魅せた!横山武史騎手、父譲りの会心騎乗

 

こんにちは、はしくれです。

 

先週末はコントレイルによる

3冠達成のニュースに湧いた

競馬界となりましたが土曜は

感動的な騎乗がありました。

 

舞台は新潟のメインレースの

新潟牝馬ステークスでしたが

ここで見せた横山武史騎手の

騎乗は好騎乗そのものでした。

 

この日は富士ステークス開催で

そちらが注目されていたために

ご覧になっていないという方も

いらっしゃるところかと思われます。

 

そこで今回はこの名騎乗の

ナビゲーションをはしくれが担って

競馬の醍醐味をあなたの元へ

お届けしていきたいと思います。

 

☆舞台は新潟牝馬ステークス

 

さてこの名騎乗の舞台となる

新潟牝馬ステークスと言えば

今年(2020)が最初の施行となる

記念すべき一戦でありました。

 

この日の新潟は最初は晴れて

突然雨が降って止んだりして

また曇って雨が降ってくるなど

非常にめまぐるしい天気でした。

 

こういう天候があまりよくない

開催条件となると馬場にも

かなり傷んだり影響も見られ

仕掛けが難しくもなるものです。

 

このレースでも雨が降りしきって

水音がしそうなくらいでしたが

馬場とペースをきっちり読み切って

横山騎手は巧みに乗りました。

 

まずはその一戦をダイジェストで

お伝えしていきたいと思います。

 

まず、スタートですが・・・

 

 

大体揃った飛び出しになりました。

横山武史騎手のパートナーの

ウラヌスチャームは6番の馬です。

 

馬場が悪いので内側を避けて

各騎手が位置を取っていきますが

ウラヌスチャームは馬場の真ん中を

中団で待機して進みました。

 

 

カーブに差し掛かるとやや内へと

進路をとった横山騎手ですが

1000mを切った時点からの

仕掛けが圧巻のポイントでした。

 

馬場も良くなくペースが遅いため

インを突いて進出しようと決め

ぐいぐいと手綱をここでしごいて

一気に先頭を奪い切ります。

 

 

僅か200mの間にも

隊列が変わってしまいましたが

横山武史騎手の仕掛けを見て

動いた馬も途中で控えました。

 

そうして先頭に立って一旦

ペースを緩めるのかと思いきや

更にここから手綱を押し出して

前へ前へと進んで行くのです。

 

これにはさすがにやりすぎかな?と

思ったはしくれではありましたが

馬場の良くないインをものともせず

第4コーナーで更に出します。

 

 

直線を控えて溜めた各馬が

ゆっくりと伸びてくるのを尻目に

コーナーワークで離しにかかると

あっという間に差がついていきます。

 

これにはしまった!と後続騎手が

思うこともできないくらいの差が

あっという間についてしまったので

ただただ圧巻の直線でした。

 

横山騎手も会心の騎乗

自身で感じていたと思われ

ゴール前でガッツポーズを見せて

喜びを爆発させていました。

 

 

はしくれは横山騎手の騎乗に

ファンタジックなものを感じたため

父である横山典弘騎手の

姿がふと頭に浮かびました。

 

はしくれの最も尊敬をする

騎手の一人である典弘騎手は

これまでも数々の名騎乗で

この胸を熱くさせてくれました。

 

今年もトロワゼトワルをはじめに

重賞でも好騎乗をしてくれ

何度となくはしくれにも馬券を

獲らせてくれたありがたい騎手です。

 

同騎手はもちろんまだ現役で

ずっと騎乗してもらいたいですし

引退せずに行きつくところまで

その姿を見たいと思います。

 

ただいつか引退するそのときに

もう2度と見られないかと思うと

それはそれでもの凄く寂しいと

思う気持ちがあるのも確かです。

 

横山典弘騎手の騎乗には

天性のものを感じられるので

誰かに受け継がれていくような

ものではないのだと思っていました。

 

でもそれがここで見られたのです。

 

「天性」だけでは語れないものを

武史騎手は受け継いだのでしょうし

父として典弘騎手が背中を

押していることは納得できます。

 

でもやはりここになにか見えぬもの

神秘的な世代の受け渡し

感じられるような騎乗が見られ

胸が熱くなった一幕でした。

 

☆そんな競馬になったのですが・・・

 

 

ウラヌスチャームの馬体はこちらで

お腹がやや太っぽく見えますが

同馬はいつもこんな感じなので

特段気にすることはなかったです。

 

中々良い仕上がりでしたが

はしくれは他馬を選ぶことにしまして

その結果が以下の画像ですので

こちらもお伝えしたいと思います。

 

 

◎2着→☆3着→〇6着→▲9着でした。

 

まさに横山武史騎手の騎乗の

ウラヌスチャームにやられたのですが

◎に推したエスポワールも

非常によく頑張ってくれました・・・。

 

こういうちょっとトモに厚みのある

トモが目立つ牝馬は強いですので

はしくれはまだまだ未熟だったと

心を入れ替えている次第です。

 

(JRAホームページより)

 

さてそんな騎乗で湧かせてくれた

画像の横山武史騎手ですが

まさに大車輪の活躍をして

現在関東リーディングなのです。

 

10月24日の時点では

73勝を挙げていますし

全国でも6位の上位騎手で

この騎乗も納得のところです。

 

父・典弘騎手も50勝して

関東で5位につけている上に

兄の和生騎手も18勝と

横山家だけで141勝です。

 

この上を行くルメール騎手(160勝)

川田騎手の凄さが目立っていますが(144勝)

ファンタジックな騎乗すら受け継いで

更に活躍してほしい騎手です。

 

はしくれも一人の父親として

横山家の活躍を祈りたく

今回の記事を書いたものですが

ますます応援したい気持ちです。

 

競馬は馬の血統だけでなく

人から人へ伝わる才能も

繋がっていくことを感じられた

印象的なワンシーンでした。

 

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