パドックの見方、お教えします!

 

「パドックの見方が分からない」

「どこから見れば良いの?」

 

雨の日も風の日も

そして雷の日も

パドックに明け暮れてきたはしくれ

 

今でこそ的中を積み重ねて

プロとして活動するはしくれも

以前はパドックで当てることなど

これっぽっちもできませんでした。

 

「どの馬も同じに見える」

と言えば

笑われたこともあるくらいですが

見方のコツを習得するまでは

長い道のりを歩んできました。

 

独学で学びたいと思っても

本には詳しく載っていないうえ

パドックだけで勝つことを主題に

作られた本もありませんでした。

 

「パドックの見方を学んでみたい」

「パドックで勝てる自分になりたい―」

 

勝つことが可能になった今でも

その気持ちを忘れたりはしません。

 

そこでここでははしくれと同様

パドックで勝ちたいあなたのために

はしくれ流パドック術の極意

を無料で公開して参ります。

 

プロとして予想を配信しつつ

実績を挙げ続けるはしくれが

パドックで当てる為のヒント

を詰め込んで参ります。

 

ぜひじっくりご覧いただきながら

お役立て下されば幸いです。

 

それでは早速、参りましょう!

パドックの見方、お教えします!

①最重要なのは馬の「バランス」

 

 

パドックの見方を学ぶうえでは

絶対に欠かせない大事なこと・・・

それは「馬体のバランス」です。

 

パドックは馬体の総合力

常に問われるところとなりますが

まず最も気をつけるべきことは

「馬体のバランス」

これに尽きます。

 

実ははしくれのパドックの師匠は

恥ずかしながら妻なのですが

その師匠である妻も一番に

「馬体のバランス」

を上げていますし

 

独自の視点を得ることができた

現在のはしくれにとっても

「馬体のバランス」こそが一番

と確信を持って言えるところです。

 

この説は今最も有名な

個人馬主の一人となっている

元メジャーリーガーの佐々木主浩氏

も支持している事実ですが

 

数ある競走馬のなかで特に

このバランスに秀でていた馬が

2018年に引退した

画像のサトノダイヤモンド(馬主は里見治氏)

でした。

 

 

同馬を初めて知ったはしくれは

大きな衝撃に見舞われました。

 

この体型こそはまさに長年

はしくれが求めたサラブレッドの

究極の体型を具現化した

奇跡の馬だと思ったからです。

 

このサトノダイヤモンドの馬体は

地面と馬体が平行な事と

均整が取れた肉付きな事が

バランスが良い

と言える所以です。

 

繰り返しますがこの点が特に

最重要項目

となります。

 

時にはバランスが良くない馬が

1着になることも有るのですが

予想の的中を狙うのならば

まずはここからがスタート

です。

 

ここを押さえたら

次に重要なポイント

を押さえて参りますので

「バランス」

を踏まえながら二番目の

要素を確認して参りましょう。

 

②馬体の「厚み」

 

 

「競馬はブラッドスポーツである」

と言われて久しいところなのですが

競走馬は改良されるにつれ

ある要素

が少しずつ増しました。

 

それは・・・

馬体の「厚み」

です。

 

これは横浜の根岸にある

競馬博物館で学べますが

競走馬はスピードを増す度に

馬体の厚みも増してきた

のです。

 

ただし馬体の厚みさえあるなら

なんでも良いというわけではなくて

あくまで

馬体のメリハリがある

ということが重要になってきます。

 

これを頭に入れておかなくては

選び抜く事はできません。

 

そこでもう一度同馬の画像を

じっくりとご覧になってください。

 

 

どうでしょう。

 

お腹がきっちりと絞れた上で

肩と尻が張り出している

のです。

 

これこそが

馬体の「厚み」

を知るうえで

重要なポイントとなります。

 

これは人間に例えるならば

スーパーモデルの体型

でしょう。

 

このように

ボン、キュッ、ボンと張り出し

厚みのある体型が理想

です。

 

③「胴体を中心に、無心で見る」

 

 

そして次の項目になりますが

これは馬体の良し悪しではなくて

見るときに注意すべきところ

です。

 

「パドックの見方」

のタイトル通り

ここが見方の核心

なのですが

作業としてはこれが一番、難しい作業

になることでしょう。

 

それというのも

「無心で胴体を中心に見る」

ことが大事なのです。

 

これは普段左脳派の方々に

非常に難しい問題

と言え

完全に右脳に頼る作業

を遂行していかねばなりません。

 

そういう意味でははしくれの妻は

女性であるがゆえに最初の日も

パドックで的中を連発した

のかも知れないなと思っています。

 

