天皇賞秋2021結果＆馬体診断・優勝はエフフォーリア

覇道。

３歳世代の最強馬として出走したエフフォーリアでしたが、３冠馬とマイル王を破って見事に府中の二千を完勝。

果てしない成長力を見せつけボリュームたっぷりの馬体でしたが、異次元の仕上がりから繰り出した末脚で一頭突き抜けました。

渋り気味の馬場もまるで気にせず後続完封の競馬でしたが、天皇賞秋2021の結果を早速回顧しましょう。

天皇賞秋2021着順

優勝馬エフフォーリア

２着馬コントレイル

３着馬グランアレグリア

天皇賞秋2021予想＆予想結果

本命◎エフフォーリア

対抗〇コントレイル

単穴▲ポタジェ

特注☆ヒシイグアス

買い目＝単勝◎３００円、馬連◎流し各１００円、計６００円。

予想結果＝的中：単勝３４０円×３、馬連３９０円

天皇賞秋2021予想・本命はエフフォーリア

パドックロード配信結果

◎１着→▲２着→☆６着→〇１２着でした。

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▲１着→☆２着→◎３着→〇１２着

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天皇賞秋2021結果・馬体診断

優勝馬エフフォーリア

まず優勝馬エフフォーリアです。

同馬は今回コメントを入れて本命配信を致しましたが、パンパンに馬体が膨らんでいてこれ以上ない充実感でした。拡散型の最たるものですし府中の二千では一番強い、そういう馬体を見せてくれたので１周目からうっとりとしました。

バランス・幅・柔軟性・毛ヅヤと全てにおいて完璧なレベルで、強い相手と走ってもまったく勝つことを疑わないものでした。トモも広く中身も詰まっていて、これで走らないことがあるのかと、逆に恐怖感さえ覚えるほど好仕上がりにあった馬体でした。

２着馬コントレイル

２着馬はコントレイルです。

同馬は今回やはり全体を絞ってマイナス８ｋｇでしたが、これは予想時から伝えた通りバランスを考えてのことでしょう。ダービーに近い仕上がりになって大阪杯よりも良かったですし、まだこの馬としては９割かと思い３番手評価としました。

府中の二千は筋肉の量が問われる舞台設定であるため、同馬にとってはこの面で多少、厳しいものがあったと思います。しかし９割の仕上げで異質な仕上がりのライバルの２着ですし、ジャパンカップで毛ヅヤも良くなれば優勝が狙える馬と言えます。

３着馬グランアレグリア

３着馬はグランアレグリアです。

同馬は拡散型の体型で筋肉量も１～２の馬ですが、やはり何分距離に壁があると感じて無印評価にしました。これが千八の設定だったら確実に対抗評価でしたが、府中の二千で先行しながら僅差３着には驚愕でした。

これがマイルなら迷わず本命、安心して印をつけましたが、やはりこれだけ走れるからこその短距離王なのだなと思います。上位２頭は凄い馬でしたし、同馬のカテゴリーではない距離で、多少渋った舞台設定でも走れるのだから驚異の馬です。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

天皇賞秋2021結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は思わぬ降雨があって多少馬場も渋ったこともあって、スタートが良かったのを皮切りにグランアレグリアが押し出しました。これは個人的には好判断、残り目もあるかと思いましたが、ペースも前半６０秒５でルメール騎手はさすがの読みでした。

この馬が前に付けていることで動き出しが早まりそうでしたが、じっくり追い出したエフフォーリアの余力のあるのにはホッとしました。道中もスムーズなものでしたし、コントレイルが追ってはきましたが、仕上がりの良さが目立っていたので突き抜けてくれて嬉しかったです。

騎手のコメント

１着横山武史騎手・・・「ダービーのこともあったので、人生で初めて嬉し泣きしました。大勢の前で勝てたことは本当に良かったです。スタートも上手いですし器用な馬なので、僕が馬の力を信じて乗るだけだと思っていました。道中も理想的なポジションでしたし、変にインにこだわらないで、多少外を回っても良いという思いで乗りました。親子３代で勝てたことは良かったと思います」

１着鹿戸雄一調教師・・・「初めての古馬との対戦でしたが、前々で競馬ができると思って安心して見ていました。だいぶ体つきも筋肉質になって見栄えのする馬になりましたし、みんなで頑張ってきたことが力になりました」

１着岡田貴政氏（ノーザンファーム空港）・・・「見事なレースでした。後ろから迫っているのは見えていましたし、想像を超える強い成長を見せてくれて、こちらには放牧することはなかったですが、２歳時にあった馬体の緩さが更に成長する下地だったんだなと思います」

２着福永祐一騎手・・・「スタートは練習していたのですが、ゲートの中の態勢が良くなかったです。道中は溜めが利いて最後は行けると思ったのですが、最後は差し切れませんでした。勝ちたい気持ちはあったのですが…」

３着C.ルメール騎手・・・「凄くいいスタートでした。柔らかい馬場でいつもと少し違いましたし、２０００ｍも少し長かったです。この馬にはやはりマイルが良いです」

天皇賞秋2021結果データ

勝ちタイム＝１分５７秒９（良）

前半１０００ｍ通過＝６０秒５

ペース＝スローペース（３秒１差：前後半１０００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３３秒２

レース上がり３ハロン＝３３秒６

４角通過順＝６→８→２番手

クッション値（当日午前７時）：９，２（標準）

おわりに

今回は究極上り勝負で最速は３３秒０と、２着コントレイルの末脚にも唸る結果が数字から読めます。それも多少渋った馬場のなかでこうした結果が出てきましたから、上位３頭の底力たるや尋常な能力ではありません。

またグランアレグリアは金曜追いで負荷をかけ過ぎに見えましたが、馬体を絞る目的だったのか、ダメージは見られない仕上げでした。それぞれが強い一戦でしたし、そのなかで勝ったエフフォーリアには、今後の競馬界を背負っていける存在感ができたと思います。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。１０月も良い形で締めくくれ、心より感謝を申し上げます

〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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