7歳馬。
完成度が求められるダートで地方競馬で成長を促し、中央競馬に復帰した後もキャリアを積んだヒストリーメイカー。
昨年2月についにオープンの仁川ステークスを制しましたが、得意の阪神で今度こそはの重賞初タイトルを狙います。
皐月賞の裏の開催だけに内田騎手も攻めそうな一戦の、アンタレスステークス2021の予想を公開致します。
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アンタレスステークス2021予想・印&買い目
本命◎ヒストリーメイカー
買い目=◎単勝200円、複勝400円、計600円。
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のりしお
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*高松宮記念、ダービー卿、大阪杯、阪神牝馬、NZT、桜花賞◎全馬馬券圏内。
目次
アンタレスステークス2021予想
本命◎ヒストリーメイカー
本命◎はヒストリーメイカーです。
同馬は2走前に東京大賞典で4着に名を連ねて、ついにGⅠの掲示板に載るまでに実力を高めてきました。非常に晩成傾向が強く、デビュー2戦では二桁に敗れ、地方競馬の金沢の所属で成長を待たれていた馬でした。
そうした馬が中央に戻ると既に5歳になっていたのですが、連勝を飾りいよいよ競馬の舞台も高みへと昇ってきます。3勝クラスで足踏みこそすれ、掲示板は外しませんでしたし、5戦目で勝ち上がるとオープンの仁川ステークスも勝利しました。
この時こそは今回と同じの阪神競馬場が舞台ですが、2着に退けた馬は芝でも重賞を勝ったクリンチャーでした。元々大柄だった馬格にも芯が入って安定感が増し、いよいよ重賞を狙える馬になってきたという予感がしました。
しかしここからは足踏みが続き、掲示板こそ外しはしないもの、勝ち切れずにあと一歩が及ばず2着がやっとという結果でした。それでもGⅠ4着の後の間隔が空いた前走で2着、このときは好調教を披露し、それを活かした走りを見せました。
そこで今回同馬の追い切りに非常に注目したところですが、素晴らしい伸びを見せ文句のない調教になったと感じています。その追い切りでは栗東坂路を稍重で52秒6として、ラストも12秒6で駆け抜けスピード感を見せる走りでした。
調教と結果がリンクするのが前走で確認できましたから、これだけ見ても今回の競馬は非常に楽しみになるところです。また今回は人気を背負いそうなテーオーケインズが前で競馬し、展開的にもスローペースにはなりにくいのではと思っています。
過去10年の傾向から見てもスローは2013年のみで、上がり最速を計時する馬が6勝という結果も出ています。人気馬を追いかけて殺到する4コーナーの展開を思うと、仕掛けが早まったのを確かめて追い出せる位置取りが重要です。
その点同馬は中団待機でまくっていける脚を使えますし、前走も上がりは3位ですから、位置取り次第では更に切れます。阪神ダート千八はこれまで1-1-0-0と好調ですし、重賞2着を経験している舞台というのも見逃せません。
皐月賞の裏開催へ向かう関東の内田騎手騎乗ですし、長く末脚が使える同馬に適した騎手が鞍上と言えます。枠も前年優勝馬と同じ4枠8番と好枠ですし、締まった馬場も問題はないのでタイトル奪取へまっしぐらでしょう。
買い目
当レースは連馬券を買うよりヒストリーメイカーに注目して、オッズの想定からも単複で勝利を目指したいと思います。
テーオーケインズが馬券外なら複勝も付きそうな気配ですし、回収重視で複勝を厚く、単勝も狙って買っていきます。
当日のパドック予想
早いもので4月度も今週で既に3週目に突入ですが、先週までの重賞は全てで本命馬が馬券内にあります。
◎2着→〇3着→☆6着→▲12着
〇1着→◎3着→▲4着→☆5着
☆1着→〇2着→◎3着→▲6着
▲1着→◎2着→〇4着→☆9着
◎1着→☆2着→▲15着→〇18着
アンタレスステークス2021は4月18日(日曜日)、阪神競馬場第11レース15時30分発走です。