はい、競馬依存症です。

 

依存症。

 

ギャンブルをはじめ酒やタバコなど

やめられないことは多いものですが

生活に支障をきたすほど

依存していてはいけません。

 

とはいえはしくれも競馬依存症で

今でこそ予想家になりましたが

やはり競馬依存かと問われれば

そうですと答えざるをえません。

 

当コラムの公開日でもある

2020年5月20日は

ギャンブル等依存症問題啓発週間

(5月14~20日)

最終日にあたります。

 

そこで兼ねてから競馬で生活する

はしくれの過去と現状を踏まえて

依存症と向き合うための

姿勢について伝えたいと思います。

 

☆そもそも依存の原因は?

 

タレントの美輪明宏さんが

ギャンブルにはまる人の原因を

「他にやることがない人がやるもの」

と仰っていたのをテレビで見ました。

 

はしくれもその通りだと思われ

自身も他に燃えるものがなくて

高校時代からずっとこれまで

競馬を観戦し続けてきました。

 

馬券を買うことができなかった

未成年時代は良かったのですが

成人して好きなだけ馬券を

買えるようになって色々と知りました。

 

負けると悔しくて取り返そうと

追い上げたり大きな額を使って

一文無しになって徒歩で帰り

真夏の日差しで死にそうになりました。

 

他にもミスした騎手を恨んだり

悪天候をいちいち嘆いたり

外れた原因を自分以外の

何かのせいにして八つ当たりしました。

 

そして時間が経ち冷静になり

今度は自分が情けなくなって

本腰を入れて学習しましたが

外れてまた不幸な気分でした。

 

☆学習とは何か

 

こうしてトライ&エラーを繰り返し

牛歩で上達していきましたが

それこそが学習に必要だと

自分に言い聞かせている日々でした。

 

ラットが迷路に置かれて最初は

壁にぶつかりながら道を見つけて

やがて最短で結果を出すのを

学習というふうに呼ばれます。

 

しかし実際は少し違っていて

学習が役に立ってくるまでには

なにかしらのコツをまず得ないことには

はじまらないと思います。

 

☆失敗からは何も学べない?

 

失敗からは何も学べないと

まことしやかに言う人がいますが

そんなことは全くありませんし

諦める必要もありません。

 

ただ失敗から学ぶよりは断然

成功から学ぶのが近道であり

それだけに重要なのはレース後

きちんと復習をすることでしょう。

 

当ブログも週末の予想から

結果までを公開していますし

ただ次々に消費するだけでは

経験を消化しきれないのです。

 

何か予想のコツを得て実際に

通用するかどうかを見極めるため

数をこなすことは大事ですが

それは当たるようになってからのことです。

 

予想だけして復習をしないと

すぐに忘れてしまうものですし

復習をすれば正解があるため

確実な理論を覚えられます。

 

それが毎回当たるほど適した

条件になるとは限りませんが

的中に役立つ思考法自体は

普遍性があり学べるのです。

 

ですからまずは的中をしている

予想家のその時の予想法を見て

何に着目した結果なのかを

分析してみるのが良いでしょう。

 

ちなみにはしくれはこの結果から

まずは極意こそが大事と感じ

無料のコラムで武器にしている

相馬法を公開しています。

パドックの見方、お教えします!

 

普遍性だけを追い求めて

記事にした大事なコラムですので

パドックを見るにあたって少しでも

お役立ていただければ幸いです。

 

 

☆皆が同じ馬を買うことはない

 

よく皆が同じ馬券を買うと

儲からないから買うべきではないなど

うがった見方で人気馬を切って

何も当たらなくなる人がいます。

 

こうして人間は100%

同じ馬を買うようなものでなく

オッズが傾いていれば当然

他を買う人がいると分かります。

 

こういうとき勝てる人というのは

素直に人気馬を信じていた人で

まず穴から入るという思考は

的中を遠ざける考えです。

 

当たらなければどんなに的中時

高配当のオッズだとしても

何の意味もありませんからこれは

肝に銘じなくてはなりません。

 

ですからはしくれは良いと思えば

人気も穴もなく買っていきますし

本命党か穴党かだなんて

本当にどうでもよいと思います。

本命党?それとも穴党?どっちが勝てる?

