55歳。
今回1番人気に推されたメイショウムラクモの手綱を取った、柴田善臣騎手は最年長55歳での重賞を制覇。
「道中でステッキを落としながら格好悪いゴール」と言いながらも、「馬はカッコいい」と立てる姿勢がより素敵に映る一幕でした。
強い内容でダートの新星誕生を告げる一戦でしたが、そんなレパードステークス2021の結果を回顧しましょう。
はしくれ
レパードステークス2021着順
優勝馬メイショウムラクモ
2着馬スウィープザボード
3着馬レプンカムイ
レパードステークス2021予想&予想結果
本命◎ルコルセール
対抗〇ノースザワールド
単穴▲メイショウムラクモ
買い目=単勝&複勝各100円、計600円。
予想結果=的中:単勝280円・複勝150円
パドックロード配信結果
☆1着→◎6着→〇9着→▲15着でした。
のりしお
はしくれ
のりしお
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のりしお
▲1着→☆2着(10人気)→〇3着→◎11着
◎1着→〇3着(10人気)→▲5着→☆15着
はしくれ
のりしお
〇2着(15人気)→▲3着(13人気)→◎7着→☆8着
はしくれ
エルムステークスでも◎(4人気)→▲(7人気)をワンツー的中
目次
レパードステークス2021結果・馬体診断
優勝馬メイショウムラクモ
まず優勝馬メイショウムラクモです。
同馬は今回非常に毛ヅヤも光って柔軟な馬体を見せて、太目もなく、プラス12kgでもしっかり仕上がった体型でした。バランスに優れた馬でもあって滑らかな歩様も好感が持て、体幹が真っすぐな背中の良いつくりをしているなと思いました。
またトモを非常に大きく見せて張りのあることが一目で分かり、選出自体は4番手ですが上位評価と差のないものでした。このレースでは出走馬レベルが非常に高いなと思いましたし、今後も期待できる馬が多く、そのなかで勝ったのは大きいです。
2着馬スウィープザボード
2着馬はスウィープザボードです。
同馬は今回伏兵評価で10番人気となっていましたが、柔軟性が高い馬体を見せ瞬発力を感じるものでした。周りの馬が馬格があるために選出には至りませんでしたが、同馬としてはまとまった馬体で高次元な仕上がりにありました。
トモもしっかりと輪郭が張って毛ヅヤも冴え調子も良かったので、人気薄ですが2着好走は決してフッロクではないはずです。こういうタイプはダート戦線で手が出しづらい馬体と言えますが、これからは積極的に狙って的中できたらなと思いました。
3着馬レプンカムイ
3着馬はレプンカムイです。
同馬はコロッとした体型から短距離でもやれそうに見えますが、胴体が長くゆったりしていて距離適性に幅が有りそうです。柔軟な馬体が特徴的な全体的に丸みのある馬で、トモも張っており画像の通りにボールのようなボリュームがあります。
こうした馬体はケンシンコウなど似たような馬の好走もあって、警戒はしましたが選出には至らず残念なパドックでした。このあたりを詰められたら一段上昇が狙えると思いますし、復習を重ね、こうした舞台で選び出せるよう努めていきます。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
レパードステークス2021結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は柴田善臣騎手とのコンビが話題になっていましたが、メイショウムラクモの所属厩舎の和田厩舎も初の重賞勝利。同馬自身も初制覇を飾りメモリアルな一戦となりました。
55歳で現役を続けて重賞を勝つ柴田騎手を見ると、感動をもらうとともに滅茶苦茶カッコいいなと思う競馬でした。メイショウムラクモは前走の際、外を回って抜け出していますが、左右の違いはあれどこの時の競馬が活かされたなと思います。
のりしお
はしくれ
騎手のコメント
1着柴田善臣騎手・・・「また今日も1コーナーで遅くなったらかかっちゃって。かかり気味に行って、それからは折り合いはついたんですけど。4コーナー大事なところでステッキは落とすし、あんまりカッコいい乗り方じゃなかったですね。馬はすごくカッコよく走ってましたけど。(JRA最年長重賞勝利について)周りがね、一生懸命おだててくれるんですけど、なんかあんまり気持ちは普通って感じで…。まあ次々いま下のジョッキーも追いついてくるんで、そのうちまた抜かれるんでしょうから。取り敢えずでも、そういう記録ができたっていうことは、非常に嬉しいことだと思うし、関係者の…まあ関係者の100%の力ですね、わたしは乗ってるだけですから。今日はちょっと邪魔しちゃいましたけど。(メイショウムラクモの今後について)正直、今日プラスの体重がかなり大きかったんで、心配はしたんですけど、中間の調教の感じが凄くいい感じで、思い通りの稽古もできてたし、気持ちも凄く昂って、呼吸も乱れもなく調教できたんでね。プラス体重は体の成長分、体を見る限りふっくらしそうな部分も残ってるんで。まだまだこれから力はついてくると思います」
のりしお
はしくれ
レパードステークス2021結果データ
勝ちタイム=1分51秒3(良)
前半800m通過=48秒8
ペース=ハイペース(1秒1差・800m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=37秒2(最速)
レース上がり3ハロン=37秒3
4角通過順=2→3→1番手
おわりに
今回は前走をなぞるような競馬で勝ったメイショウムラクモと、柴田善臣騎手の好騎乗で3馬身開いた結末でした。前に行った馬に有利と言える流れとは言い切れないものですが、上位3頭は前で凌ぎ切り強い競馬を見せたと思います。
馬体診断でも述べたのですが出走メンバーのレベルも高く、いい意味で迷う一戦でしたし、今後が楽しみな結末でした。また柴田騎手とメイショウムラクモ、このコンビの走りに期待します。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。来週も良い結果が出せるよう、引き続き復習して参ります
はしくれ
のりしお