競馬新聞の読み方を大公開!プロが教えるコツとは

 

皆さんこんにちは、はしくれです。

今日は予想に欠かせないツールである

競馬新聞の読み方

について、プロの競馬ライターである、

はしくれ流の読み方

を大公開したいと思います。




まず、用意するのは「東スポ」です。

なぜ東スポなのかと言うと、

はしくれの祖父の代から使っていた新聞でもあり、

140円と非常に安価な上に、馬柱(うまばしら・ばちゅう)が充実しているからです。

競馬新聞というよりもスポーツ紙なのですが、

値段が4~5倍する専門紙と、中身はなんら変わりありません。

 

まず、この東スポの本紙から、

競馬欄だけを抜き取りましょう。

土曜競馬分は金曜発売、

日曜競馬分は土曜発売です。

いずれもコンビニ各店で、

14時半頃から夜21時頃まで販売しています(目安です)。

前日から予想可能なのが、東スポの良いところです。

因みにはしくれは東スポの関係者ではありません・・・。

 

競馬欄だけ抜き取ったら、

早速お目当てのレースを広げてみましょう。

ここでは、先日行われたGⅡ目黒記念を例にとります。

 

 

スキャナーで画像を取り込んだので、

全部が収まっていませんがご了承ください。

 

はい、まずはこのように紙面が出てきましたね。

この状態から一番最初にやるべき事は・・・

出走各馬の名前を見る事です。

 

これは、名前でインスピレーションを得たり

既に競馬をご存知の皆さんなら、

知っている馬を見落とさない為でもあります。

 

「あ、この馬が出てるんだ!」

という感覚は、競馬予想の楽しみを広げてくれますので、

何はともあれここを最初に確認しましょう。

 

ざっと目を通すと、自然と枠順が頭に入ります。

ついでに、騎手も確認してしまいましょう。

 

 

次にはしくれがやっているのは、

着順の確認です。

着順はここで確認できます。

 

 

赤枠で囲った「6」という数字が、

この馬が「メトロポリタンステークス」で走った着順です。

 

縦長の馬柱を見ながら、

この馬がどのような成績を上げてきたかを、

この着順欄から、ざっと確認しましょう。

これでこの馬の勢いが分かります。

これをまずは全頭分見て行きます。

 

そしたら、この画像の「Mヴォルシェーブ」

と書かれた、一番下の欄に注目してください(画像は下にも用意してあります)。

これはミドルペースで、ヴォルシェーブが優勝したレース

という意味になります。

 

スローペースならS、ハイペースならHの表記になります。

ここから、展開を読む本格的な予想がスタートします。

 

もう一度この画像をご覧下さい。

 

 

この、「ペース」が書いてある最下段から一つ上、

四角で区切られた、下から2段目の4・4・3という数字

に注目してください。

 

これは、「この馬のこのレースでの通過順」

を記したものです。

この部分に目を通すと、

この馬の脚質が分かります。

 

脚質というのは、

逃げ・先行・差し・追い込みの4種類からなるポジショニングで、

大抵の馬はこの内のどれかの戦法が得意です。

この馬の得意ペースと戦法

を、ここで見極めましょう。

 

ちょっと駆け足で説明しましたので、

ここで一旦まとめます。

 

1.まずは馬名の確認(同時に枠が判明、騎手も確認)

2.各馬の勢いの確認(着順の変遷を確認)

3.脚質の確認(得意ペースと位置取りを確認)

 

ここまで来ました。

 

では、続きに参りましょう。

展開予想は、メモを取っても良いですし、

出来るのであれば頭の中で、

大体どういう隊列が組まれるのか

を思い描いてみましょう。

「この馬が逃げて、その後ろがこの馬で・・・」

という具合です。

 

この作業をしていると、ふとお気づき頂けるかと思いますが、

「あれ?逃げ馬が2頭いるけど、どっちが逃げるんだろう?」

とか、

「差し馬ばっかりで、前に行く馬が居ないぞ」

という事態がレースによっては起こります。

 

これが分かれば、しめたものです。

前に行く馬が多い=ハイペース

後ろから行く馬が多い=スローペース

という、大体のペース判断が既にこれで出来てしまうからです。

 

因みに、展開面の有利不利は、

ハイペース=差し馬有利(前がバテるので)

スローペース=先行馬有利(前がバテないので)

が基本です。

 

こうしてレースの大体の展開が把握できたら、

次に大事なのは馬場状態です。

これは新聞記者の予想コメントから、

どのような馬場状態なのかを推測する

のがおすすめです。

 