 

人気馬同士で決着したとき

「つまんね~決着」

などと言っているのは

外れたことを受け止めるに足りる

謙虚さが不足しているのです。

 

どんなに勝ってもまた次勝てるか

分からないのが競馬というものですから

謙虚さや冷静さを欠くと

一気に飲み込まれてしまいます。

 

「なんで当たんねえんだ」

「次は当ててやる」

と熱くなって我をなくしますから

こんな時こそ美味しいものでも食べて

取り敢えず思考の熱を冷ましましょう。

東京競馬場で食べる幻のアイテム

 

たったこれだけでも元気になって

頭の血がお腹に下がりますから

金銭感覚のリセットも含めて

積極的に活用していきましょう。

 

☆不幸とは何か

 

競馬依存症とは競馬がなくては

生きてはいけない人を指しますが

実際には競馬をやらなくても

生きていくことはできるのです。

 

ただはしくれはそれでは寂しくなって

結局買ってしまいましたし

そのためいっそやるからには競馬に

本気で取り組むことにしました。

 

まずは予想力のなさを受け止め

依存症であることも受け止めて

無理にやらないようにするのでなく

少額でできることをやりました。

 

更に当たる人の理論を探り

実践と復習を繰り返して

パドックにも足しげく通って

コツを得るのに時間を割きました。

 

役に立ちそうな本を読み漁り

競馬新聞もよれよれになるまで

メモを書き込んだり印をつけて

切り抜いてノートに貼ったりもしました。

 

そうしてエア馬券も買い続けて

実践するとメンタルが乱され

これをコントロールするのがいかに

大事なのかも思い知らされました。

当たらなすぎ?一日に一度も当たらないなんて

 

そうしていまになって思うことは

不幸な日々がなんだったのかと言えば

それは自分自身が常日頃から

不機嫌だったということです。

 

不幸=不機嫌というのが

いまのはしくれの哲学ですが

斎藤一人さんはブログの中で

不機嫌=悪と言い切っていました。

 

確かに不機嫌を悪と考えれば

誰も近寄らないのは分かりますし

進んで不機嫌になる人を

天が助けるとも感じられません。

 

精神的に大人であることが

自分自身の機嫌を取ることであれば

目標を立てて達成したとき

自分自身にもご褒美をあげましょう。

回収率を上げるために

 

そうして取り組みを肯定的にして

前向きに進んでいくのも良いですし

結果を受け入れる余裕を持つと

感動がより深くもなるものです。

 

☆いま後悔していること

 

当ブログ予想は3年前の

大阪杯を最初に始まって

2018年と2019年は

プラス収支を達成しました。

「競馬で生活する僕は」2019実績報告

 

回収率100%越えの

予想がデータでも可能になって

いつまで続くかは分かりませんが

可能な限り研究する毎日です。

 

心に平穏が戻りつつあり

時には愕然とすることがあっても

騎手のせいでも馬場のせいでもなく

自分のせいだと思うようになりました。

 

もちろん実際に騎手の騎乗ミスや

展開の有利不利は有りはしますが

あくまでそれも含めて競馬だよと

割り切れるようになってきました。

 

八百長などは許されませんが

競馬は公平を尽くされており

そう感じる結果になりますから

これまでも続けて来られたのです。

 

そして今になってはしくれが

特に後悔をしていることと言えば

騎手の騎乗に悪態をついたことや

勝ち馬を認められなかった過去です。

 

騎手も人ですしミスがあるのは

当然のことだと思いますし

命がけで乗ってくれている人に

悪態をつくなど最低でした。

 

また負けた馬の方に不利があり

勝ち馬よりも強く見えたとしても

勝ち馬が強かったという事実を

認められなかったことも恥ずかしいです。

オルフェーヴルの奇跡の裏で

 

そうして外れて八つ当たりすれば

もうどうしようもない人間でしたし

変わりたいし変わらなければと

取り組む本気の大事さを知りました。

 

そしていまは競馬に感謝しています。

 

もしあなたが競馬依存症であれば

どうかご自身と向き合えますよう。

そしてあなたの大切な人たちを

ずっと大切にしていけますよう。

 

はしくれも恥の多い毎日を

これまで送ってきたわけですが

変わろうと思えば変われることも

実感してここまでやってきました。

 

ですからもしあなたが競馬依存でも

きっと変われると思います。

あなたの良さを知り信じてくれている

大切な人のためにも―。

 

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