エリザベス女王杯2022結果・優勝はジェラルディーナ

覚醒。

ジェンティルドンナを母に持ちながら前走ＧⅡ戦も勝利して、良血開花を重馬場で告げた大外１８番ジェラルディーナ。

一瞬の脚が長く良い脚に変わってきた感じも受けましたが、スタミナ勝負もあっさりクリアし、GⅠ勝利を掴み取りました。

当日の雨で馬場コンディションが大きく変動したレースですが、そんなエリザベス女王杯2022の結果を回顧しましょう。

エリザベス女王杯2022着順

優勝馬ジェラルディーナ

２着馬ウインマリリン

２着馬ライラック（同着）

エリザベス女王杯2022予想結果

本命◎スタニングローズ

対抗〇イズジョーノキセキ

単穴▲ナミュール

特注☆ウインマイティ―

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝不的中

エリザベス女王杯2022予想・本命はスタニングローズ

パドックロード配信結果

▲５着→☆６着→◎１４着→〇１６着でした。

パドックロード（2022）１１月度会員募集＆前月度実績

◎１着→▲２着→☆３着→〇６着GⅢ武蔵野ステークスは本命馬から馬圏内独占

エリザベス女王杯2022結果・馬体診断

優勝馬ジェラルディーナ

まず優勝馬ジェラルディーナです。

同馬は相変わらずチャカチャカした歩様が特徴になる馬ですが、むしろこれが見られないと元気がないのかと心配になるほどです。この点からもやる気が感じられ、且つ馬体も充実していたので、大外枠を有利にあっさりと突き抜けたのも納得できました。

全体的に細かった馬体も今ははっきり厚みが増してきて、心肺機能の高そうな胸と、大きなトモが目立つ仕上がりです。今回のパドックは横並びでそれぞれに仕上がりも良かったので、外れて残念ではありましたが、良い学びになった一戦でした。

２着馬ウインマリリン

２着馬はウインマリリンです。

同馬はもし毛ヅヤさえ良かったら選出できていた存在ですが、その点がどうしても引っかかって、無印の判断を下しました。思えばオークスのときも特段毛ヅヤは良くなかった馬ですから、この点を見れば同馬にとっては重要ではないのかもしれません。

馬体的にはとにかく垢抜けてすっきりした腹目にありましたし、札幌記念の時より一段、上昇した仕上がりにありました。前走からの上昇度で見れば間違いなく一番であったので、この要素を加味出来れば選出可能なところだったと思います。

２着馬ライラック

２着馬はライラックです。

同馬は画像で見れば華奢ですが同馬史上最高の仕上がりで、毛ヅヤも良く、絞れた腹周りは前走を凌ぐほどのものでした。牝馬らしい丸みを帯びた馬体、ふわふわの毛ヅヤも目を引きますし、何よりパンと張った前後肢が共に理想の仕上げにありました。

選出できなかった点としては他馬に馬格で見劣る点だけで、これを引いても上位評価できる、うっとりする仕上がりにありました。距離適性も重馬場適性も証明した結果となりましたし、３歳世代が粒ぞろいである証明もしてくれたと思います。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

エリザベス女王杯2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は金曜日に予想した記事を公開したところでしたが、降雨により、重馬場になったのは想定外の結果となりました。しかし上位の穴馬２頭にはパドックではまだ目がありましたし、これが選べず非常に残念な思いをした一戦となりました。

こうしたレースはこれからの糧になってくれることも多いですから、記憶にとどめ、これから研鑽をしっかり積みたいと思っています。ジェラルディーナも強い競馬ですし、外枠優勢なレースでしたが、手応えから全然違ったのでタフなGⅠ馬だなと思います。

騎手のコメント

１着C.デムーロ騎手・・・「ありがとうございます。久しぶりで嬉しいです。道中も凄い手応えで、直線もいい瞬発力で突き抜けてくれました。前走を見せてもらったときにいい競馬をしていたので、これならと思って乗りました。母馬（ジェンティルドンナ）の事も覚えています。もっと成長してくれると思います」

１着ノーザンファーム空港：岡本貴政氏・・・「馬場が悪かったので心配しましたが、レースでは手応えが違ったので、突き抜けてくれたらと思いました。お母さんが勝っていないレースを勝ってくれて嬉しいです。牧場時代は小さな馬で、デビュー戦では４３０ｋｇ、線の細い可愛い馬という印象がありました。賢い馬ですし、成長してくれました」

２着D.レーン騎手・・・「いいスタートで、自然な流れで競馬が出来ました。馬場は問題にしませんでした。一頭強い馬が居ましたが、良く走っています」

２着M.デムーロ騎手・・・「前回は入れ込んでいたのですが、今回は落ち着いていました。今回のような馬場の方が良いと思います。しっかり伸びていました」

５着横山武史騎手（ナミュール）・・・「前回より今回の方が状態は良かったです。ぶつけられたことなどが敗因だと思います。沢山不利があるなかでよく頑張ってくれました」

エリザベス女王杯2022結果データ

勝ちタイム＝２分１３秒０（重）

前半１０００ｍ通過＝６０秒３

ペース＝ミドルスローペース（０秒１差：前後半１０００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒４（最速）

レース上がり３ハロン＝３６秒４

４コーナー通過順位＝９→２→１３

クッション値（当日午前７時半）＝９，８（標準）

おわりに

今回はクッション値を見てみても当日馬場が相当変化して、荒れたところは伸び脚が殺がれる状態になっていたと思います。まるでクロノジェネシスを見るような外からの一気炸裂でしたが、馬体自体も仕上がっていたので、これも追い風になったことでしょう。

ウインマリリンも天皇賞春５着という実績がありますし、タフな一戦になったのはやはり、同馬にも向いていた流れでしょう。ペースとしてはミドルペースですが前にとっては苦しい展開で、ライラックの末脚も納得の見応えあるGⅠとなりました。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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