勝負レースに臨む姿勢、そして・・・

 

勝敗を決めるレース。

 

それが勝負レースですが

付け焼刃で臨めるほど

競馬は甘くありません。

 

これまで何度もはしくれは

勝負を繰り返してきましたが

そうするほどに競馬の怖さを

思い知らされてきました。

 

敗戦を糧に這い上がり

ようやく手にした予想技術も

未来永劫通用するとは

全く断言できません。

 

ですが勝ちを考える以上

勝負は避けて通れませんし

狙って勝てるようにならなければ

勝利を重ねられません。

 

そこで今回ははしくれの

勝負レースの実録から

どんな姿勢で臨むべきか

お話ししたいと思います。

 

 

☆「ここだ」という感覚

 

チャンスが何度でもある

というのは

真実でもあり嘘でもあります。

 

競馬に取り組んで一日が終わるとき

チャンスがいくつあったのかは

人によって違います。

 

当たりはずれを繰り返して

プラスで終わることもあれば

一度はプラスを出せていたのに

マイナスで終わることもあります。

 

どちらにせよ

勝てるチャンスはあった

わけですが

決定打を得られていません。

 

勝つべくして勝つ

にはもちろん

自分自身の予想技術と

自信が求められますが

一番重要だと思うのが

勝負をかけるタイミングです。

 

そこでこの結果をご覧ください。

 

 

これは2018年7月14日の

函館11Rでのはしくれの勝負馬券です。

買い目は単勝9番に1000円

複勝9番に4000円です。

 

普段から当ブログをご覧の方なら

この金額がはしくれにとって

いかに限界ぎりぎりかを

お察しいただけると思います。

 

買い目の点数は6点以内、競馬を長く続けていくなら・・・

でも既にお伝えしている通り

はしくれは普段から少額で

競馬に臨んでいる身です。

 

そんなはしくれに

「ここだ」

という勝負を決断させたのが

丸山元気騎手が騎乗する

3番人気のドウディでした。

 

 

この日の同馬は素晴らしい仕上がりで

パドックの一周目から

特別な輝きを放っていました。

 

はしくれはこういう時

2周目以降はこの馬が本当に

特別かどうかを確認するため

細心の注意を払います。

 

そのためにまずやるべきは

全出走馬の再確認です。

それはパドックが大前提として

横の比較だからに他なりません。

 

他に同馬を凌ぐ馬がいないか

集中して確認します。

そして勝負仕上げだと分かると

このように配信します。

 

 

滅多に付けないコメントですが

このレベルかどうかの判断をしています。

そして結果は・・・

 

 

〇1着→◎2着→☆3着→▲9着でした。

 

結果としてはハナ差の僅差で

1着を逃しましたが・・・

見事2着に入線して

その日の勝利が確定しました。

 

複勝のオッズは1.8倍。

利益は2200円ですが

はしくれには十分です。

これで勝ち切れるという予想なら

オッズは低くても構いません。

 

そしてこのレースに至るまでに

2戦を費やしていますが

函館のパドックを見たのは

その日最初の一戦目でした。

 

つまりはその日の状況など見ず

いきなり勝負をしたわけです。

 

☆なぜこういう思考になるのか

 

まずレース選択の面から言うと

「ここだ」という感覚になれるのが

次はいつだか分からないから

です。

 

「ここだ」という感覚については

的中に必要な感覚とは・・・?

