不良馬場。
一日中降り続く雨により不良馬場と化した中京ですが、そんな馬場を味方につけ、ステラヴェローチェが差し切って勝利しました。
ダービー馬シャフリヤールは時計の出づらい馬場に泣いた感じですが、先行した馬が残る競馬でBコースの影響もありました。
断然人気馬の敗戦により波乱の結果が待っていましたが、そんな神戸新聞杯2021の結果を回顧しましょう。
はしくれ
神戸新聞杯2021着順
優勝馬ステラヴェローチェ
2着馬レッドジェネシス
3着馬モンテディオ
神戸新聞杯2021予想&予想結果
本命◎シャフリヤール
対抗〇ワンダフルタウン
単穴▲ステラヴェローチェ
特注☆セファーラジエル
買い目=馬連◎流し各100円、複勝〇▲☆各100円、計600円。
予想結果=的中・複勝170円
パドックロード配信結果
☆1着→〇4着→▲5着→◎8着でした。
のりしお
はしくれ
のりしお
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のりしお
はしくれ

◎1着→☆2着→▲3着→〇6着
9月最終日の新馬戦では3→2→9番人気上位独占
目次
神戸新聞杯2021結果・馬体診断
優勝馬ステラヴェローチェ
まず優勝馬ステラヴェローチェです。
同馬は今回プラス体重で18kgほど増えていましたが、同じ不良馬場のサウジアラビアロイヤルカップより良く見えました。まだ多少腹目に余裕があってこれがどう出るかと思いましたが、全体的に成長をしていて、幅があり好仕上げにありました。
今回は少ない頭数ですが精鋭が揃っていたパドックで、非常に目移りするところですが、人気馬がやはり上に見えました。胸前が深く心肺機能に良いところがある同馬であるので、絞れてくれば菊花賞の際も好走可能性は高そうです。
2着馬レッドジェネシス
2着馬はレッドジェネシスです。
同馬は無駄のない仕上がりを見せダービー以上に良く見せましたが、得意コースで馬場が渋ったのも良い方に現れた一頭です。スタミナタイプで瞬発力では少々分が悪かったこともあり、恵みの雨になったこと自体は、同馬の持つ運とも言えるでしょう。
しかし全体に筋肉が張って毛ヅヤも良く調子も上がっていて、もしかすると菊花賞も十分勝負になるのではと思われます。展開や枠順にもよりますが今回これだけ競馬できたので、反動がなければダービーよりも前進して不思議ない馬でしょう。
3着馬モンテディオ
3着馬はモンテディオです。
同馬は今回選出するかで最も迷うラインの仕上がりで、腰周りもギリギリなこのレース勝負が窺える仕上がりでした。不良馬場でこの点の吉凶が判断しかねるパドックでしたが、3着に粘り、選出できれば良かったなと悔やむ結末でした。
馬格もあるので今後も活躍できる器があると思いますし、前から行っても粘っていますが瞬発力もかなりありそうです。下腹が長くスラリとしていて可動域の広さが分かりますし、馬場も不良より良馬場の方が良いタイプではないかと思います。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
神戸新聞杯2021結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は枠順の確定後に予想して出した一戦でしたが、何分このような不良馬場とは思わず驚きの天候でした。秋は天気が変わりやすいですし、この点は非常に残念ですが、これに懲りず何度でも挑戦し的中させていきたいところです。
シャフリヤールに関しては人気が一極集中と思いましたが、意外なほど複勝も配当が付かない結果には驚きました。スローペースの不良馬場であれば内側が良いのも納得ですし、コース取りが明暗を分けたのも結果論としては納得でした。
のりしお
はしくれ
騎手のコメント
1着吉田隼人騎手・・・「こういう馬場だったんで、最後はバテバテになった感じだったんですけど、良く交わしてくれたと思います。前半のレースから馬場意識してたんですけど、力ある馬が居たんで、その馬がどこを通るかなと意識しながら走っていきました。成長してくれたと思いますし、今日は馬場が向いたと思うんですけど、どんな馬相手でも勝てるようになっていってほしいですね。全体的にはまだ緩さがあったんですけど、体つきがごつくなった感じもありますし、ゲートで子供っぽさをだしていたんで、まだまだ勉強するところはあると思います。前哨戦こういう形で勝ってくれたので、次はどんな相手でもやってやるという感じで乗っていきたいと思います。」
のりしお
はしくれ
神戸新聞杯2021結果データ
勝ちタイム=2分18秒0(不良)
前半1000m通過=63秒8
ペース=スローペース(2秒4差・1000m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=35秒6(最速)
レース上がり3ハロン=36秒5
4角通過順=9→6→2番手
クッション値=9,9(標準)
おわりに
今回は雨に結果が大きく左右されるところとなりましたが、スローペースで内を突いた馬の位置取りもポイントのひとつでした。吉田隼人騎手のコメント通り、どこを通るかが問われたレースで、ダービー馬のシャフリヤールにとって外枠がたたった一戦でした。
しかし良馬場で好タイムを出す競馬を続けてきたダービー馬に、異質な競馬になっていただけに菊花賞では馬場がポイントです。相変わらずトモも張ってしっかり成長した馬体に見えましたし、混戦模様の菊花賞ですが期待はできる仕上げに見えました。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。来週は良い結果が出せるよう、引き続き復習して参ります
はしくれ
のりしお