ニュージーランドトロフィー2022結果＆馬体診断・優勝はジャングロ

持てるもの。

ウマ娘のオーナーでも知られる馬主の藤田晋氏の所有馬、ジャングロが見事に粘って見せたニュージーランドトロフィーの一戦。

様々なファンを虜にしながら躍進目覚ましい存在ですが、名手・武豊騎手を背に配し、見事な重賞初制覇でした。

持てるもの達が力を発揮し掴んだ一勝にも思えますが、そんなニュージーランドトロフィー2022の結果を回顧しましょう。

ニュージーランドトロフィー2022着順

優勝馬ジャングロ

２着馬マテンロウオリオン

３着馬リューベック

ニュージーランドトロフィー2022予想結果

本命◎マテンロウオリオン

対抗〇リューベック

単穴▲デルマグレムリン

特注☆サーマルウインド

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝的中・ワイド４８０円

ニュージーランドトロフィー2022予想・本命はマテンロウオリオン

パドックロード配信結果

〇２着→◎３着→☆５着→▲８着でした。

パドックロード（2022）４月度会員募集＆前月度実績

▲２着→☆３着→〇５着→◎９着

GⅠ大阪杯ではからくも上位２頭を４頭で選出。プロの相馬は

ニュージーランドトロフィー2022結果・馬体診断

優勝馬ジャングロ

まず優勝馬ジャングロです。

同馬は腹袋がぽっこりした急坂向きの文鎮体型で、中山は向くとは思いましたが距離適性的には疑問でした。短距離志向が強い全体で筋肉質なことは良いのですが、最後まで粘るほどのスタミナを感じなかっただけに驚きです。

マイルの距離なら守備範囲だなと思わせる結果にもなりましたし、前後の筋肉量は一番で馬場も良かったために納得です。阪神牝馬ステークスの際のメイショウミモザもまたそうでしたが、距離の見極めが一段甘いと反省に至った仕上がりでした。

２着馬マテンロウオリオン

２着馬はマテンロウオリオンです。

同馬は毛ヅヤも冴え渡っていてすぐに選出すると決めましたが、特にトモが丸く整っていて、好感を得られる仕上がりでした。幅もありお腹周りもスッキリ絞れているところが見えましたし、馬場やコースも不問のタイプだと好走に期待するところでした。

バランス的にも１～２の評価を下したハイレベルな馬体ですが、もう一段トモが浮き出るように上昇してくると尚良いでしょう。気性面も落ち着き払っていて安定感のある歩様でしたし、本命と迷うほどの仕上がりで個人的に好きな仕上がりでした。

３着馬リューベック

３着馬はリューベックです。

同馬は予想時も伝えた通り馬体が素晴らしい素質馬ですが、特にバランスが美しい馬でうっとりする仕上がりにありました。同馬を本命に指名したのはこのバランスを重視した結果で、馬場や展開を考えてみると、これで良かったなと思っています。

馬体としては仕上がりは随一、間違いなく良かった仕上げですし、まだまだ粗削りなところがあるレース振りが今後の課題でしょう。器は十分な存在なのでレースセンスがもっと磨かれば、更に強力な走りを見せても全く驚けない仕上がりです。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

ニュージーランドトロフィー2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は行く馬がいないなかで短距離馬のジャングロが出して行き、前半４６秒８からミドルペースの競馬となりました。馬場が先週は外が伸びており、今週は内目が伸びてくるなど、予想通り逆の結果になって馬場読み自体は上手く行きました。

これは３月に同じ傾向があったことを活かした結果ですし、それを加味してジャングロが買えれば、更に前進できた結果でした。このあたりにまだ予想家としての上昇の余地を残していますが、まずは一段消化できたことを、ひそかに喜びたいと思います。

騎手のコメント

１着武豊騎手・・・「スタートはいつも速い馬なので、道中ムキにならずに走ってくれて良かったです。この距離をこなせたことは収穫でした」

ニュージーランドトロフィー2022結果データ

勝ちタイム＝１分３３秒５（良）

前半８００ｍ通過＝４６秒８

ペース＝ミドルスローペース（０秒１差：前後半８００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３４秒７

レース上がり３ハロン＝３４秒７

４角通過順＝１→７→４番手

クッション値（午前７時）＝９，３（標準）

おわりに

今回はミドルペースで粘ったジャングロの武騎手が勝ちましたが、人馬一体という走りを見せ、さすが名手というGⅡでした。ジャングロにとって長い直線が良い舞台とは言い難いのですが、このコンビならばなんとかするかもしれないなと改めて感じます。

またマテンロウオリオンは今回勝利こそ逃してしまいましたが、次走に繋がる差す競馬をしたお釣りは大きいように思います。リューベックも初のマイルでしたし、この２頭は馬体に優れるので、よりGⅠで上昇を果たせる可能性が高いかと思います。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

◎１着→☆２着→▲３着→〇８着青葉賞では馬券内独占・天皇賞春ワンツー選出

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