こんにちは、はしくれです。
競走馬の故郷といえば牧場ですね。
あなたは牧場を訪れたことが有りますか?
この牧場ですが
競走馬を生産する牧場の事を
生産牧場
と言います。
そのままですね。
この生産牧場ですが、実は・・・
馬券の収支改善に、大きく影響することを
あなたはご存知でしょうか。
実際に馬券に絡んでいる馬たちが
どの牧場から出ているのかが分かれば
競馬全体の流れ
が見えてきます。
そこで
今回はその「牧場」の影響力について
触れて行きたいと思います。
まず、タイトルにもあるように
現在の日本の競馬界をリードしているのは、
生産界の巨人・ノーザンファームです。
同牧場がどれほど凄いかと言うと
2017年7月2日現在で、JRAの勝利数は275勝
2位の社台ファームの159勝を大きく引き離してのリーディング
に輝いています。
これだけではまだ分かりづらいので
更に分かりやすく言うと・・・。
3位~12位までの牧場が束になってかかっても、勝数が及ばない
というくらい、圧倒的な開きがあります。
因みにノーザンファームは
元は社台ファームから枝分かれした牧場
ですので
3位の社台コーポレーション白老ファームも含めて
この御三家は身内
と言えます。
ライバルと言えるのは4位の
岡田スタッド
からとなりますが、その岡田スタッドにしても37勝と
ノーザンファームとは7倍以上の勝数の開き
があります。
この数を見てもお分かり頂ける通り
日本の生産界は社台系か、非社台系か
に2分されます。
因みに社台系御三家の勝数を合わせると・・・
現時点で481勝、4位~46位までを合算した、479勝よりも多い数字
となります。
そもそも27位以下は一桁の勝利数なので
これから更にこの格差は広がる事になりそうです・・・。
重賞勝利数(GⅢ以上のレース)はこの半年間で33勝。
この半年間の国内GⅠ・12戦の内
実に7勝がこのノーザンファームの生産馬です。
どうでしょう
ノーザンファームの恐ろしさ(?)
凄さがお分かり頂けましたか?
今年は最初連続で
芝のGⅠを落としていたノーザンファームですが
フェブラリーステークス
皐月賞
NHKマイルカップ
ヴィクトリアマイル
東京優駿
安田記念
宝塚記念
と、春競馬が終盤になるにつれ
生産馬が連続で勝利を飾っています。
種牡馬ランキングトップを走る
3冠馬ディープインパクト
もノーザンファーム出身です。
日本の馬産は、ノーザンファーム(及び御三家)が握っている
今日はこの事をまずお話致しました。
ではこれが
実際の馬券にどう影響するのか。
はしくれ流の使い方は
で詳述したいと思います。
[…] ・競馬は牧場が左右する。ノーザンファームは生産界の巨人。 […]
[…] 今日は先週のコラムでお話した […]
[…] 競馬は牧場が左右する。ノーザンファームは生産界の巨人。 […]