4連勝。
一時は台風の影響から不良馬場だった中京の芝も、途中から重に変わって段々、回復をしてきた土曜のメイン。
平地重賞こそなかったものの、好メンバーのケフェウスステークス、ここを勝ったのは4連勝での突破を果たしてきたアラタでした。
大野騎手とのコンビも相当に背中を押していた感じでしたが、ケフェウスステークス2021の結果を回顧していきましょう。
はしくれ
ケフェウスステークス2021着順
優勝馬アラタ
2着馬アドマイヤビルゴ
3着馬マリアエレーナ
ケフェウスステークス2021予想&予想結果
本命◎アラタ
対抗〇ブラックマジック
単穴▲レクセランス
買い目=単勝&複勝各100円、計600円。
予想結果=的中:単勝390円・複勝150円
パドックロード配信結果
〇1着→▲2着→◎3着→☆7着でした。
のりしお
☆1着→〇2着→◎3着→▲4着
〇1着→☆2着→▲3着→◎5着
はしくれ
のりしお
☆1着→◎2着→▲3着→〇9着
はしくれ
のりしお
はしくれ
☆1着→◎2着→▲3着→〇9着
5週連続でオープン・重賞3着以内独占を達成
目次
ケフェウスステークス2021結果・馬体診断
優勝馬アラタ
まず優勝馬アラタです。
同馬は今回ふっくらしていて好調を感じる仕上げでしたが、今日の中京はこうしたタイプの好走が目立つものとなりました。はしくれはその日の馬体志向を考えながら選ぶタイプなので、同馬に関しては一目見たとき必要だろうと思い切りました。
マリアエレーナが絞れていたのでそちらを上位には取っていますが、筋肉量の豊富さや骨量からはこちらが上だと思います。バランスもよく柔軟性もあり、多少絞り切れていないとはいえ、馬場傾向にマッチした仕上げでこれも追い風になったことでしょう。
2着馬アドマイヤビルゴ
2着馬はアドマイヤビルゴです。
この馬は元値が高いですから非常に大事に仕上げてきますが、今回も素軽い歩様を見せて馬場もこなせると判断しました。腹目が絞れて無駄な肉がなくいかにもスタミナタイプな感じで、全体にあまり幅がないですが、かえってそれが良いと思いました。
かなりトモがパンとしてラストには良い脚を使って2着でしたが、まだ余力がありそうで長距離を一度試してほしい存在です。やはり馬格が問われる中距離は筋肉量的に苦しいですし、これだけやれることを考えればスタミナ勝負は合うと思います。
3着馬マリアエレーナ
3着馬はマリアエレーナです。
同馬は今回軽ハンデもあり人気に推されていたレースですが、馬体面も変わらず好馬体で、優れたバランスを見せていました。いつも柔軟で腹目も絞れて牝馬らしい優美さがありますし、古馬相手でこれだけやれたことは胸を張って良い結果と言えます。
小柄で華奢なタイプであるものの、それがこうした馬場にも向いていて、内で苦しい競馬でなかったらもっと際どかったかと思います。このあたり人気を背負う馬には展開面の不利もありますから、様々経験になった価値ある3着と言って良いところでしょう。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
ケフェウスステークス2021結果・回顧
レース後の感想
土曜は開幕2週目の馬場でまだ前のインが良いと想定し、実際その通りの結果となり、データ予想でも的中しました。願わくば単勝だけで買い目を決められていたら良かったのですが、先週があまり良い結果でなく、運気を上げたいなと思いました。
結果的にアラタが差してくれてしっかり単勝も取れてきたので、ずっとコンビを組んでいる大野騎手にもありがとうと思っています。やはりこうした人馬一体での走りは道悪にも強いですし、信頼のあるコンビの活躍が今後ますます楽しみになります。
のりしお
はしくれ
ケフェウスステークス2021結果データ
勝ちタイム=2分1秒2(重)
前半1000m通過=62秒6
ペース=スローペース(4秒0差・1000m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒0(最速)
レース上がり3ハロン=34秒3
4角通過順=4→2→8番手
クッション値=7,1(やや軟らか:当日午前7時)
おわりに
今回は内の馬場が生きていて水分を多量に含んだことで、前が止まらない状態のままでスタミナが問われる一戦でした。それを4番手外から押し上げ、上がり最速で勝ったアラタには、かなりのスタミナと瞬発力が同居しているように思います。
そして何より一番凄いのはデビューからずっと大野騎手が乗り、オープン勝ちまで上り詰めるなど絆を大事にしてきたことです。こうした結果は現代競馬で見られなくなった光景でしたが、アラタがこうした結果を残して、新鮮な気持ちになるものでした。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。明日は良い結果が残せるように、引き続き復習して参ります
はしくれ
のりしお