東京スポーツ杯2歳ステークス2020結果・優勝はダノンザキッド

 

キッド。

 

日常会話ではchildよりも

使われるというこのkidですが

若々しさを前面に押し出し

快勝して見せたダノンザキッド。

 

父ジャスタウェイも得意にしていた

東京競馬場も味方につけ

プラス24kgの成長が

無駄ではないことを見せつけました。

 

パドックでも元気一杯という

若さ溢れる仕草でしたが

東スポ杯2歳ステークス2020の

結果を振り返って参りましょう。

 

<東京スポーツ杯2歳ステークス2020結果

優勝馬・・・ダノンザキッド

2着馬・・・タイトルホルダー

3着馬・・・ジュンブルースカイ

 

<東京スポーツ杯2歳ステークス2020予想・印&買い目>

本命◎・・・プラチナトレジャー

買い目・・・単勝◎100円、複勝◎200円、計300円。

(予想結果=不的中)

東京スポーツ杯2歳ステークス2020予想・本命はプラチナトレジャー

 

勝ちタイム=1分47秒5(曇り・良)

前半800m通過=48秒0

ペース=スローペース(1秒0差)

勝ち馬上がり3F=33秒5(最速)

レース上がり3F=34秒3

クッション値(当日午前7時)=9,7

 

☆レース後のまとめ

・はしくれの感想:ダノンザキッドはパドック時からテンションの高さが目立っていたが、スタート前も発汗が目立ち、心配されたが強い内容だった。スタートを出れば折り合いも付き、3番手から上がり最速と、このメンバーでは一枚上だったという印象が強く残った。それと個人的には4着に来たプラチナトレジャーで絶叫して、気がつけばレースが終わっていたという点は内緒にしたい結末。

・優勝馬ダノンザキッドは重賞初制覇

・川田将雅騎手は当レース初勝利

・安田隆行調教師は当レース初勝利

・ダノンザキッドの生産は安平町のノーザンファーム

・馬主は(株)ダノックス

・川田将雅のコメント「今日は体が大分増えていたことと、テンションも凄く高かったので、その辺に気をつけて、どういうレースができるのかをやってみようと思いました。攻め馬で感じる以上にいい背中をしてレース中走ることができますし、それがこういう走りに繋がるのだなと思いました。前半力みながらではありましたけど、よく我慢してくれたと思いますし、リズムが取れてからも少し、進み過ぎながらではありましたが、良い内容で直線まで迎えることができたんじゃないかなと思います。初めて競馬に乗りましたので、調教に乗った感触からは時計は出るんですが、とても乗り味が素晴らしいとかではなかったんで、どのくらい競馬で走れるのかっていうのは楽しみにしていたんですが。こういう勝ち方をしてくれてはいますが、課題ばかりですし、これから更に良くなっていくのは間違いないと思いますので、非常に楽しみな馬だなと思っています。去年のコントレイルのような馬になってくれることを期待しています

・優勝馬ダノンザキッドはスタートを五分に切って、折り合いを付けながら3番手の外を追走。インを突いたルメール騎手騎乗のドゥラヴェルデを尻目に直線伸び、内から4~5頭分保ったまま上がり最速で後ろを封じた。

・走破タイム1分47秒5は過去10年で7番目の時計

・安田隆行調教師のコメント初戦が幼くて、休ませて成長させようと思いました。今日は久々でテンションが高く、ゼッケンの下から泡が見えたほどでした。少頭数でもあり、スムーズに思っていたような競馬ができました。この後は様子を見て、問題が無ければホープフルステークスを目指したいと考えています。東京コースを今日経験しましたが、次は中山の4つのコーナーを経験させたいと思います。まだ進化の途上で、まだまだこれから良くなってくると思いますし、この馬の飛躍を期待しています」

・2着戸崎圭太騎手「追い切りは良かったのですが、返し馬から気が入ってレースでもムキになって走っていました。その中でもこれだけ走っていますし、能力のある馬だと思います。これから楽しみです」

・3着武豊騎手「テンションは高かったのですが、レースでは落ち着いて走ってくれました。レースが上手で相手なりに走る馬ですね。」

・上位3頭の4コーナー通過順は3→2→6番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

◎1着→〇3着→☆4着→▲6着でした。

以下馬体診断を実施致します。

 

 

まず優勝馬ダノンザキッドです。

 

同馬は一見して胴が長く

いかにもジャスタウェイ産駒だなあと

均整の取れた馬体を見ながら

東京向きだと思っていました。

 

今回はプラス24kgと

馬体重が発表されましたが

これは全く太くありませんし

全て成長分と感じました。

 

データ傾向では休み明け馬は

勝ち切るのが難しい一戦で

それをいとも容易く打ち破って

駆け抜けるのですからさすがです。

 

骨量も多く筋肉も付いて

それでいて馬体は太くないので

まだ成長の余地を残しますが

今回も素晴らしい仕上げでした。

 

 

2着馬はタイトルホルダーです。

 

同馬は岡田スタッド生産で

腹袋に特徴がありますが

現状できる限りの仕上がりで

好走も納得のところでした。

 

ツヤもフワフワでトモも張りがあり

丸みを帯びたパワータイプであり

インで失速しなかったあたりは

これも影響したかもしれません。

 

前走中山で勝っていますが

全体的に幅のあるタイプで

肩の筋肉もしっかりしており

東京より合うのだと思います。

 

逆に言えば今回2着できて

スピードは十分足りているので

直線短く急坂を上る

中山替わりで更に期待です。

 

 

3着馬はジュンブルースカイです。

 

この馬は牡馬にしては小さめの

428kgの馬体で

マイナス10kgと出ていましたが

全くガレていない仕上げでした。

 

東京にいかにも向いた馬体の

バランスに秀でた骨格を持ち

ノーザンファーム生産馬を強く

感じさせる体幹を見せました。

 

全体的に線が細いですが

この点は父ドゥラメンテ譲りで

これから順調に成長すれば

重賞でも活躍できるでしょう。

 

ツヤも良く全体に丸みがあり

バネも十分に有りそうですから

このまま鞍上も変わらぬままで

上を目指してほしいと思います。

 

ということで・・・

 

今週の東スポ杯2歳ステークスは

あともう一歩で的中でしたが

このあと一歩が及ばないことが

非常に悔やまれる一戦でした

 

ただ勝利したダノンザキッドには

高い将来性を感じますし

粒ぞろいのメンバーになったので

時計以上に価値がありそうです。

 

またルメール騎手の進路取りから

インも多少回復していそうで

来週これをどう読むのかにより

かなり結果が変わると思います。

 

この点まだ外が良いようなので

それを前提とするところですが

ジャパンカップに向けての推察を

巡らせて参りたいと思います。

 

パドックロードの会員様や

今ご覧下さっているあなたへ

よりお楽しみいただけますように

専心予想したいと思います。

 

それでは今回もご覧下さり

誠にありがとうございました。

来週こそは的中の歓喜を

分かち合っていきたいと思います。

 

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