因みにはしくれは天気予報も確認して、

馬場状態を推測する事が定石になっています。

ちょっと新聞ではこの辺りが分からないので、

ヤフーの天気画面などから、

週中の天気を確認していきましょう。

 

 

因みに以前お伝えしたとおり、

競馬場の天気は「レジャー施設」という

右サイドバーのボタンから入れば、確認する事ができます。

 

 

ここで考えたいのが、

馬場状態による得意不得意です。

 

雨が降ると馬場状態が良→やや重→重→不良と変わるため、

各馬の馬場適性を考えなくてはなりません。

そこで、馬柱のこの欄にご注目ください。

 

 

上の赤枠が、重馬場開催だった事を表示しています。

通常、良馬場では白丸に1などの数字、

やや重だと四角に数字、

重は上記の黒丸に白抜き数字、

不良は黒い四角に白抜き数字で表示されます。

 

この画像データを見る限り、

この馬は重馬場で勝っているので、

重は走ると判断できます。

 

そして、最後に重要なのが、もう一つの赤枠で囲った

「上がり3ハロンのタイム」です。

 

これはなんなのか、と申しますと

その馬の瞬発力を物語る数字です。

白抜き数字はそのレースでの上がり最速を示し、

太字の場合は上がり2位、

それ以外は3位以下です。

 

この上がりの数字というのは、言い換えれば

ペースアップへの対応力

もしくは、ギアチェンジの性能

と言っても良いです。

 

因みに、上がり3ハロンというのは、

ゴールから逆算して最後の600m、

勝負をかけてラストスパートをする、

最も各馬のスピードが出る部分と言えます。

 

 

この馬は上がり35秒8の末脚

最後の3ハロン(1ハロン=200m。3ハロンは600m)で使った事になります。

この馬は、重馬場で勝負をかける際のスパートに

良いものを持っているようですね。

また、上がり3ハロンの数字については端的に言うと、

数字が早い方が優秀

と言えます。

 

因みに、この馬がどんな競馬をしたかと言うと、

ミドルペースの重馬場を、中団から上がっていって、

4コーナーで先頭のまま押し切る競馬をした

という事がこのデータから読み取れます。

このように、馬柱だけで予想が成り立っている訳ですね。

 

長くなって参りましたので、

それではここでまた一旦、まとめてしまいましょう。

 

4.ペース判断をする(スローは前、ハイは後ろが有利)

5.馬場状態の確認(記者コメント&天気予報を使う)

6.上がり3ハロンのタイムを確認(ラストスパートの早さを見極める)

 

これで浮かび上がってくるのが、

強い馬ってどんな馬だろう?

という定義です。

これは、上記を総合してみると分かります。

それは・・・

 

成績に勢いが有り、ペースにも左右されず、

馬場状態も気にせず、早い末脚が使える馬。

 

こういう馬が、強い馬と言えますね。

 

実際にはこういう馬は中々居ないのですが、

こういう馬を探す事が出来れば、勝率が上がる訳です。

そうですね、例を挙げると

かつてのディープインパクトのような。

多くの人を勝たせてくれた馬なので、人気が有った

のがお分かり頂けると思います。

 

いかがでしたか。

今回は、競馬新聞の読み方について、ざっと解説してきました。

実際にはこれに枠順の有利不利や、

騎手の良し悪しにハンデ、

コース形態や距離適性など見るべき点は他にもあります。

 

ただ、それらの要素よりも、

まずは全体の把握を優先すべきです。

作業と言うのは、まずはマクロで物を見る

これが一番だからです。

 

はしくれはプロですが、

予想をする際にやるべき作業は、皆さんと基本的に変わりません。

むしろこういった、

地味な作業の積み重ねが、勝利を呼ぶ

ものです。

ぜひ、皆さんもご自分に合った予想法の開拓に、

取り組んでみてください。

 

それでは長くなりましたが、今回はこの辺で。

最後にもう一度おさらいをして、お別れしたいと思います。

 

☆競馬新聞の読み方

1.まずは馬名の確認(同時に枠が判明、騎手も確認)

2.各馬の勢いの確認(着順の変遷を確認)

3.脚質の確認(得意ペースと位置取りを確認)

4.ペース判断をする(スローは前、ハイは後ろが有利)

5.馬場状態の確認(記者コメント&天気予報を使う)

6.上がり3ハロンのタイムを確認(ラストスパートの早さを見極める)

 

以上になります。

 

地道な作業の先に、

自信をもって本命に出来る馬を見つけたいですね。

仮説と検証を繰り返して、競馬に強くなりましょう。

 

それでは、皆さんの収支改善を祈って。

今回はこれで失礼します。



競馬が当たらない二つの理由

 

皆さんこんにちは、はしくれです。

競馬って、中々当たらないですよね。

はしくれはプロの競馬ライターなので、

あまり気軽にこんな事を言える立場ではないのですが・・・。

 

19年間競馬を見続けてきても、

「正直、難しすぎる!」

と思うレースは、

少しではなく、大半

だったりします。

 

だからこそ、はしくれのような

プロの存在に需要があるわけですが、

プロでさえ難しいと感じてしまうほど、

競馬予想には大きな難点があります。

 

それは、

競馬には中々当たらないように仕組まれた、二つの理由がある

からです。

それは一体何なのか?

