初重賞。
現在4歳を迎え成長著しいテーオーケインズが、歴戦の古馬をまとめて負かした今回のアンタレスステークス。
前走の名古屋城ステークスも素晴らしい一戦となりましたが、今回は初の重賞制覇でまたも強さを見せたレースでした。
ダートの新星誕生となったアンタレスステークスの一戦の、馬体診断とレースの回顧を行って参りたいと思います。
はしくれ
アンタレスステークス2021着順
優勝馬テーオーケインズ
2着馬ヒストリーメイカー
3着馬ロードブレス
アンタレスステークス2021予想&予想結果
本命◎ヒストリーメイカー
買い目=◎単勝200円、複勝400円、計600円。
予想結果=的中・複勝150円×4
パドックロード配信結果
〇1着→◎2着→▲13着→☆14着で本線ワンツー達成です!
のりしお
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目次
アンタレスステークス2021結果・馬体診断
優勝馬テーオーケインズ
まず優勝馬テーオーケインズです。
同馬は中継角度が良くなく正面画像が少ないとはいえ、その張りやバランスの良さはすぐに目を引く状態になっていました。特にきっちり絞れた腹目からボリューム感を見せるトモの張りは、かなりの切れ味を想像させる瞬発力の見える馬体でした。
まだまだ成長途上でスラっと脚長に見える体型でしたが、それでいて幅も足りているためにパワー不足には見えませんでした。そして特に好感を持ったのは毛ヅヤが非常に冴えていたことで、かなり内臓の調子が良いのが窺えるものだったと思います。
皮膚も薄く伸びのある全体で柔軟性に優れた馬ですし、重馬場の軽いダートはいかにも得意にできる馬だと思います。前走の不良馬場の優勝も強い内容を見せていましたが、こういった馬場を追い風にできる無駄のないつくりが好感でした。
2着馬ヒストリーメイカー
2着馬はヒストリーメイカーです。
同馬は前走時より上昇し、更にシェイプアップされた馬体で、調教の良さがそのまま現れスピードを感じる仕上がりでした。前走時はまだ少し重たさも残している仕上げに見えましたが、久々を叩いた効果が見られ、毛ヅヤも冴えた好仕上がりでした。
元々地方競馬を経験し、連戦には慣れているはずなので、今後も馬体の維持に問題は生じにくいのではと思われます。勝ち切れない面はある馬ですが、それは馬体からは見えませんので、あとは相手次第で優勝にも手が届く位置にいると思います。
7歳を迎え馬体は十分完成域にある状態ですし、体幹も真っすぐでバランスよく本命に相応しい仕上げでした。ブログ予想、パドック予想ともに本命に推すのは珍しいので、堂々と本命が打てるような仕上がりにあったことに感謝です。
3着馬ロードブレス
3着馬はロードブレスです。
同馬は好走ローテのひとつの名古屋大賞典経由馬ですが、3着に入り今年もここから馬券内馬が入着をしました。かなりボリュームのあるトモの張りで上位評価できる一頭ですが、選出に至らなかった理由は多少太目かと思ったからです。
独特のお腹周りをしていてプルンとした脂肪が感じられて、この皮膚感が何なのか少々判断しきれないところでした。結果的に3着に入線し、問題はないと分かりましたから、今回は間に合いませんでしたが次走に活かしたいと思います。
それにしても非常に幅があって短距離馬のような筋肉ですし、これで脚がもっと短かったら距離はもたないのではと思います。様々勉強になった馬体で、58kgを背負ってましたから、これも十分走る馬体として記憶に留めたいと思いました。
ということで・・・
のりしお
はしくれ
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今週末もご期待をくださり、誠にありがとうございました。これからも皆様とご一緒に感動を追い求めて参ります。
アンタレスステークス2021結果・回顧
レース動画
レース後の感想
ダート競馬の予想は重馬場が非常に多いのが特徴ですが、やはり天気が回復したあとも影響はかなり残っていました。重適性は重要な要素で好走実績のある2頭には、走りやすい舞台にもなったので、ある程度読みやすい結果でした。
ブログ予想の買い目は単勝を狙いつつ不的中を避けるため、複勝を敷いて保護をしましたがぴったり元戻しの結果でした。利益こそ乗りませんが競馬では楽しく観ることが叶いましたし、やはり単複は気持ちが良いなと何やら清々しく思いました。
とはいえもっと難しい馬券も挑戦していきたいところですし、今年はこの点を意識しながら取り組んで参りたいと思います。予想家としてスキルを磨きつつ皆様に楽しんでもらえるよう、頑張って参りますので応援、引き続きお願い申し上げます。
のりしお
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騎手のコメント
1着松若風馬騎手・・・「調教でコンタクト取らせてもらって、凄いいい馬だと思ったんで、しっかり結果出さないとって思って競馬に臨みました。行く馬が何頭か居たんで、それ見ながら好位で競馬できたらいいなと思ったんで、少し出負けする形にはなったんですけど、結果的にいい位置に収まったなと思います。ペースは少し流れてるかなって思ってました。少し仕掛けは早いかなと思ったんですけど、力のある馬なんでこの馬の能力を信じて乗せていただきました。改めて能力を感じました。」
2着以下のコメントはなし
アンタレスステークス2021結果データ
勝ちタイム=1分49秒0(重・過去10年で最速の時計)
前半800m通過=47秒0
ペース=ハイペース(2秒8差・800m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=37秒0(最速)
レース上がり3ハロン=37秒3
4角通過順=2→5→8番手
当日のクッション値=ダートのためなし
おわりに
テーオーケインズはハイペースでも早目進出で抜け出し快勝、後続に2馬身差近く付けて充実ぶりをアピールしました。4角2番手から上がり最速を計時して勝ち切っているため、後続各馬には逆転の目がないのは致し方ないところです。
かなり能力的に抜けていたと分かるような勝ちっぷりでもあって、今後の帝王賞路線に向け一歩リードしたように思います。東京大賞典出走馬がワンツーという結果を思っても、やはり大井の二千は実力を問われる舞台だと納得します。
また3着馬は名古屋大賞典経由のロードブレスが入って、こちらは交流ダートグレードを直接経由して入着でした。58kgのハンデを背負って最後伸びたのは力量ですので、今後も同馬には馬体も含め注視していきたいなと思います。
またパドックロードの会員様には温かくお見守りいただき、本線ワンツーで僅かながらもお返しできていれば幸いです。今後も相馬眼を磨き抜いて相馬界の第一人者として、頭角を現して行けるように努めて参りたいと思います。
それでは今週のブログ予想も、ご覧下さりありがとうございました。また来週末も競馬予想を大いに楽しんで参りましょう。
はしくれ
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