突破。
世代レベルが疑問視されていた
3歳世代のサリオスでしたが
名手ルメール騎手を背中に乗せ
古馬の壁を打ち破って優勝。
単勝1,3倍に推され
かなりの人気を背負っていましたが
残り200mで抜け出すと
段違いの末脚を見せました。
未だにコントレイル以外からは
土を付けられていない馬ですが
そんな毎日王冠2020の
結果を振り返って参ります。
<毎日王冠2020結果>
優勝馬・・・サリオス
2着馬・・・ダイワキャグニー
3着馬・・・サンレイポケット
<毎日王冠2020予想・印&買い目>
本命◎・・・サリオス
対抗〇・・・サンレイポケット
単穴▲・・・コントラチェック
買い目・・・単勝◎100円、ワイドボックス各100円、計400円
(予想結果=的中:単勝130円、ワイド300円)
勝ちタイム=1分45秒5(曇り・稍重)
前半800m通過=46秒2
ペース=ハイペース(1秒3差)
勝ち馬上がり3F=34秒1(最速)
レース上がり3F=35秒4
クッション値(当日午前7時)=7,8(やや軟らかめ)
☆レース後のまとめ
・優勝馬サリオスは重賞3勝目
・C.ルメール騎手は当レース初制覇
・堀宣行調教師は当レース3勝目(2010アリゼオ・2011ダークシャドウ)
・サリオスの生産はノーザンファーム
・C.ルメール騎手のコメント「気持ち良かったです。完璧なレースできましたし、馬が凄くいい競馬しましたし、とても嬉しく思います。いいスタートしましたので、すぐ内田さん(ダイワキャグニー)の後ろのポジションを取ることができました。これから馬がずっと冷静に走りましたし、息が入りましたし、勝つ自信がありましたね。直線の開いては馬のパワーを感じることができたので、ちょっと坂まで我慢しました。ちょっとずつ加速しました。この馬場でちょっと緩かったので、ゴールまで集中しました。」→馬場は回復傾向だったが、騎手の感触としては「ちょっと緩め」
・優勝馬サリオスは逃げ争いを演じるトーラスジェミニとコントラチェックを見ながら離れた4番手を追走する。徐々に昨日の不良馬場から回復していた稍重馬場のなか、馬場の3分どころを残り200mから先頭に出て押し切った。2着ダイワキャグニーとは3馬身の差
・走破タイム1分45秒5は過去10年で4番目の時計。前日の不良馬場から回復してきた稍重馬場でもあり、3年前(リアルスティール)の走破時計がコンマ1秒遅いことから、馬場の回復度合いはかなり急速に進んだと見られる。当日日曜の降雨はなしで、金曜・土曜日で37mm→69.5mmと100mm超の降雨量を記録。これだけの降雨量でも開幕週なら一日でかなり回復
・優勝馬サリオスは3歳馬。3歳馬の優勝は昨年のダノンキングリーに次ぐ連覇で12頭目
・2着内田博幸騎手「勝った馬は強いですね、でもこの馬も休み明けでよく頑張ってくれました。去勢明けで動きに柔らかみが出ていましたね。」→去勢明けの馬は細化しやすいが、その傾向も見られなかった。
・3着荻野極騎手「1800mへの距離短縮でしたが、レースでも上手く運べました。」
・上位3頭の4コーナー通過順は4→3→5番手
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
◎1着→〇3着→☆4着→▲7着でした。
以下馬体診断を実施致します。
まず優勝馬サリオスです。
同馬は素晴らしく筋肉質で
分厚い幅が特徴的ですが
これだけの器の大きさながら
持て余すことなく出来ていました。
発表はプラス10kgでしたが
殆んど消化されている馬体で
それでいて少し余裕があるので
完璧な叩き台となりました。
世代レベルが疑問視されていて
どうかという声も聞かれましたが
元々この馬は全世代でも
抜けた馬体を持っている馬です。
予想時にも伝えたことでしたが
距離が短縮されたこともあって
より無理なく体が作れるので
これからも猛威を振るいそうです。
2着馬はダイワキャグニーです。
同馬は去勢明けの一戦でも
細化が見られない馬体でしたが
前走で重賞を勝ちながらも
思い切ったことが吉と出ました。
なめらかなウナギのような馬体も
相変わらず特徴となっていて
全体的なバネの柔軟さも
腰にかけて抜ける仕上がりでした。
東京を得意にできる馬体で
選出しようか悩みましたが
直線素晴らしく粘ってみせた
同馬を讃えたいと思います。
3着馬はサンレイポケットです。
