ダート王。
ダービーを頂点に行われる
日本競馬は芝が主流ですが
地方を含めれば圧倒的な
レース数を数えるダート競馬。
その中で中央で行われる
ビッグレースは2度あるわけですが
伝統的にもその年最初の
フェブラリーステークスは大事です。
このレースは一年の初めとも
シーズンの終わりとも捉えられる
ダートチャンピオンの決定戦に
非常に相応しい舞台なのです。
コース的には芝からスタートで
タイムも速くなりやすいのですが
馬体面ではスピード優勢な
ふっくらした馬体が優勢です。
そんな特徴を踏まえて今回
期待馬を選出致しますので
フェブラリーステークス2021の
期待馬体を早速公開しましょう。
フェブラリーステークス2021期待馬体
今週の期待馬体一押しは
サンライズノヴァと致しました。
同馬は昨年3着に入り
適性の高さを見せたのですが
ローテーション的にかなり厳しい
休み明けのローテーションでした。
過去10年で馬券内の馬が
1頭もいないデータのなかでも
上がり最速でしっかり追い込み
存在感を見せつけていました。
・フェブラリーステークス2020結果・優勝馬はモズアスコット
もちろんはしくれはこのレースでも
しっかりと同馬をフォローしており
柔軟で筋肉質な馬体を
高評価することが可能でした。
印としては3番手評価で
3着という結果になりますが
当時はプラス10kgの馬体で
まだ絞れる状態にありました。
そんななかで3番手の評価を
下すことができる理由としては
同馬が豊富な筋肉をまとい
ボリューミーなつくりにあるからです。
同馬は仕上げが毎回違って
レースの度に違う体ですが
それでも柔軟性を失わず
スピードの対応力があります。
とくにこの東京ダートマイルは
この柔らかさがポイントでもあり
もしかすると芝でもやれるほどの
筋肉の質が大事になります。
こういう筋肉は見た目は軽く
中身は非常に詰まっているので
馬体重が530kgを
超える馬体なのも納得でしょう。
骨格がしっかりとして重さを
支え切れるだけの下地があって
重ハンデを課されながら競馬を
勝っているのも合点がいきます。
ただ単にこのコースの実績が
高いということは理由ではなく
馬体に見合ったコースであるため
このコースで走っているわけです。
今回は前走で大敗後の
巻き返しを期しての競馬ですが
一戦叩かれた上積みからも
期待の持てるところと言えましょう。
ということで・・・
今週の期待馬体一押しは
サンライズノヴァを選出しました。
大型馬の叩かれた良化後の
素晴らしい仕上げに期待しましょう。