レッドオーガー―馬体の殿堂(4)

 

優勝馬レッドオーガー(牡・4歳)

2018年6月17日(日曜日)

7R3歳以上500万下

東京ダート1300m(曇り・重)

走破タイム:1分16秒7(2・1/2馬身差)

馬体重:480kg(̠̠+4kg)

 

木幡育也騎手騎乗

藤沢和雄厩舎所属

坂東牧場生産

単勝5番人気(11.6倍)

パドックロード評価:◎(コメントあり)

 

第4回の選出馬は

降級戦で結果を出した

レッドオーガーです。

 

筋肉質でありながら

丸みを帯びた全体に

柔軟性とふわふわのツヤを

軽やかにまとった同馬・・・

 

一瞬で目を奪われた

はしくれ好みの仕上がりでした。

 

藤沢厩舎の特徴としては

ゆとりある馬体づくりで

ふっくらとした馬体作りに

特に秀でた厩舎です。

 

しっかりとした肉付きが

ダートの短距離を得意にできる

パワーとスピードの両面を

着実に支えています。

 

パドック中は不明でしたが

後で実績を回顧してみると

同馬は前走1000万下から

降級初戦と分かりました。

 

夏競馬真っ盛りですが

今年2018年の夏開催を最後に消える

降級馬のいた証に

同馬を選出致します。

 

 

画像は前面斜めから見た

レッドオーガーの画像です。

 

近くから見ても柔らかさがあり

ふっくらとしていますね。

肩の筋肉も丸みを帯びて

よく張っているのが分かります。

 

ずっと以前に川崎競馬場で

マイネル軍団の岡田総帥が

「この部分(肩)の筋肉が特に

ダート馬には重要です」

と語っていたのを思い出します。

 

中にはこれを笑って見ている

おじさんもいたのですが

はしくれは総帥と同じく

この点をとても大切にしています。

 

こういう相馬を良しとしている

岡田総帥でありますから

マイネル軍団に筋肉質な

馬が多いのも頷けます。

 

話が同馬から逸れましたが

参考になれば幸いです。

因みにこの時パドックロード

配信した結果ですが・・・

 

 

◎1着→〇3着→▲4着→☆14着でした。

 

このレースでは会員様から

お礼のメールも頂戴しまして

喜びを分かち合えたことを嬉しく思います。

 

同馬が5番人気でしたから

馬単の配当が7,090円つきましたが

これが的中されたとのことで

お祝い申し上げます。

予想を組み込んでお使い下さったようですね。

 

また

はしくれ自身の馬券としては

以下のようなものでした。

 

 

予想印の全体的に

自信のあった一戦でもあり

極力取りこぼしが無いようにと

知恵を振り絞りましたが

結果的に単勝馬券は

やはり強いなと感じました。

 

同馬は降級前の前走で

二桁人気の二桁着順で

データ的には狙い辛くても

パドックでは無関係です。

 

こういうタイプが夏の競馬で

好配当をくれたのですが・・・

今年でそれも終焉となり

個人的には残念です。

 

また

同馬を選出したことによって

坂東牧場生産馬の選出となりましたが

短距離戦に強い馬を出す

同牧場らしい馬と言えます。

 

同牧場生産馬には

ビービーガルダンなどがいますが

この馬も引き締まった筋肉を持つ

バランスのとても良い馬でした。

 

今回はレッドオーガーの

選出となりましたが

ダートの短距離向きの馬体の

良い見本になると思います。

 

ダートの短距離というカテゴリーは

条件戦に多いですから

夏に限らず引き出しとして

ぜひ参考になさって下さい。

 

*殿堂馬選出ルールは

馬体の殿堂―序章から

第3回の選出馬は

サンライズノヴァ―馬体の殿堂(3)

第5回の選出馬は

セイウンコウセイ―馬体の殿堂(5)

をご覧ください。




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