無心で全頭をただひたすらに

見比べていくことができなければ

「パドックでの成功」

を狙うのは

厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 

この見方が習得できるまでに

はしくれは月日を重ねましたが

近年ようやくこの域に入り

成績が伸びるようになりました。

 

馬を見るときに考えていると

大抵はロクなことになりません。

無心を貫きましょう。

 

そして最後に

第4のポイント

を紹介したいと思います。

 

④「ツヤ」

 

 

これは色々と説がありますが

ぱっと見たときに馬の表面が

ぴかぴかと光を放っていれば合格点

と言って良いでしょう。

 

大抵の馬はそもそも毛ヅヤが

悪くはない生き物でもあるため

余程ツヤがないか逆に光が

より強ければ焦点になります。

 

ポイント①~③を通して

何頭かで迷った場合はこの

「ツヤを決め手」

にするのが得策と

最後にお伝えしておきましょう。

 

以上が

はしくれ流パドック術の基本であり極意

です。

まとめるとこうです。

 

1.馬体のバランスを最重視する

(地面と平行かどうか、全体に均整が取れているか)

2.馬体の厚みを重視する

(幅が有って、モデル体型)

3.無心で馬体を見る

(右脳を使う意識で)

4.迷ったら、ツヤで決める

(最後の決め手に)

 

という具合です。

 

特に

①、②、④が揃っていれば

馬体が好仕上がり

と言えますし

③の部分は自分自身との戦い

と言える部分です。

 

またはしくれは

これ以外の要素は

枝葉末節に過ぎない

と思っています。

 

パドックの見方については諸説

あるのも当然とは思いますが

それらは混乱を招くばかりで

極意の習得の邪魔

になります。

 

まずは基本を理解することから。

そこからがスタートだと思います。

 

この理論は迷いが生じたとき

いつもはしくれを支えてくれます。

それだけに基本でもあり極意で

着実な推進力になります。

 

パドックはレース開始直前の

最も生きた、生の情報

です。

パドックを研究すれば

「競馬の収支改善」

も叶うことでしょう。

 

データ予想が向いていない方や

ただ馬だけを見て勝ちたい方・・・

動機はそれぞれかと思いますが

是非パドックをご覧になる際は

この方法をお役立て下さい。

 

繰り返しますがこの相馬法は

はしくれ流パドック術の基本であり極意

です。

 

本当は秘密にしたいのですが

それだけに

本当に価値の有る情報

であると確信しています。

 

これからも当ブログは

競馬の収支改善

に努めて参ります。

 

どうぞお付き合い下さいますよう

よろしくお願い申し上げます。

 

また

更に詳しくパドックの見方を知りたい

というご要望に応え

以下のような記事も当ブログでは

複数用意しています。

 

そのリンクと記事の紹介文を

一緒に掲載しておきますので

知りたいことや見返したいことは

いつ何時でもご覧ください。

 

またこのページを見返す際には

お手を煩わせることのないよう

ブックマークして使われることを

お薦めしたいと思います。

 

パドックコラム別リンク解説

 

①パドックを学ぶときの注意点は

競馬に勝ちたい

検証がおろそかな他の理論と

実績あるはしくれは違います。

浅薄な理論に注意するよう

ご一読いただきたいコラムです。

 

②パドックの弱点については

パドックでは分からない3つのこと

パドックには利点が多いですが

予測できないこともまたあります。

弱点を知ることで相馬眼を

更にクリアに磨いていきましょう。

 

③雨の日の注意点は

雨の日のパドック―こんなところに注意

雨の日のパドックではトラブルが

普段より多く見受けられますが

その中で冷静に臨むために

覚えておきたい事を記します。

 

④馬体から距離適性を見抜く方法は

距離適性とは?見極め方法を伝授します!

未知の距離の適性の見極めに

パドックは大いに役に立ちます。

はしくれ自身は見方を鍛えて

データは気にならなくなりました。

 

⑤「トモ」の見方については

トモの張りから分かること

競走馬の推進力を担う

「トモ」の張りや見方を解説した

実際のパドックで撮影した

仕上がりを解説するコラムです。

 

⑥「ガレ気味」の状態については

「ガレ気味」の仕上げについて

細化した仕上がりは危険です。

うっかり手を出してしまわないよう

実際の仕上げから学びましょう。

ギリギリのラインを見極めるため

詳細を解説したコラムです。

 

⑦良好な「気合乗り」については

ツル頸(くび)は好調のサイン!?

