思います。
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はしくれ
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のりしお
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大阪杯2021は4月4日(日曜日)、阪神競馬場第11レース15時40分発走予定です。