今日はそのお話をする事に致します。




まず、競馬が難しくなっている一つ目の要因は

勝ち馬を選定する難しさにあります。

 

これは既に当ブログで何度も述べてきた事ですが、

競馬予想は、

何を使って勝ち馬を予想するか?

という疑問に始まり、

何をもって有力馬とするのか?

という思想を決めねばならない事、

また、

参考にすべきデータがその時々によってコロコロ変わったり、

天候や馬場状態、果ては枠順や騎手の影響と

数え上げたらきりの無い要素を吟味して、

勝ち馬を選定しなくてはならない難しさ

にあります。

 

はしくれは本来パドック党ですが、

競馬ライターの仕事では、

ほぼデータだけが予想の頼りです。

 

パドックは見た目からの判断ですから、

その場での集中や直観が特に大事になりますが、

データはどこから見て良いのかなど、

思考の根本から考えなくてはならないのが大変です。

 

どちらにも長所と短所がありますが、

どちらにせよ、

なんらかの方法で有力馬を選定

しなければなりません。

これが競馬が当たらない一つ目の理由です。

 

 

そして、

競馬が当たらない二つ目の理由は、

買い目にあります。

 

やっとこさ本命馬を選定してから、

今度はその馬の馬券を、

どうやって買えば良いのか

考えなくてはなりません。

 

これがまた考え出したらきりの無い行為で・・・。

オッズ的にはこうだけど、的中のしやすさはどうか

とか、

配当は大きいけど、点数が多すぎて外れたらやばい・・・

とか、色々あるわけです。

 

既に馬券を買われてきた皆さんには、

もうこれらの事はご存知かと思いますが、

それだけに時には原点に戻って、

今の自分の予想のバランスはどうか?

という事を、今一度考えて頂きたいのです。

 

予想のバランスというのは、

本命馬の選定は上達した、というのであれば買い目を、

買い目は色々使えるけれど、本命馬の選定がどうも・・・。

というのであれば、本命馬の選定を見直す必要が有る訳です。

 

そしてこれらは

競馬をプレイしている最中は非常に難しいもの(熱中しているため)

ですから、

中央競馬しかやらない方なら

平日にこれを見直して、

収支の改善に努めてみてはいかがでしょうか。

 

因みに当ブログでは、

実際にはしくれが買った馬券を元に、

この場を借りて復習するように努めております。

 

どこが良くてどこが悪かったのか?

という復習をクセ付ける事が、今後の展開に生きてきますので、

ぜひ復習の仕方を参考にして頂ければ幸いです。

 

そして皆さんも、レースの予想をする時にはぜひ

ご自分の予想の復習までを含めて、レースを楽しんでみて下さい。

その継続が、必ず収支改善の一助になります。

 

 

それでは最後に、

この二つの問題の解決を、イメージする方法

をお教えしましょう。

 

まずは、「らせん階段」をイメージします。

次に、遺伝子の「2重らせん構造」をイメージしてください。

この2重らせんは、本命馬の選定と買い目を現しています。

これらを結びつけて、

「下から上へと真っ直ぐ伸びる2重らせん」をイメージするのです。

 

すると、どうでしょう。

本命馬の選定と買い目が噛み合うと、

上へ上へと「らせん」が力強く上昇していく・・・というイメージが、

想像出来たでしょうか。

 

「競馬で生活する僕は」のタイトル通り、

競馬の事ばかり考えてきたはしくれの、

競馬予想攻略のイメージは以上です。

競馬をする事が遺伝子レベルに達していれば、

あとは粘り有るのみです。

 

また、競馬新聞を使った予想法に関しましては

競馬新聞の読み方を大公開!プロが教えるコツとは

で公開していますし、

パドックを使った予想法に関しましては、その極意を

パドックの見方、お教えします!

で公開しています。

 

買い目につきましては、

予想印が競馬スタイルを決める!

