京都2歳ステークス2020結果・優勝はワンダフルタウン

 

快勝。

 

前に行く馬が多いようなので

控えようと考えていたという

鞍上の和田騎手も好騎乗の

差し切りを見せたワンダフルタウン。

 

萩ステークス経由馬が今年も

強かったという結末でしたが

ダノンザキッドの2着としていた

阪神で素質が開花しました。

 

パドックでも張りツヤともに目立つ

姿が見られた今回でしたが

京都2歳ステークス2020の

結果を振り返って参りましょう。

 

<京都2歳ステークス2020結果

優勝馬・・・ワンダフルタウン

2着馬・・・ラーゴム

3着馬・・・マカオンドール

 

<京都2歳ステークス2020予想・印&買い目>

本命◎・・・ラーゴム

対抗〇・・・グロリアムンディ

買い目・・・単勝◎〇各100円、ワイド◎ー〇100円、計300円。

(予想結果=不的中)

京都2歳ステークス2020予想・本命はラーゴム

 

勝ちタイム=2分1秒6(晴れ・良)

前半1000m通過=61秒5

ペース=スローペース(1秒4差)

勝ち馬上がり3F=35秒0(最速)

レース上がり3F=35秒5

クッション値(当日午前7時半)=10,1(やや硬め)

 

☆レース後のまとめ

・はしくれの感想:前走萩ステークス組のデータ優勢が気になってはいたが、こうもあっさりと差し切られるとグウの音も出なかった。パドックでの仕上がりも良好で、これは来そうだなと思っていたが、グロリアムンディも仕上がりが良く、なんとかなるかなと期待していた。福永騎手も反省一色の騎乗後のコメントを出しているが、それよりも単純にワンダフルタウンを外したことが大後悔。レース後に「ふヴぁあああ~~!!」と意味不明な叫び声が出たことは秘密

・優勝馬ワンダフルタウンは重賞初制覇

・和田竜二騎手は当レース初勝利

・高橋義忠調教師は当レース初勝利

・ワンダフルタウンの生産は安平町のノーザンファーム

・馬主は三田昌宏さん

・和田竜二騎手のコメント「思ったより展開が向いてくれたんで、この馬向きの競馬できっちり力を出し切ってくれました。スタートも良かったですし、先行馬が多い組み合わせだなと思ってたんで、流れ見てと思ってたんですけど。ちょうど前も目標の馬が居ましたし、いつでも外に持ち出せるタイミングがあったんで。前走を意識してちょっと早目には踏みましたけどね。最後まで長くいい脚使える馬なんで良かったです。追い切りもしっかりやりましたし、もうちょっと絞れるかなと思いましたけど、その中でマイナス2kgっていうのは、馬自体も充実していると思いますし、特に問題なかったと思います。スタミナが有る馬だと思いますし、距離延びて良くなってくるのは良い傾向だと思いますんで、ここで賞金が加算できて先々が楽しみになりましたね。頼りになる相棒だと思います

・優勝馬ワンダフルタウンはスタート後馬群の後方4番手で、スローペースのなか馬群の外で脚を溜めながら機会を窺う。4コーナーから徐々に進出し和田騎手が右ムチを入れながらも、内のラーゴムを目がけて競り合い、最後はすんなり差し切って見せた。距離ロスも感じる競馬だったが、直線で上手くライバルを捉え、叱咤に応えるように脚を伸ばした人馬ともに好レースだった

・走破タイム2分1秒6は過去7年で5番目の時計で、昨年とコンマ1秒遅い例年並みのタイム

・2着武豊騎手「惜しかったです。ある程度思い通りの競馬はできました。最後まで止まってはいませんでした。現状では決め手の差が出たと思います。」

・上位3頭の4コーナー通過順は6→4→6番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

○1着→☆2着→◎4着→▲9着でした。

以下馬体診断を実施致します。

 

 

まず優勝馬ワンダフルタウンです。

 

同馬はザ・きっちり仕上がりで

無駄な肉がなく皮膚も張っていて

毛色も濃く筋肉の充実が

浮き出ていることが窺えました。

 

父はルーラーシップとありますが

馬格的にはあまり大きくなく

似ているところはトモの大きさが

目立つ後肢の強いところです。

 

腹目もきちんと絞り切れていて

いかにもスタミナがありそうですが

やや筋肉の質も硬めなので

この性質はより高いでしょう。

 

その点和田騎手も触れていますし

長くいい脚を使えることから

今回のようなスロー展開で

勝てたのは収穫も大きいです。

 

 

2着馬はラーゴムです。

 

同馬は一言で言えば馬体が

まだ幼く緩さを残しますが

オルフェーヴル産駒らしい馬体で

バランスの良さは目立っていました。

 

馬格があるためにこれでお腹が

絞れていれば一番手でしたが

最後脚がありながらの2着は

緩さの影響も感じられます。

 

ただ器の大きい馬でもあり

まだ完成は先と言えますから

今回でもこれだけやれたことは

十分良い結果だと思います。

 

賞金もきっちり加算してきて

距離の融通も利きそうですから

今後も上昇すれば重賞で

十分上位を狙えるでしょう。

 

 

3着馬はマカオンドールです。

 

今回のパドックで悔しいのは

同馬を選び切れなかったことで

3番手以下の評価が一押し

足りずに独占を逃がしました。

 

バランスが良く非常に柔らかい

質の良い筋肉を保持しており

ノーザンファーム生産馬が見せる

体幹の良さは光っていました。

 

ただもう少し幅が出ていたらと

感じられたパドックでありますが

今回のメンバーでは十分に

仕上がっていたと言える範囲です。

 

順列の組み方を取り違えて

会員様にはお勧めができず

非常に残念なところでしたが

これを糧にまた上を目指します。

 

ということで・・・

 

土曜日の京都2歳ステークスは

ワイドがかすって悶絶でしたが

「これも競馬だ」と念仏のように

自分に言い聞かせたはしくれです。

 

はしくれの好きな和田竜二騎手が

重賞を勝って嬉しかったので

一緒に喜べないもどかしさを

いずれ発散したいと思います。

 

またグロリアムンディも仕上がりは

かなり高次元でもありましたし

福永騎手とのコンビで次回は

変わってくれるのではと思います。

 

今年の2歳馬も素質の高い

好馬体の馬が多くいますし

段々と迫る2歳GⅠへ

己を高めたいと思います。

 

パドックロードの会員様や

今ご覧下さっているあなたへ

よりお楽しみいただけますように

専心努力致して参ります。

 

それでは今回もご覧下さり

誠にありがとうございました。

来週こそは的中の歓喜を

どうかあなたと分かち合えますよう。

 

*はしくれの相馬眼の秘密は―

*好調の秋GⅠ戦線、JCまで◎5-0-1-0

 

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