枝葉末節とは述べていますが

+αをもたらす「気合い」

中でもはしくれが役立てている

「ツル頸」についての見分け方です。

 

⑧「入れ込み」の実際とポイント

入れ込みがキツイと競馬にならない?

パドックの見方と言えば必ず

取り沙汰されるのが「入れ込み」ですが

はしくれはこの点についてあまり

重視していないのが本当です。

なぜそのような思考になるのかを

論拠を掘り下げてお話しします。

 

⑨当たらないときに振り返るべきこと

パドック予想が当たらない―修正は必要?

見る目が無いから不的中なのか

それとも別に要因があるのか。

技術を確立する段階では

試行錯誤はつきものです。

パドックの見方の修正前に

見直したい事柄をまとめます。

 

⑩相馬眼の上達を効率化するには

相馬眼を効率的に鍛えて収支改善する方法

日本競馬の現状に合わせ

相馬眼を鍛える方法です。

昔からこれを知っていたらな・・・

と思いながら記したコラムです。

 

⑪相馬眼を上達するのに役立つツールは

パドックを見たい方、鍛えたい方の強い味方

平日でもパドックが見られる。

しかも無料で!?

発見した時は衝撃だった

無料動画サイトの紹介です。

 

⑫そもそもパドックが初めてという方は

パドック初心者のために

競馬場に訪れてみてまずは

パドックを見てみようかという時

どんな風にアプローチするべきか

はしくれから提案を致します。

 

⑬簡単で楽しいパドックの見方は

分かりやすいパドックでの勝負気配

これなら初心者でも簡単!

というコラムを用意しておきました。

馬ではなく人を見てみるという

別の角度からのアプローチです。

 

⑭競走馬の色々な毛色については

競馬における「毛色の違い」とは

今更聞けない毛色の常識。

知れば話題が増えるかも・・・??

パドックでのひとときを楽しく。

 

⑮パドックの声・・・そこにあるドラマ

パドックってどんなところ?

はしくれはこと今に至るまでに

実に様々な「声」を聞きました。

そこには数々のドラマがあって

競馬に華を添えてもくれました。

そんなはしくれの聖地とも言える

パドックという場所の紹介です。

 

⑯馬体の殿堂

アーモンドアイ―馬体の殿堂(9)

名馬というより名仕上がり。

様々な条件で活躍した

競走馬の好仕上がりの時を

ここぞとばかりに掲載している

はしくれならではのカテゴリーです。

「こういう馬が走るのか」と分かる

貴重な資料のひとつとなります。

 

⑰はしくれの実績は

パドックだけで勝つ

2018年秋競馬重賞で

パドック本命馬が8連勝。

はしくれのパドックの見方により

挙げた実績を掲載中です。

2018年末までの

計39レースが対象です。

 

⑱パドックを極める

パドックを極める

パドックを極めることは可能か

プロとしてパドックに立ち続ける

はしくれが感じている事実を

伝えるためのコラムです。

 

⑲障害レースのパドックの見方は

障害レースのパドックの見方

元々はしくれのパドック歴は

障害レースがスタートでした。

レース数の少ない障害でも

様々なことが学べるのです。

そのまとめを紹介しています。

 

⑳伝説のジャパンカップ2020から見る馬体の見方は

馬体の見方を伝説のジャパンカップ出走馬から解説

パドック党として記念碑的な

ジャパンカップ2020の結果。

3着以内パーフェクト予想の

実際を解説して参ります。

 

㉑パドックのプロとは

はしくれはパドックのプロです。

パドックのプロとは何なのか。

有料予想を配信している

パドックのプロとしての考えや

予想家としての決意を著した

はしくれの個人的なコラムです。

 

㉒最低人気を連続的中、新馬戦を含めての実績は

最低人気を連続的中。パドックで鬼を味方につけよう

そもそも新馬戦は相馬眼がなくては太刀打ちできないものです。

実際にパドックで厳選した配信結果を公開しました。

相馬眼を鍛えると連続の最低人気的中も可能と

全くデータのない新馬戦で証明したコラムです。

 

また他にも当競馬ブログには

「パドックコラム」のカテゴリーがあり

そちらからも様々な情報を

いつでも好きにご覧いただけます。

 

週末の重賞予想回顧は

馬体診断も合わせて実施し

他の競馬ブログとは一線を画す内容

を心がけています。

 

楽しみも広がるところですので

ぜひご覧下されば幸いです。

 

パドックは競馬予想の武器です。

 

パドックの見方をあなたが覚え

競馬の収支改善

が成るよう―

はしくれは切に願っています。

9 COMMENTS

チェルシー

いつもブログ楽しく拝見させていただいております、チェルシーと申します。

1つご教授いただきたいのですが、私の嫁もパドックでバンバン穴馬を拾っています。
どこを見ていると聞くと、やはり特にという部分はなく、なんとなく雰囲気だそうです。

ただ1つだけ見る部分を絞れと言われれば、「パドックの外々を歩いているか」という答えでした。

はしくれさんは「パドックの外々を歩いている馬」に関しては、どういった見解をお持ちでしょうか?

