秋華賞2022結果・優勝はスタニングローズ

成長力。

前走紫苑ステークスの際は僅差も強い競馬を見せていた、スタニングローズが坂井騎手とのコンビで見事GⅠ初制覇。

人馬ともに充実の成長でライバル完封の競馬でしたが、スローペースに向いた気性面も好走の要因に思えました。

綿密に組まれたローテーションも勝因に思える一戦ですが、そんな秋華賞2022の結果を早速復習しましょう。

はしくれ

それではどうぞご覧ください

秋華賞2022着順

優勝馬スタニングローズ

2着馬ナミュール

3着馬スターズオンアース

秋華賞2022予想結果

本命◎スターズオンアース

対抗〇スタニングローズ

単穴▲ナミュール

特注☆アートハウス

買い目=馬連ボックス各100円、計600円

予想結果=的中:馬連990円

秋華賞2022予想・本命はスターズオンアース

パドックロード配信結果

▲1着→〇2着→◎3着→☆13着でした。

パドックロード(2022)10月度会員募集&前月度実績

見事3着以内独占です!おめでとうございます

のりしお

はしくれ

ありがとう!今回は上手くいった
早速馬体診断をしましょう

のりしお

はしくれ

よし来た!


◎1着→〇2着→▲4着→☆5着
土曜東京新馬戦では4番人気本命でワンツー

秋華賞2022結果・馬体診断

優勝馬スタニングローズ

まず優勝馬スタニングローズです。

同馬は前走と比べるとやや腹周りに余裕がありましたが、ボリューム感が十分な馬体で、幅が目立つ仕上がりにありました。これははしくれの極意から言って、外せない仕上がりにありましたし、更に拙著(「シークレットオブパドック」)で記している通り、評価せねばならない馬体でした。

堂々と歩き、首を長くして、落ち着いた雰囲気にありましたが、この気性面がスローペースでも折り合える要因になっています。優等生で牧場時代から手がかからないタイプということで、安定感を支える箇所として、覚えておきたい加点要素です。

2着馬ナミュール

2着馬はナミュールです。

同馬は今回最高と言える状態で出走してきましたが、それが毛ヅヤと皮膚の張りに見られ、筋肉がついて成長しました。騎手のコメントからも分かりますが20kgの増加は成長分、レイパパレに似た馬体をしており、このコースは得意と思われます。

レイパパレ。大阪杯2022(2着)時

高野厩舎のワンツーフィニッシュも同厩のレイパパレを糧にして、こうして結果を出せる背景が存在することが垣間見えます。牝馬は腹目が太く見えるより細いくらいが丁度良いですから、この点も含めスタミナ発揮に支障ない仕上げだと思いました。

3着馬スターズオンアース

3着馬はスターズオンアースです。

同馬は今回骨折明けからぶっつけ本番のレースでしたが、仕上がり良好、迷わず本命抜擢が可能なバランスでした。ちょっとうるさい仕草を見せていて、この点多少気にはなりましたが、休み明けに落ち込んでいるよりも良いと判断したパドックでした。

結果的に後手を踏んでしまったスタートに影響していましたが、それでも来るのは立派な馬体に詰まった筋肉の恩恵でしょう。瞬発力ある広いトモを持ち、阪神コースも合っていますから、フワフワの毛ヅヤ含め本命の抜擢に後悔ないものでした。

はしくれ

しかし結衣ちゃん、予想時に「気になる馬」として勝ち馬を挙げてたよね(秋華賞2022予想・本命はスターズオンアース
天才相馬師ここにありですねさすがは結衣さんです。ちなみに喋るポテチもここにあり

のりしお

はしくれ

分かった分かった…

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

秋華賞2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は秋華賞にありがちなハイペースにはならなかったことで、先行抜け出しを決めたスタニングローズが見事に勝利しました。個人的に坂井瑠星騎手は今日本一抜け出しが得意で、こうしたスロー展開のレースを御す力があると思っています。

中京や阪神の内回りは得意中の得意な感じですし、データ云々というより展開重視で勘の鋭い騎乗です。2着も横山武史騎手が来て、若手騎手の才能が爆発し、日本競馬の未来は明るいと楽しみになるような結果でした。

とはいえルメール騎手もさすがです

のりしお

はしくれ

阪神内回りは苦手にしろ、あれだけ巧く捌いていたからね

騎手のコメント

1着坂井瑠星騎手・・・「4コーナーまでスムーズで、反応も良かったので、信じて乗りました。GⅠ初制覇は嬉しいです。直線は勝てると思いました。同期(荻野極騎手:先日スプリンターズステークス制覇)も頑張っているので刺激になります。これからも頑張ります」

1着ノーザンファーム空港:犬伏健太氏・・・「この馬は牧場時代から全く手のかからない馬で、スタッフからも優等生だと高い期待を寄せられていました。愛される血統でオークス時の10番人気は驚きましたが、結果を出してくれて嬉しいです。まだまだ活躍してくれると思います」

2着横山武史騎手・・・「惜しかったです。プラス20kgは成長分で、春より馬は良くなっていました。一番の勝負所で左に逃げるアンバランスさがありました。まだ若いところがあります」

3着C.ルメール騎手・・・「ゲートから一歩目が遅く後ろからになりました。直線では良く走ってくれましたが、スタートが残念でした」

若手騎手のGⅠワンツーです

のりしお

はしくれ

新時代の扉が開かれた

秋華賞2022結果データ

勝ちタイム=1分58秒6(良)

前半1000m通過=59秒7

ペース=スローペース(0秒8差:前後半1000m比較)

勝ち馬上がり3ハロン=34秒3

レース上がり3ハロン=34秒8

4コーナー通過順位=4→9→14

クッション値(当日午前7時半)=9,5(標準)

おわりに

今回は差しが利く馬場のために控える競馬になっていましたが、結果的にスローペースになって、抜け出した勝ち馬が光りました。騎手に従順で大人しい馬で操縦性が高い個性があり、折り合いがつくタイプでこのことが追い風になっていたと思います。

一方2着ナミュールも馬体が更に成長して戻りましたし、スターズオンアースも出遅れさえなければ勝利もあったことでしょう。オークス3着以内3頭がしのぎを削った一戦でしたが、ハイレベルな3頭はこれからも大活躍してくれることでしょう。

スターズオンアースは立派でした

のりしお

はしくれ

骨折明けでこのレースだからね…

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

はしくれ

来週も頑張ります
またお会いしましょう!

のりしお

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