はしくれ
ついに夏開催の北の大地、札幌の競馬が始まりますが、その開幕を飾るGⅢが函館スプリントステークスです。
今年はオリンピックの影響で札幌開催となったのですが、同じ洋芝の競馬場といえコース形態は大分違います。
そのため多少なり傾向的な違いも現れると思いますが、ローテーションなどはそう大きくは影響しないのではと思います。
また文末では過去の傾向からも最も注目するイチオシ馬を、ピックアップして参りますのでどうぞごゆっくりとご覧ください。
目次
函館スプリントステークス2021過去10年の傾向
函館スプリントステークス2021・過去10年3着以内傾向
*2021年(本年)は札幌での開催です
①最多好走枠:1枠(白)=5年5頭1勝、3枠(赤)=5年5頭2勝(全30頭中)
➁苦戦枠(1頭以下):なし
③前年3着以内リピーター:なし
④牝馬:11頭(3勝)
⑤3歳馬:7頭(2勝)
⑥人気:1番人気5頭・2番人気4頭・3番人気5頭・4番人気3頭・以下13頭
⑦好走騎手(3回以上):丸田恭介騎手3回(1勝)・三浦皇成騎手3回(0勝)
⑧ハンデ:別定
⑨走破タイム:良=1分6秒8~1分9秒4、稍重=1分8秒4(2019のみ)
⑩好走厩舎(3頭以上):安田隆行厩舎4頭(3勝)・須貝尚介厩舎3頭(0勝)
⑪最速上がり3ハロン計時馬:5年5頭2勝
⑫馬体重:426~536kg
⑬4角5番手以内:20頭(8勝。うち逃げ馬は5頭2勝)
⑭好調種牡馬(3着以内入着回数:4頭以上):クロフネ4頭(2勝)
⑮好走ローテ(前走。リピーターも単年計算):重賞経由18頭(主な前走=高松宮記念4頭、ヴィクトリアマイル3頭、京王杯SC3頭、桜花賞2頭、NHKマイルC2頭、オークス・阪神牝馬S・阪急杯・葵S各1頭)オープン7頭、3勝クラス4頭、2勝クラス1頭
⑯前走後間隔:中1週~3か月=29頭、4か月1頭(2018ヒルノデイバロー2着:阪急杯17着経由)
⑰前走人気:17番人気以内
⑱前走最低着順馬:2018ヒルノデイバロー2着=阪急杯17着・2016ソルヴェイグ1着=桜花賞17着
⑲ペース:ハイ6、ミドル4、スロー0
枠順確定前のイチオシ
函館スプリントステークス2021過去10年の傾向から、枠順確定前のイチオシは…
カレンモエ
今年は札幌の開幕週で例年の函館2週目でなく、馬場もパンパンの良馬場が見込めスピード決着になることでしょう。スローの無い過去の傾向からもスピードの持続力が肝なので、前目につけても息切れのしない同馬はうってつけだと思います。
所属厩舎も好走厩舎での唯一選出の安田厩舎で、混合戦としては目立っている牝馬ということもポイントでしょう。更に同馬は母にカレンチャンで、10年前勝っている血統で、父のロードカナロアも昨年の優勝馬ダイアトニックがいます。
オーシャンステークスの経由馬には好走馬が見られないと言っても、データ優勢の先行馬であり、スタート自体も上手な馬です。追い込みのイメージが強い鮫島騎手騎乗がどう出るかでしょうが、脚質・厩舎・血統と揃った同馬がイチオシに相応しいです。
*函館スプリントステークス2021の予想は函館スプリントステークス2021予想・本命はカレンモエ
以上函館スプリントステークス2021の過去傾向とイチオシでした。あとは枠順が確定してから精査することをおすすめします。また函館スプリントステークス2021のパドックロードも配信します。プロの相馬師による診断にもご注目下されば幸いです。