圧倒。
持ち時計が少ない面子のなか、最速の時計を記録していた、バスラットレオンが見事重賞勝利を飾った今回の舞台。
中山に強い「文鎮」を持った馬であることを既述しましたが、直線では後続を引きちぎる5馬身差の勝利を収めました。ニュージーランドトロフィー2021・今週の期待馬体
適性の高い舞台に移って本領発揮となった一戦の、馬体診断とレースの回顧を行って参りたいと思います。
はしくれ
ニュージーランドトロフィー2021着順
優勝馬バスラットレオン
2着馬タイムトゥヘヴン
3着馬シティレインボー
ニュージーランドトロフィー2021予想&予想結果
本命◎バスラットレオン
対抗〇ヴィジュネル
単穴▲アヴェラーレ
特注☆タイムトゥヘヴン
買い目=ワイドボックス各100円、計600円。
予想結果=的中:ワイド410円(トリガミ)
ニュージーランドトロフィー2021予想・本命はバスラットレオン
パドックロード配信結果
▲1着→◎2着→〇4着→☆9着でワンツーを達成しました!
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目次
ニュージーランドトロフィー2021結果・馬体診断
優勝馬バスラットレオン
まず優勝馬バスラットレオンです。
同馬ははしくれも畏敬の念を抱いている矢作厩舎の馬で、ついに適性マックスと思えるマイル路線に切り替えてきました。中山に強い体型でもある「文鎮」の保有馬でもありますが、やや下にぽっこりと出たお腹が今日も特徴的な仕上げでした。ニュージーランドトロフィー2021・今週の期待馬体
やや胴が詰まった体型からもマイル以下は合うとも述べましたが、今日はきっちりと絞れていたのでこの点も拍車をかけていました。持ち時計が速い実績からも前に行って伸び伸びと走っては、他馬には捉まえようがないという圧倒的な逃げ切り勝ちでした。
ここにきて前走時より馬体が締まって一段と充実をして、前肢の強さが気にならないほどトモも素晴らしい張りをしています。まだ距離を詰めてもやれそうなほどスピードのありそうな馬体ですし、これからはぜひマイル以下を使い活躍してほしいと思いました。
2着馬タイムトゥヘヴン
2着馬はタイムトゥヘヴンです。
同馬は今回5馬身離されやっとの2着という結果ですが、初のマイルで対応できたのは馬体の成長ゆえと言えましょう。全体的に細かった馬体が幅を増して成長したばかりか、お腹周りの幅も出てきたため安心して選出ができました。
全体のシルエットが母馬のキストゥヘヴンにも似通ってきて、戸田調教師としても状態は自信があったのではと思います。同馬はバスラットレオンと違い中距離以上もこなせるタイプで、マイルに限らず2000mも十分視野に入ると思います。
結果的に今回は2着して血統的にマイラー寄りですが、決してそれだけではない奥深さを備えた好馬体と言えます。これからレースを選択しながら成長してほしいと思いますし、どちらに転んでも上を目指せる楽しみな存在と言えるでしょう。
3着馬シティレインボー
3着馬はシティレインボーです。
同馬は全体がぴっちり締まり瞬発力タイプではないですが、案の定直線でも粘り込み3着確保と躍進しました。白い発汗が目立っていますがそれ以外の馬体は悪く見せず、トモも張っていてツヤもピカピカな好調を感じる仕上がりでした。
元々同馬は骨格的にもそう大きく見えない馬体ですが、見た目よりも470kgとほど良い馬格も保持しています。坂のあるコースよりも京都など直線平坦が合いそうなので、これから夏場に活躍できれば重賞も狙えるかもしれません。
今回は11番人気での激走という結果だったものの、決してフロックではありませんし状態は悪くありませんでした。元気でしたし入れ込みというには発汗が目立っただけでもあって、これから同馬を見極める際は注意が必要かと思われます。入れ込みがキツイと競馬にならない?
ということで・・・
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桜花賞でも上位を目指しつつ、相馬眼を存分に活かします。皆様とご一緒に的中する感動を求めて挑戦します。
ニュージーランドトロフィー2021結果・回顧
レース動画
レース後の感想
前に行って強い競馬だった前走を彷彿とさせる走りで、バスラットレオンはマイルの距離で水を得た魚となっていました。
やはり馬体は嘘をつかないなと感じた一戦にもなりましたし、タイムトゥヘヴンも含め今後も見守って参りたいと思います。
矢作厩舎の面々の力が感じられた結果にもなったため、この点もチーム力や団結の尊さを学べた一戦でした。
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騎手のコメント
1着藤岡祐介騎手・・・「掴ってるだけでした。デビューのときからスタートの速い馬で助かりますね。思った以上にペースも楽でしたし、4コーナー回る時には負けないだろうなっていう手応えでした。馬場は内側が緩く感じたので、外を選んで最後は流す余裕もありました。随分体がしっかりとしてきましたし、デビュー前の追い切りから素晴らしい動きをしていた馬だったので、やっと重賞のタイトルを勝つことができて良かったと思います。上を目指せる馬だと思いますし、これから更に成長してくれれば、GⅠでも能力を発揮してくれるんじゃないかなと思います。今は先行する形で結果が出ていますけど、溜めが利けば、将来的には末脚が使えるようになるんじゃないかなと思っているので、可能性がある馬だと思います」
2着M.デムーロ騎手・・・「馬が良くなっていて落ち着いていました。ただ外枠は堪えました。コーナーでずっと外を回らされたし、ペースも遅くて勝ち馬に楽なレースをされました。この馬も最後までしっかり走っていますし、これなら今後が楽しみです」
3着横山典弘騎手・・・「今日はよく頑張って走っていると思います。」
ニュージーランドトロフィー2021結果データ
勝ちタイム=1分33秒1(良・過去10年で2番目に速い時計)
前半800m通過=46秒7
ペース=ミドルスローペース(0秒3差・800m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒6(最速)
レース上がり3ハロン=34秒6
4角通過順=1→5→2番手
当日のクッション値(午前7時)=9.7(標準)
おわりに
今回ブログ予想では本命◎バスラットレオンが来て、単勝を買っておけば良かったと少し後悔もあるところでした。
パドック予想での本命◎はタイムトゥヘヴンとしたため、両方の本命馬が連対しこれ自体は嬉しい結果でした。
バスラットレオンは逃げて最速上がりをマークした競馬な上に、タイムも速く道中のペースもそう緩まないミドルスローです。
過去10年で2番目のタイムで5馬身突き抜けた内容からは、十分GⅠを狙える位置にあると見て良いだろうと思います。
また今回は的中しましたが完全にトリガミとなりましたし、的中しながら更に上昇を果たしていきたいと思っています。
パドックロード会員様や、今ご覧いただいているあなたにとり、充実した予想が届くようにこれからも精進して参ります。
そしてまた明日の予想結果でもお会いいただけたなら幸いです。
はしくれ
のりしお