こんにちは、パドック狂です。
先週チューリップ賞でパーフェクト予想を達成したはしくれに、今週もまた期待を抱かせる出走馬が名を連ねています。
金鯱賞2021は既に公開した後となりましたが、その本命馬デアリングタクトの他にも気になる存在がいます。(金鯱賞2021予想・本命はデアリングタクト)
その馬は前走で敗れたあと3か月間隔が空きましたが、成長はまさに今がピークにあると思える前走でありました。
今回は伏兵の評価になる一頭であろうと思われますが、それではその馬がどの馬なのか早速公開して参りましょう。
金鯱賞2021期待馬体
今週の期待馬体一押しはブラヴァスを選出致しました。
金鯱賞2021に出走する馬はレベルが高いため、デアリングタクトを含め当日期待している馬は多くいます。しかしその中でも穴評価でありながら期待が持てる同馬には、前走で見せた充実ぶりから更なる上昇が期待できます。
それは管理する友道康夫調教師が馬のピークを見極め、ゆったりと成長を促しつつ使ってくれることが第一です。ダービー馬のマカヒキなども凱旋門賞後のダメージを引きずり、中々調子が上向かなかったことはまだ記憶に新しいです。
それでも師やオーナーを含めて諦めずじっくりと馬体をつくり、勝てないまでも札幌記念では2着という結果を残しました。マカヒキはダービー馬の看板があるため期待も高かったですが、この2着はかなり難しい挑戦で果たされたと思っています。
それは何と言っても約9か月ぶりの出走となったローテと、ダービー馬の看板を背負っているプレッシャーの中にあったからです。
こういうピンチの状況にあって人気に推されて結果を出すのは、全く簡単ではありませんし技術がなければできないことです。これは休養中も含めて同厩舎を囲む環境が良いのを、物語っているひとつの結果だとはしくれは今でも思っています。
そこで期待馬一押しに選んだブラヴァスの環境を思う時に、ノーザンファーム生産で友道厩舎というのは心強いです。
同馬は2歳戦から期待されながら勝ち上がりは遅れましたが、この間もずっとはしくれの目には成長してきたように見えました。それが特に良くなったと感じたレースが昨夏の新潟記念で、ここでは本命に取り上げるほどボリューム感がアップしていました。
そもそも同馬の父は幅のある馬体をしていたキングカメハメハ、ふっくらとしたボリュームが出るのは非常に納得のいくところです。
因みにこの新潟記念は◎1着→▲3着→〇10着→☆14着となりましたが、かなり抜けた仕上がりにあったためコメントをしようかと迷いました。結果的にまだ良くなりそうだとコメントは差し控えたものですが、このとき同馬が変わった感じは鮮明に覚えているところです。
今回も福永騎手が騎乗し手放したくないことも感じられ、それだけ背中の感触が良くなっているということでもありましょう。また3か月の間隔としては前走時もそれが吉と出たので、より仕上がりに期待が持てるかと感じているところでもあるのです。
その前走時はレイパパレという無敗の強敵に3kg与え、コンマ2秒差に迫りましたから内容的にも十分でした。スピード馬が強い中京ですし、幅のある馬体が活かされるのは、開催が進んだ馬場よりも開幕週であるのも理想的です。
またチャレンジカップは本命で2着でしたが後悔はありません。先述のとおりハンデ差を踏まえれば勝ちに等しい内容でした。〇1着→◎2着→▲3着→☆5着で3着を独占した結果ともなりましたし、この充実度で名牝にどれだけ肉薄できるかが楽しみです。
ということで・・・
今週の期待馬体一押しはブラヴァスを選出致しましたがここ一連の仕上げを上回る究極仕上げは有り得るでしょうか。相手は強敵が揃いましたが同馬ももちろんその一頭です。当日の仕上げに期待しながら登場を待ちたいと思います。
また当日の判断の結果はパドックロードにてお届けしますので、プロの相馬師による判断にもご注目下されば幸いです。