展開。
近3走逃げて競馬しながら勝ち星のなかったベレヌスですが、イン前有利の馬場を追い風に、見事逃げ切って重賞を制覇。
もっと小倉で勝てていたのではと悔しい表情の西村騎手も、重賞制覇に破顔一笑の鮮やかな騎乗を披露しました。
前半59秒9という絶妙のペースを刻みましたが、そんな中京記念2022の結果を回顧していきましょう。
はしくれ
中京記念2022着順
優勝馬ベレヌス
2着馬カテドラル
3着馬ファルコニア
中京記念2022予想結果
本命◎ファルコニア
対抗〇シャーレイポピー
単穴▲カイザーミノル
買い目=単勝&ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=不的中
パドックロード配信結果
▲2着→〇3着→◎7着→☆12着でした。
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目次
中京記念2022結果・馬体診断
優勝馬ベレヌス
まず優勝馬ベレヌスです。
同馬はまだトモも成長途上、全体も緩さが見られましたし、パドックとしては指名がしづらい仕上がりと言えるものでありました。しかし腹目が絞れていましたし、無駄な肉は見られない仕上がりで、馬場の恩恵と騎手の裁量でこれが生きてきたなと思いました。
やはり逃げ馬は極力仕上げに無駄がないことがポイントがですから、同馬の脚質にあった仕上げに、陣営は持ってきたと思います。筋肉の質も柔らかい馬で伸びしろを感じさせる馬なので、次走以降更に上昇してもおかしくない仕上がりに思います。
2着馬カテドラル
2着馬はカテドラルです。
同馬は相変わらずバランスよく、見るとすぐ買いたくなる馬ですが、これまで何度もパドック予想で、印を打ってきた伏兵馬です。深い懐、柔軟な筋肉、張りのあるトモは重賞馬ですし、常に高い仕上がりを維持しつつ、結果を出すのだから脱帽です。
距離適性も2000mならギリギリこなせておかしくないので、今回の距離は馬体から見ても、問題ないだろうと思いました。非常にボリューム感がありますし、衰えもまったく感じませんし、夏場も得意で次走も気になる古豪の風格だと思いました。
3着馬ファルコニア
3着馬はファルコニアです。
同馬は非常にバランスに優れ、シルエットの美しい馬ですが、社台ファーム生産馬はこうした、体幹の強い馬が多いです。同馬も2着カテドラル同様、しょっちゅう印を打ってはいますが、毎回高次元な仕上げにあり、自然とそうなってしまう馬です。
こうしたシルエットは生産から、育成、調教を通して得られ、感心するほど高いチーム力、馬への情熱が感じられます。ヒートオンビートも似た感じで勝ち切れない面は共通ですが、懐の深さがプラスされると、もう一段上昇できるでしょう。
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今日のハイライト
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当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
中京記念2022結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回はベステンダンクが逃げてペースが速くなると踏みましたが、前後半差2秒1もついた、スローペースとなってしまいました。ただベレヌスにも逃げる判断ができた可能性がありましたので、読み切れていればデータ予想では的中できていたかもしれません。
パドック予想は2~3着2頭、4頭中から選出でしたが、データ予想より精度も上がって複数頭入着となりました。小倉は自身、得意な場所ですし開催終了は残念ですが、後半開催時にも良績を上げていけるように復習します。
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騎手のコメント
1着西村淳也騎手・・・「嬉しいです。今日の馬場傾向から前も止まらなかったですし、ベレヌスの脚質もあったために、逃げていきました。レースを使うたびに成長して、折り合うようにもなってきましたし、牧場関係者の方に感謝します。3~4コーナーからも手応えが良く、これならと思っていました。(自身の小倉開催について訊かれ)2~3着が多く苦しいなかでベレヌスと勝てて嬉しかったです。3週間後の後半開催も応援よろしくお願いします」
2着団野大成騎手・・・「水曜日に急遽騎乗が決まりました。イメージした通りの競馬はできました。今開催の馬場を考えればよく脚を使ってくれたと思います」
3着川田将雅騎手・・・「この枠からでも精一杯走ってくれました。なんとか勝たせてあげたかったのですが…」
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中京記念2022結果データ
勝ちタイム=1分45秒9(良)
前半800m通過=48秒1
ペース=スローペース(2秒1差:前後半800m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒6
レース上がり3ハロン=34秒6
4角通過順=1→10→2番手
クッション値(午前8時)=9,6(標準)
おわりに
今回は開催中イン前の有利が定説になっていたため、ベレヌスと逃げた西村騎手には、好判断と言える騎乗でした。重賞のような大きなレースは各馬の馬キャラを活かそうとして、より仕掛けが遅れたりもしますが、後続馬はそんな雰囲気でした。
基本的には内枠馬有利の状況にあったのも確かですが、結果的にベレヌスが逃げたため、外枠各馬で決着しました。ポジションを取ってペースを落として、イン確保のまま直線粘走、逃げ馬の理に適った乗り方は、西村騎手の好判断でした。
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パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。
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