同馬は近走の充実ぶりが
非常に目を見張るところでしたが
多少後ろへ流れていくような
バランスも特徴を感じました。
ダイワキャグニーと同じくウナギを
連想させる胴長な馬体で
馬場が渋れば更に同馬にとり
有利な展開となったはずです。
まさに稍重の微妙な感じが
順列にも反映されましたが
引き締まったスタミナある馬体で
最後の一脚も好感でした。
仕上げとしては前走時の方が
バランスが良かったと思いますが
筋肉がぴっちり張っていますし
まさに今が旬だと思います。
ということで・・・
今週はブログ予想と同じく
パドックでも同じ3頭になり
これは非常に珍しいことだと
一人でびっくりしたレースでした。
コントラチェックは行けなかったので
度外視してよいとも思いますが
牝馬でも馬体はできていたので
次走以降が鍵になりそうです。
また牝馬と言えば来週ついに
デアリングタクトが現れますし
3冠に向けてどんな仕上がりで
出てくるのか楽しみにしています。
結果的に今週3重賞は
全て2頭入着しましたから
パドックロードの印も注目
していただければと思っています。
それでは来週は秋華賞での
予想を公開致しますので
3週連続的中を狙う
当ブログをお願い申し上げます。
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*毎日王冠本命◎サリオス優勝
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お疲れ様でした。
サリオスは夏を挟んで手前が変えられるようになったのは大きな収穫ですよね。
成長した今ならコントレイルより上と思っています。
あくまで個人的な言い分ですけど😅
炭酸水さんコメントありがとうございます!(*^^*)
サリオスって手前変えられなかったんですか??知らなかったです。教えて下さりありがとうございます☆
それであれだけ持続力ある脚をもっていたとは、コントレイル以上かもしれません。
というより中距離~マイルなら実際再戦したら勝てるかもです。
本当に良い馬ですよね~(^^*)ウキウキします。
正直十分怪物級なんですがそれに勝つコントレイルって・・・(汗)
2頭共凄すぎますね。
皐月賞、ダービー共に手前を変えられずそのままコントレイルと追い比べしてましたね^^
なんと、炭酸水さんに教えていただかなければ、全く気づいていませんでした。
手前を変える瞬間っていつも良く分からなくて、何度も動画で見たんですけど、どうしても身につかなくて(泣)苦手なのでこれからも教えていただけると助かります、どうぞよろしくお願い申し上げます🙇またそれだけに、ミスターメロディの福永騎手が、手前を変えてないとコメントしてくれるのとか、炭酸水さん同様、本当にありがたいです。
サリオスは凄い馬ですし、よりこれから期待がもてますね😄馬体による距離適性だけではなく、ここにも敗因があったとは!より結果分析が深まりました🙌✨
いえいえ私なんか全然です😅
手前を見るのは坂路追い見て覚えました。
脚にバンテージ巻いている馬はわかり易いですね。
何度か繰り返し見ると分かると思います。
慣れてくるとある程度なら横向きでも分かる様になってきます。
さすがに真横だと私には厳しいですが😅
なるほど!バンテージですね。
確かに脚に色がついていれば、動きが目立って分かりやすいかも^^
ありがとうございます。
何度も何度も見ているのですが切り替わる際は鮮やかなものですね(><;)
今、変わった?みたいな感じです。
でも、こうしてまだ吸収できていないことがあるというのも楽しいです。
あと、坂路追いのことについてですが、はしくれは調教も得意でないので、それだけにコラムも書いてないほどヒイヒイ言っている分野です。(おそらく炭酸水さんならお気づきのことと思います。汗)
ですから調教評価は大川予想を実際に参考したり、他の調教読むのが得意な方から学んだりもしています。
炭酸水さんにも教えていただきたいくらいです。
基準タイムとか変わってくるのが難しいんですよね。
あと一頭一頭の調教の癖を把握しなくてはならない点も・・・。皆さん凄いです。
パドックと全く同じように底なしの奥深さを感じているので、これがきちんと読めるというには気後れしてしまうところですが、まずは相馬力を落とさないよう頑張りつつそちらも伸ばしたいです(^^)!