で詳しくお話ししていますが

自分自身の感覚に

頼らなくてはなりません。

 

また配当の面から言えば

複勝だけでも十分に

プラスが計算できたから

です。

 

このあたりは

期待値を競馬に持ち込まないで

でも詳述した通りですが

低オッズでも一度の当たりで

十分勝利は望めます。

 

もちろん勝ち方はひとつではなく

無限にあって然るべきですが

勝ちを決める瞬間は必ず

どこかに在るということです。

 

その瞬間が分かることが

勝負には重要ですから

それが分からない内からの

勝負はお勧めできません。

 

それでは事ここに至るまでに

どんな道を通ってきたのか

はしくれの通った道を

手短にお伝えしましょう。

 

①ひたすらパドックを見続けた

 

何度もお伝えしてきた通り

はしくれはパドック党です。

土日は殆ど10何年と

パドックに費やしてきました。

 

祝日でも地方競馬が

開催中なら出向きましたし

ライヴもモニター中継も問わず

パドックを鍛え続けました。

 

はしくれがパドック党のために

例えがパドックになっていますが

新聞予想やデータ予想でも

数をこなすことは重要です。

 

様々な結果を知っていくことで

徐々に自信が身に付いてきます。

 

②回顧に時間を割く

 

結果の回顧に時間を割くのは

とても重要な姿勢です。

 

はしくれはレースの後には

必ず回顧を行いますが

これをせずに次に臨むのは

危険だと思っています。

 

パドックでも思い返して

レース中も馬体を見ますし

レース後もどうだったかを

記録したりしています。

 

予想と回顧がワンセットなのが

競馬予想だと思っています。

 

③予想の的中率を重視

 

勝負レースが取れれば負けても

一度でひっくり返せますが

そもそも予想レベルが低いと

勝負レースが巡って来ません。

 

的中する時の感覚が

分かる必要がありますし

そうでなければ大きな額を

張れる自信が持てないでしょう。

 

ですからはしくれは的中を

とにかく大事にしています。

ガミるのなんか怖くない、回収率の向上へ

はそんな姿勢を表しています。

 

因みに例の7月14日は

全てモニター中継で

パドック予想のみの条件下で

函館・中京・福島メインの

全てで結果を残しています。

 

証拠が必要なところなので

以下に掲載致します。

 

〇1着→◎2着→☆3着→▲9着

 

〇1着→◎2着→▲4着→☆5着

 

〇1着→☆2着→◎3着→▲7着

 

「パドックはライヴで見なければ信用できない」とか

「全馬確認するなんて不可能」とか

平気で言う人がいますが

実際鍛錬すればこうした結果を残すことも可能です。

 

平均的に当てられるようになって

「本当の勝負所」

が分かるようになり

的中の感覚も研ぎ澄まされてきました。

 

これら

①ひたすらパドックを見続けた(経験・回数)

②回顧に時間を割く

③予想の的中率を重視

という姿勢は

また来る勝負のために普段から

欠かせない点になっています。

 

☆究極の目標

 

そして今回のコラムの最後に

究極の目標について

はしくれの考えを述べたいと思います。

 

ここまで勝負レースについて

語ってきたところですが

はしくれ最大の目標は

「勝負レースをなくすこと」

です。

 

現在はしくれが勝負以外の

レースで取り組んでいることは

買い目を工夫して勝つこと

に重点を置いています。

 

勝負レースは大金をバンと

張ればそれで済むことですが

ハイリスクなのはもちろんのこと

工夫に負けることがあります。

 

張らなくても勝てたな

という

経験はよくあることですし

実際今回例に取った

函館メインもその一例です。

 

このレースは読者の方から

お礼を頂戴致しましたが

この方のほうが式別を

上手に買われていました。

 

数ある馬券種を使いこなせば

簡単に勝つことができます。

そうなれば勝負レースなど

必要ありません。

 

買い目は競馬の難題ですが

勝負しなくても勝てるまでに

予想力・買い目を含めて己を高めたい

と思います。

 

ということで今回は

勝負レースに臨む姿勢から

究極の目標について

お伝えしてきました。

 

勝負レースが分からない→

勝負できるレースがある→

勝負しなくても勝てる。

 

こんな道を切り開いていきたいと思います。

はしくれはプロの一人ですが

完成品ではありません。

 

これからも

自由自在な競馬

を目指して

精進して参ります☆

 

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