はしくれ
今週の札幌競馬場では夏の大一番と言われている札幌記念2021が開催される予定です。
この一戦は桜花賞馬ソダシ、海外GⅠ馬ラヴズオンリーユー、その他ブラストワンピースら強豪が集うメンバーとなっています。
追い切りの行われた水曜日は雨で馬場も良くないものでしたが、そんな札幌記念2021の調教を診断します。
目次
札幌記念2021調教診断・上位3頭を選出
調教1位:ラヴズオンリーユー
<函館 W 不良 73.0-56.1-41.6-12.9 ほぼ馬なり>
今回1位に選出したのはラヴズオンリーユーと致しました。
同馬は先述の通り前走海外GⅠを制覇していて、最早日本国内に留まらず中距離女王の資格があります。スタミナのあるタイプでありながら切れ味が同居することもあって、いかにも出世頭のディープインパクト産駒という馬と言えます。
そんな同馬の今週追い切りは函館の不良のウッドで追われ、全体時計73秒0のラスト12秒9でした。時計を見ると殆んど平凡で強調する点はない馬ですが、馬体はかなりピークを思わせる幅と毛ヅヤがかなり好感です。
同馬はオークスを勝った時より今や20kgは増えていますし、今回は更に増えているとして別段太目にも見えていません。時計はあくまで参考値であり、馬場も悪かったのを考えれば、馬体面から1位指名しても問題はないだろうと思います。
調教2位:ステイフーリッシュ
<札幌 芝 稍重 65.8-50.2-36.0-11.8 馬なり>
調教2位はステイフーリッシュです。
同馬は1位指名したラヴズオンリーユーとは同じ矢作厩舎、これを見る限り勝負仕上げでは一見ないかもと思うものです。しかし今回はその時計面の上昇と馬体面の仕上がりも、十二分に上位に推せるだけの仕上がりにあると感じました。
その同馬は京都大賞典でまさにラヴズオンリーユーの2着、ワンツーを果たした結果でしたが、ここでもその再現は有り得ます。長期休養明けも気にならない仕上がりの早いタイプであるため、馬体も無駄なくスッキリしていて張り出したトモにも好感でした。
1週前を見る限り今週、どれだけ上昇するかが疑問も、すこぶる上昇を見せて手応え抜群のフィニッシュを見せています。1円でも多く稼ぐ信条、矢作厩舎の鉄則から言って、ラヴズオンリーユーと2頭出しはどちらも色気があるところでしょう。
調教3位:バイオスパーク
<函館 ウッド 不良 71.1-55.4-40.6-13.5 やや強め>
最後はバイオスパークです。
同馬は前走函館記念を12番人気で3着として、パドックで選び切れなかったのを非常に後悔した仕上げでした。函館や札幌に向く洋芝に合うスタミナのある馬体面で、心配能力が高いと見えるやや腹袋を持つ体型です。
札幌はカーブの径が大きくスピードを出しやすいことによって、瞬発力が活きやすいコースでその点は他馬に利点もあります。しかしながら全体も引き締まり大きく張ったトモがありますから、スピードの絶対値から言ったら引けを取らない馬体にも見えます。
不良馬場の影響で時計ではそう目立つものではなかったですが、しっかり負荷がかかっていることで内容としては悪くありません。脚元の不安も感じませんし臨戦過程も悪くはないので、好調を活かして一発あって不思議ない状態だと思います。
札幌記念2021調教診断・おわりに
のりしお
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*札幌記念2021のパドックロードも配信致します。プロの相馬師による相馬眼に今週もぜひご注目ください
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