差し支えなければ、是非ご意見を伺いたいと思い、コメントさせていただきました。

長文失礼いたしました。

返信する
はしくれ

チェルシーさん、いつもご覧下さいまして誠にありがとうございます(*^^*)

奥様は優れた相馬眼をお持ちなのですね!羨ましい限りです。チェルシーさんとはしくれは似た境遇にある仲間ですねw

はい、はしくれは昨年の京王杯スプリングカップ2018で、パドックの4番手に選んだムーンクエイクがこの大外を気持ち良く歩いていたことから的中させることができました。
この結果の記事をご覧いただけると見解の詳細がお分かりいただけると思いますが、この時の結果から外を回る馬により注意を払うようになりました。

ダート馬のサンライズソアなどは、パドックの内々をグルグル回る習性がありながら安定していますし、これだけで良し悪しを判断することははしくれにはあまりありません。

ですが、おそらく奥様は要素として目立つ部分を仰ったのだと思いますし、それ以外の全体も捉えられて発言なさっているのだと思います。
どうしても取り立ててどの要素かと問われると、そこにはそれぞれの方の嗜好が反映されてくるのがパドックです。
はしくれはバランスと張り重視なのでそこを中心に気になる要素を判断しています。

とっかかりさえ掴めていらっしゃるなら、目指すのは馬券的中のための馬選びですから、穴馬をバシバシ獲られている奥様一流の方法をぜひ尊重されて下さい(チェルシーさんなら既にそうされていることでしょうが…(^-^))

面白く、とてもありがたい話題をいただき嬉しく思っています。他にもございましたらご遠慮なくご質問下されば幸いです。

返信する
チェルシー

ご丁寧に返信してくださり、感激です!
とても参考になるご意見、本当にありがとうございました!

僕は主に血統を重視して予想しているのですが、この予想方法に馬体というファクターをミックスできないかと考えています。

ちょうど園田競馬場の近くに住んでいますので、時間があるときは出向いて、馬体をたくさん見ることから始めたいと思います。

今後も参考にさせてください!

返信する
はしくれ

チェルシーさん、こちらこそありがとうございます(*^^*)!
はしくれで良ければいつでもご質問下されば幸いです。答えられる範囲で答えさせていただきます。

予想ファクターのミックスはとても難しい命題だと思いますが、困難を乗り越えてチェルシーさんが新しい地平を開かれることを祈ります。

また、園田がお近くということで、楽しみの多いところだと思います。ダート馬が主流なので中央とは多少違いも感じるかもしれませんが、チェルシーさん一流の予想法を身につけて、より幸せに取り組まれて下さい。

お心遣いいただきまして誠にありがとうございました(*^^*)

返信する
レオン

コメント失礼致します。
シークレットオブパドックからきました。
質問させてください。
馬体と地面が平行というのがよくわからないのですが、歩くことでぐにゃぐにゃするようなのは良くないということでしょうか?
最近パドックをみはじめまして、的外れな質問かもしれませんがよろしくお願いします。

返信する
はしくれ

レオンさん、ありがとうございます!
はい、歩くことでぐにゃぐにゃするようなのは良くないです。
馬体の軸(体幹・馬体を真横から見たときの中心線)が一直線に見えるかどうか、地面と平行に見えるかどうかを見ていただきたいということです。
特に騎乗周では騎手が乗って背中が沈んでしまったり、やけにトモ高に映ったり、腰が落ちて体の軸に平行感がなくなることがあります。
これらの馬はあまり状態が良くない馬に多く見られますし、仕上がっていると腰がパンとして軸にブレのない仕上がりになります。
現在は馬質が高まってきてバランスの悪い馬は減ってきていますから、ぜひこの点に注意して見てみてください。

返信する
レオン

お返事ありがとうございます!
テレビやJRAアプリでパドック映像を観てるのですが、騎乗前だとゼッケンの名前が真っ直ぐ移動してるみたいな感覚であってますか?

返信する
はしくれ

はい!
まさにそういう感じです。
あとは場数が違和感となって教えてくれると思います。
レオンさんのご武運を祈ります(^^)

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