府中牝馬ステークス2022結果・優勝はイズジョーノキセキ

逆転劇。

人気のソダシが直線抜け出し、大歓声に沸いた府中ですが、最後外からソダシに併せつつ差したイズジョーノキセキが優勝。

先週以上に差しが利く馬場で先行馬に苦しい馬場でしたが、内も外より荒れた部分があり、難しい立ち回りになりました。

岩田騎手の推進力溢れる騎乗も気持ちの良いものでしたが、そんな府中牝馬ステークス2022の結果を回顧しましょう。

府中牝馬ステークス2022着順

優勝馬イズジョーノキセキ

２着馬ソダシ

３着馬アンドヴァラナウト

府中牝馬ステークス2022予想結果

本命◎ローザノワール

対抗〇ソダシ

単穴▲アブレイズ

特注☆シャドウディーヴァ

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝不的中

府中牝馬ステークス2022予想・本命はローザノワール

パドックロード配信結果

◎２着→〇４着→▲５着→☆１０着でした。

パドックロード（2022）１０月度会員募集＆前月度実績

◎１着→〇２着→▲４着→☆５着土曜東京新馬では４番人気本命からワンツー指名

府中牝馬ステークス2022結果・馬体診断

優勝馬イズジョーノキセキ

まず優勝馬イズジョーノキセキです。

同馬は非常に仕上がり良好、選出も迷った仕上げでしたが、他馬が気になり順列から最後、非選出で悔やむ配信でした。普段通りで無駄な肉がつかず、毛ヅヤもふわふわ見せていましたし、バランスもよく、特に悪い点は見られない仕上がりに思いました。

距離もこの距離はベストに思えるやや胴長な馬体に見えますし、難しい馬場がかえって同馬に向いた感も否めないところです。トモも張っていて充実しており、フロックと言えない仕上がりですし、次走GⅠを視野も十分に期待が持てる馬だと思います。

２着馬ソダシ

２着馬はソダシです。

同馬は毎回馬体を見るほど良い馬だと思う存在ですが、今回はGⅠでも勝てそうな、ふっくらと見せる好仕上げでした。同馬は大体ふっくらするより締まって見えることが多いですし、その点、多少余裕があったのも、この秋を思えば良かったでしょう。

お釣りがないとGⅠ戦線で厳しい戦いが待っていますし、何より今回展開利がなく、勝ったら強すぎる内容でした。実際強すぎる２着でしたが、それくらいのパフォーマンスができる、ハイレベルな仕上がりを見せてくれ、上々の発進だと言えましょう。

３着馬アンドヴァラナウト

３着馬はアンドヴァラナウトです。

同馬は非常にバランス良好、トモも張っていて強い馬ですが、何分発汗が気になったのと、大人しいかと思って切りました。馬体自体は出来ているのですが、良い時は毛ヅヤもピカピカなので、これがない限り相対評価で順列を付けると無印でした。

しかし馬体も万能型ですし、距離の融通も利きそうな上に、無駄なく絞れていることを見ても、好走したのも納得できます。良い時が分かりやすい馬だけに敢えて外した仕上げになりますが、上昇気配にある仕上げなので、次走も期待ができる馬でしょう。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

府中牝馬ステークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回はまず馬場が読めておらず反省すべきところと言えますが、タイムが出るのに差しが利くことや、インで差せることも驚きました。外差し馬場ならまだ分かりますが、レースによって内目も活かされて、且つ先行するのは苦しいなど、例年以上に馬場が読めません。

一週消化しこの結果なので益々読みにくいと思いますが、Aコースはしばらく続きますし、粘って当てられたらと思います。結果的にも外が良いと見えて実は内が良かったレースですし、枠的にも内枠馬優勢で、困惑する一戦となりました。

騎手のコメント

１着岩田康誠騎手・・・「初重賞制覇ですし、ようやくここまで来た感じです。ソダシの後ろに付けていたことで、直線は開くと思っていました。お世話になった馬主さんに勝利を届けられて嬉しいです」

２着吉田隼人騎手・・・「残り１ハロンで押し切れるかと思ったのですが、苦しくなったところを差されてしまいました。少し溜めて行きましたが、展開的にはアンラッキーでした」

３着福永祐一騎手・・・「最内が開くと思っていたので、狙っていました。雰囲気は良くなっていましたし、このまま入って欲しいです」

４着C.ルメール騎手・・・「切れる馬ではないですが、いい脚を使ってくれました。重賞を勝てそうな馬です」

府中牝馬ステークス2022結果データ

勝ちタイム＝１分４４秒５（良）

前半８００ｍ通過＝４６秒１

ペース＝ミドルハイペース（０秒５差：前後半８００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３３秒３（最速）

レース上がり３ハロン＝３４秒７

４コーナー通過順位＝１２→５→９

クッション値（当日午前７時）＝８，８（標準）

おわりに

今回は毎日王冠よりもタイムこそコンマ４秒差ですが、前半８００ｍ通過はコンマ１秒のハイペースでした。ローザノワールが出負けしたことが大きく影響した感じですが、きちんと控えたソダシの騎乗は冷静なものだったと思います。

高速馬場のようでいてその実、差ししか決まらない状態なので、距離延長のソダシは十分に力を見せてくれたと思います。むしろソダシでなければ馬圏内入着も危ういところでしたし、マークされての連対は十分、胸を張れる結果だと思います。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

◎１着→〇２着→☆５着→▲７着東京開幕重賞ワンツー

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