エリザベス女王杯2021結果＆馬体診断・優勝はアカイイト

大波乱。

人気各馬が前に進む中で後方待機からまくって行った、アカイイトが直線で抜け出すと堂々後続を抑え完勝。

前半５９秒０からのスタミナ勝負となっていましたが、GⅠ初挑戦もなんのその、差し脚炸裂の結末でした。

未勝利戦を勝っている阪神内回りを見事捌きましたが、そんなエリザベス女王杯2021の結果を回顧します。

エリザベス女王杯2021着順

優勝馬アカイイト

２着馬ステラリア

３着馬クラヴェル

エリザベス女王杯2021予想＆予想結果

本命◎アカイトリノムスメ

対抗〇ウインマリリン

買い目＝単勝◎２００円〇１００円、馬連◎〇１００円、ワイド◎〇２００円、計６００円。

予想結果＝不的中

エリザベス女王杯2021予想・本命はアカイトリノムスメ

パドックロード配信結果

▲６着→◎７着→〇１０着→☆１６着でした。

パドックロード（2021）１１月度会員募集＆前月度実績

◎１着→▲３着→☆７着→〇１１着

土曜メイン武蔵野ステークスは３番人気本命で１着

エリザベス女王杯2021結果・馬体診断

優勝馬アカイイト

まず優勝馬アカイイトです。

同馬は毎回ボリュームがあって迫力のある馬体を見せますが、条件戦でもこうした仕上げで及ぼないことも多くありました。仕上がり自体は良かったのですがこれまでの実績を考えると、印を打つまで良い仕上げなのか判断できないものと言えました。

ただ管理する中竹師としては過去最高の仕上げだったようで、好調を持続させるのが上手い師の腕も見られたパドックでした。トモも幅があり厚みも十分、阪神は特に合っていますから、まだ４歳馬であるのも踏まえて今後も楽しみな仕上がりでした。

２着馬ステラリア

２着馬はステラリアです。

同馬は今回近走の中で最も良い仕上げに見えましたが、人気各馬が良く見える仕上げで選出から漏れた一頭でした。バランスが良くいかにも中距離が得意なスラっとしたタイプですし、筋肉の質はやや硬いですが器用さもありスタミナがあります。

以前はより胴長な感覚を受ける馬体をしていた馬ですが、なんとなく詰まって見えていたのは全体が成長したからでしょう。牝馬でこの距離が得意な馬は出るレースが限られてはきますが、牡馬に混じっても今後頑張って走り抜いてくれたらと思います。

３着馬クラヴェル

３着馬はクラヴェルです。

同馬は今回最も迷って最後切った経緯があるのですが、それだけに会員様に重ねてお詫び申し上げたいと思います。一重に自身が未熟だったため非選出となってしまいましたが、クラヴェル史上最高の馬体でパンパンな張りが目立っていました。

今まで同馬がこれほど大きくトモを見せたことはなかったですし、毛ヅヤもピカピカで柔軟性もまとった好仕上がりにありました。入着３頭のなかで唯一選出可能性がありましたし、会員様の楽しみのためにも一層技術を磨いていきます。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

エリザベス女王杯2021結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は前半１０００ｍが５９秒０となりましたが、ある程度想定の範囲ですし、驚くものではありませんでした。それよりもアカイイトが４角で一気に動いて驚きましたし、それもそのまま突き抜けていたのが尚驚きに満ちたレースでした。

結果的に後方待機馬での決着になった一戦でしたが、阪神２２００ｍでの適性差が出ていたと思います。更に宝塚記念と同じく外枠優勢の結果でしたし、かなり仕掛けが難しい舞台と改めて思われた結果でした。

騎手のコメント

１着幸英明騎手・・・「調教で馬がムキになりやすいと感じたので折り合い重視でした。ゲートの出は良くなかったのですが、向こう正面で良い位置が取れて、阪神の内回りのGⅠなので、早めに脚を使わせたいというイメージで乗りました。思ったよりも早く前を捉え、最後一頭になっていたので、あとは必死に追っていました。これからも楽しみです」

１着辻助氏（辻牧場）・・・「オーナーもキズナ産駒の中では一番良いかなとも話していて、楽しみにしていた馬です。直線はそのまま！と声を出させてもらいました。これからも応援してもらえればと思っています」

２着松山弘平騎手・・・「スタートが良くいい形で脚を溜めることができました。ラストも本当に良い脚をつかってくれました。４コーナーで狭くなるところがあるなかで、良く伸びてくれました」

６着C.ルメール騎手・・・「折り合いを欠いて冷静さがありませんでした。やはり距離が長いのかもしれませんね」

７着戸崎圭太騎手・・・「馬もリズムよく行っていますが、最後は外から来られて反応がありませんでした」

１６着横山武史騎手・・・「今日は状態が良くなかったのかもしれません。普段はかかるくらいの馬ですからね。今日はそういったところもありませんでした」

エリザベス女王杯2021結果データ

勝ちタイム＝２分１２秒１（良）

前半１０００ｍ通過＝５９秒０

ペース＝ハイペース（１秒８差：前後半１０００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒７（最速）

レース上がり３ハロン＝３６秒５

４角通過順＝７→９→１２番手

クッション値（当日午前７時半）：９，８（標準）

おわりに

今回はハイペースの差し切りで位置取りも問われたところでしたが、そこまで流れたペースとも言えず、スタミナの差が現れていました。阪神芝２２００ｍ内回りはこうしたドラマがあり、ルメール騎手も苦手とすることが窺える結果にも思えました。

瞬発力より持久力による結果になりやすい舞台ですから、京都のエリザベス女王杯より、ペースを加味せねばならないでしょう。それでもおそらく本命自体に揺るぎはなかったと思いましたが、相馬の観点では多少なりと上を目指せただけに反省です。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。来週以降も誠心誠意の配信をお届けして参ります。

◎１着→〇２着→☆５着→▲７着東京開幕重賞ワンツー

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