阪神カップ2021結果＆馬体診断・優勝はグレナディアガーズ

距離適性。

朝日杯でGⅠを制覇してマイルでの挑戦を続けていた、グレナディアガーズが見事復活勝利を見せつけた阪神カップ。

鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手ともども余裕の勝ち方でしたが、朝日杯以来の仕上がりにあり、その馬体も目立つ仕上がりでした。

やはりこの距離に適性が高い馬体だとつくづく思いましたが、そんな阪神カップ2021の結果を回顧致しましょう。

阪神カップ2021着順

優勝馬グレナディアガーズ

２着馬ホウオウアマゾン

３着馬ダノンファンタジー

阪神カップ2021予想結果

本命◎ダノンファンタジー

対抗〇ホウオウアマゾン

単穴▲サウンドキアラ

買い目＝単勝◎１００円、馬連◎流し各１００円、ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝的中：ワイド６００円

阪神カップ2021予想・本命はダノンファンタジー

パドックロード配信結果

〇１着→☆２着→▲３着→◎１７着でした。

パドックロード（2021）１２月度会員募集＆前月度実績

〇１着→◎２着→☆３着→▲５着

先週GⅠ朝日杯でも３着以内独占を達成

阪神カップ2021結果・馬体診断

優勝馬グレナディアガーズ

まず優勝馬グレナディアガーズです。

同馬は朝日杯以来の出来で１周目で選出としましたが、馬格がルークズネストと比べて小さい分、対抗評価でした。しかし総合的な仕上がりではこちらが上かと迷いましたから、この点は自身、かなり反省を重ねなければなと感じています。

馬体的にはマイルの距離よりは千四の方が良いタイプですし、それが胴体が詰まった馬体にはっきりと見て取れる仕上がりです。トモもパンパンで十分に張って毛ヅヤもピカピカに見せていたので、実績的にもこの寒い時期が良いタイプなのかもと思いました。

２着馬ホウオウアマゾン

２着馬はホウオウアマゾンです。

同馬は多少緩い部分も見せ、それが腹周りにも見えましたが、それでいて強いトモの張りを持ち、柔らかい筋肉も見られました。控えて行って結果を出したのも今後を見据えての走りでしょうし、まだ良くなる余地が見られますから、来年更に期待がかかります。

仕上げ次第ではスプリント戦も可能なくらいの厚みがあるので、距離に壁があるマイル以上より、この距離も良かったかもしれません。良い時は毛ヅヤが光りますからこの点から４番手の評価も、やはり素質が高い馬ですから常に注意が必要な馬です。

３着馬ダノンファンタジー

３着馬はダノンファンタジーです。

同馬は歩いているとトモ高な腰の甘い体型に見えますが、このように静止画で確かめると非常に力強い全体です。中内田厩舎は２走目以降、多少仕上げに緩さが出るために、今回も例外ない仕上がりも、３番手にはしたい仕上げでした。

それがやはり牝馬とは思えない厚みのあるトモにも見られますし、常にやる気を秘めている歩様もとても好感を持てるものでした。クロス鼻革も合っているようで操縦性の高い仕上げですし、距離もやはりベストな距離ですから、好走も納得のところでした。

◎１着→▲２着→☆３着→〇４着

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

阪神カップ2021結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回はホウオウアマゾンが引き、ファストフォースが逃げていきましたが、結果的には道中も緩まず、持続力勝負の一戦でした。前が引っ張っていく方が割とグレナディアガーズにはハマっていて、仕上がりの良さも加わり一気の末脚爆発は納得でした。

一方人気のソングラインにはハンデも含め厳しい展開で、千四も少し忙しいかなと思われる胴長な馬体でした。厚みもあまり増してはいないので成長力に疑問がありますが、急坂のある阪神コースより、平坦の方が向くと思います。

騎手のコメント

１着C.デムーロ騎手・・・「本当に嬉しい。直線で凄くいい手応えで来られましたし、凄く瞬発力があっていい競馬ができたと思います」

２着坂井瑠星騎手・・・「正直マイルチャンピオンシップの時と比べると仕上がりは今一でしたが、それでも能力は感じました。来年が楽しみです」

３着藤岡祐介騎手・・・「抜け出したときは勝てると思いましたが、勝ち馬の切れ味に屈しました。それでも良く走っています」

阪神カップ2021結果データ

勝ちタイム＝１分２０秒３（良）

前半６００ｍ通過＝３４秒３

ペース＝ハイペース（０秒７差：前後半６００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３４秒０（最速）

レース上がり３ハロン＝３５秒０

４角通過順＝１０→５→５番手

クッション値（AM７時半）＝９，３（標準）

おわりに

今回はグレナディアガーズが勝ち、復活をアピールしていましたが、おそらく今日の仕上げならどこでも位置取りは良かったかと思います。それくらい仕上がっていましたから弾けたのも納得できましたし、更に馬場の良いところを走れて、より鮮やかな脚が見られました。

寸胴でやはり千四の方がマイルよりも合うと思いますから、今後このカテゴリーに出るときは警戒を怠れないところです。馬場も多少スタミナの要る馬場でインよりは外が伸びていましたが、タイセイビジョンも好仕上がりから中を割り伸びるような馬場でした。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。常にハイレベルな結果を目指し、変わらず精進して参ります。

〇２着→◎３着→▲６着→☆１５着秋華賞は本線の馬券内

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