買い目の点数は6点以内、競馬を長く続けていくなら・・・

の両記事もぜひ、

ご参考になさって下さい。

 

競馬の収支改善は一日では果たされません。

ですが、

この二つの壁を少しずつでも攻略していければ、

必ず道は開けます。

それが分かっている以上、

あとは実践&復習あるのみです。

 

これからも当ブログは、

皆さんと一緒に的中の喜びを味わって行けるよう、

精進して参ります。

 

そして、皆さんの競馬の収支改善のお役に立てることを、

心から願っています。




 

2017鳴尾記念結果・宝塚記念に名乗りを上げるのは・・・

 

皆さんこんにちは、はしくれです。

今日は、土曜日に阪神競馬場で行われた重賞

GⅢ鳴尾記念の結果についてお伝えしたいと思います。

 

それではまず、はしくれの予想を見て行きましょう。

 

<2017 鳴尾記念予想 印&買い目>

◎デニムアンドルビー(32秒台の末脚を保持、距離、コース共に重賞勝ち有り)

○バンドワゴン(前走同舞台で上がり最速、ルメール騎手騎乗)

▲スマートレイアー(阪神6勝と大得意、デムーロ騎手で54kgと恵量)

△スズカデヴィアス(スローの上がり勝負に自信、得意距離)

買い目・・・単勝◎100円、馬連流し◎ー○▲各100円、ワイド流し◎ー○▲△各100円、計600円。

 

でした。さて結果は・・・。

 

<2017 鳴尾記念 結果>

 

はしくれ・・・完敗です!!

予想を参考にしてくださった皆様・・・大変申し訳ございませんでした(><)!

 

う~ん・・・

難しかった鳴尾記念ですが、今回も学んだ事が多い一戦でした。

気を取り直して、まずは本命の復習に参りましょう。

 

まず、本命に推したデニムアンドルビーですが・・・

結論から言って、悪くない走りを見せてくれました。

福永騎手がもう少し早めにスパートしてくれたら・・・

という思も有りますが、

勝ったステイインシアトルの武豊騎手が絶妙でした。

これは仕方無いと思います。

 

そもそも今回は、ペースは読めていたのですが、

鳴尾記念の馬場の特殊性

を意識しすぎたのが最大の敗戦理由です。

意外と逃げが決まらない事や、

内々からは伸びない事などを加味しましたが、

なんの事は無い、通常の開幕週のスローペース

という結果でしたね。

 

 

上記の画像は、スタート直後の画像ですが、

この時点で既に、

10番のミュゼエイリアンを除いた前の4頭がそのまま馬券に絡む、

という、どこの競馬場の開幕週でも見られる、

普通のスローペースの結果となりました。

 

やはり天才・武豊騎手の絶妙なスロー采配が、

ステイインシアトルにマッチする展開を生み出したのは、

さすがの一言です。

 

読んで読めない展開ではありませんでしたが、

中間1分1秒を超えるスローでは、

この結果も納得です。

例年の傾向よりも、展開を重視すべきでした。

 

次に勉強になったのは、

2着スマートレイアーのキャラクターです。

あまり早い上がりが使えないキャラと踏んでいたのですが、

なんとメンバー中上がり最速の33秒6

を叩き出しました。

前走のヴィクトリアマイルでは切れ負けの印象もありましたが、

中距離では別馬と考えたほうが良さそうですね。

これは立ち回り次第では、

宝塚記念も面白い存在になりそうです。

 

 

赤丸がデニムアンドルビーです。

ちょっと見づらいですが、最後3着争いに加わっています。

ペースと追い出しの遅れを考えれば、

まずまず復調してきた感は有ります。

一瞬、3着以内を期待しましたが及びませんでした。

 

また、最内枠の好走が無い傾向が鳴尾記念にはありましたが、

今年のラストインパクトも、やはり苦しい競馬になってしまいました。

この馬も次走以降、見直しが必要になりそうです。

 

それではここで、払戻金をお伝えします。

 

<2017 鳴尾記念 払い戻し金>

 

今回の鳴尾記念をまとめると、

・馬場の特殊性(あまり感じられず)よりも、展開が重視された

・スマートレイアーは中距離がベストの印象

・デニムアンドルビーも復調気配

・最内枠のラストインパクトは、やはり苦しい競馬になってしまった

というところです。

次に繋げたいところですね。

 

さて、皆さんの鳴尾記念は、いかがでしたでしょうか。

はしくれはこの復習を活かして、

来年こそはしっかり当てたいと思います。

 

また、結果を次の一戦に活かせる様に努めてまいりますので、

これからもご覧下さいますよう、

皆様にはよろしくお願い申し上げます。

 

重賞を初勝利されたステイインシアトルの関係者の皆様、及び馬券的中者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。おめでとうございました。