初重賞。
新人今村聖奈騎手が駆る3歳牝馬テイエムスパーダが、14年ぶりの軽ハンデとなる48kgで逃げて快勝。
圧倒的な高速馬場により日本レコードも飛び出しましたが、いきなり重賞制覇をするなど若い人馬の大活躍でした。
古馬もキャリアも未来には勝てない、そんな雰囲気の重賞でしたが、そんなCBC賞2022の結果を回顧致しましょう。
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CBC賞2022着順
優勝馬テイエムスパーダ
2着馬タイセイビジョン
3着馬アネゴハダ
CBC賞2022予想結果
本命◎テイエムスパーダ
対抗〇スマートリアン
単穴▲タイセイビジョン
買い目=単勝&ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=的中:単勝500円、ワイド680円
パドックロード配信結果
◎1着→〇2着→▲3着→☆7着でした。
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目次
CBC賞2022結果・馬体診断
優勝馬テイエムスパーダ
まず優勝馬テイエムスパーダです。
同馬は今回ハンデがあっても本命に推せた馬と言えますが、予想時から伝えている通りに小倉向きのトモ高な馬でした。本来曲飛節の方が上手く小回りコースをこなせるのですが、直飛気味もレコードタイムのため、かえって良い方に出た感じです。
3歳牝馬としては限界に近いほどトモが張っていましたし、まだまだ成長してほしいですが、古馬相手でこれなら納得です。面積の広いトモがありますし勝って上昇も十分ですから、今後のスプリントシリーズからも、目が離せない牝馬となるでしょう。
2着馬タイセイビジョン
2着馬はタイセイビジョンです。
同馬は毎回トモが張っていて、元々胴が詰まって見えますが、今回腹周りがスッキリして、より勝負仕上げになっていました。やはりマイルより千四・千二で回転を活かしたいタイプですし、9kg斤量差があるなかでも2着にきたのだから強豪です。
腰が強いので騎手も信頼しレースをつくることが可能ですし、曲飛節なので小回りコースも得意にできる馬と言えるでしょう。今回は相手が速すぎますが、同馬も上昇途上にあります。夏場に調子を下げていないので、牡馬としても期待が持てるでしょう。
3着馬アネゴハダ
3着馬はアネゴハダです。
同馬は436kg、体格的には軽い馬ですが、トモが張っていて強くせり出した、牝馬らしい体型をしています。真ん中のトモが張っていることが画像からもうかがえるほどですし、仕上がり良かった前走時からの更なる期待も感じられました。
同馬のネックは馬格の小さい牝馬らしい体型にありますが、ただ増やせば良いわけではないので、この点からも注意が要るでしょう。勝負度合いから本命視してもおかしくない仕上がりと言えますが、相対評価で3番手にして、ギリギリパーフェクトの結果でした。
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今日のハイライト
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◎1着→〇2着→▲3着→☆5着
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当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
CBC賞2022結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は速い流れでタイムも31秒8の時計から、10秒台3連発を示す超ハイラップとなるレースでした。土日の馬場がレコード連発で速い時計が記録されましたが、ハンデ48kgと馬体の仕上げが後押ししたレースでした。
そして何よりもその手綱を取る今村聖奈騎手が大活躍、最終レースも壁を捌きつつ抜け出す快勝劇を見せました。最初出たところ周りを見ながら瞬時に行く判断を決断し、重賞初勝利を達成したスーパールーキーには脱帽です。
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騎手のコメント
1着今村聖奈騎手・・・「嬉しい気持ちでいっぱいです。しかしスタート直後他馬を妨害してしまったのは反省しています。土日で先行有利な中でも2着に取りこぼしたりもしたので、その辺りを試行錯誤しながら、臨んだ今回の一戦でした。馬は仕上がってくれていたので、コンタクトさえきちんと取れれば行けるのではないかと思いました。本来であれば国分恭介騎手が乗り役になるところですが、48kgという斤量で役が回ってきた今回でした。」
2着川田将雅騎手・・・「勝った馬とは9kg差があり、よく頑張ってくれたと思います」
3着藤懸貴志騎手・・・「スタートを決め、ロスなく全力で頑張りました。勝った馬が強かったです」
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CBC賞2022結果データ
勝ちタイム=1分5秒8(良)
前半600m通過=31秒8
ペース=ハイペース(2秒2差:前後半600m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒0(2位)
レース上がり3ハロン=34秒0
4角通過順=1→12→3番手
クッション値(午前8時)=9,3(標準)
おわりに
今回は超高速馬場になり、タイムもレコード決着でしたが、今村騎手は重賞初騎乗、初勝利の快挙も達成です。これほど顕著なデビューを飾ったルーキーは数が少ないですから、女性でなくともスターの期待をどうしてもしてしまうところでしょう。
スタート直後に反省しながら立て直すと一気に前を向いて、振り切るように突き抜けた直線、思わず声を上げてしまいました。感動勝利を夏の最初から飾ってくれた同騎手の騎乗は、観客を魅了できる才能と、技術を備えた稀有なものでしょう。
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パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。
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