はしくれ
エプソムカップの後は3歳の重要なダートGⅢである、ユニコーンステークス2021の開催が待ち受けています。
昨年優勝したカフェファラオはフェブラリーステークスも優勝し、その後のダート路線を計るのに特別な一戦となっています。
時計も速くなりやすいレースでパワーとスピードの総合力が、問われるスター誕生の舞台の傾向を紐解いて参りましょう。
また文末では過去の傾向からも最も注目するイチオシ馬を、ピックアップして参りますのでどうぞごゆっくりとご覧ください。
目次
ユニコーンステークス2021過去10年の傾向
ユニコーンステークス2021・過去10年3着以内傾向
①最多好走枠:6枠(緑)=5年5頭3勝(全30頭中)
➁苦戦枠(1頭以下):なし
③前年3着以内リピーター:馬齢戦
④牝馬:3頭(1勝)
⑤3歳馬:限定戦
⑥人気:1番人気6頭・2番人気6頭・3番人気9頭・4番人気1頭・以下8頭
⑦好走騎手(3回以上):M.デムーロ騎手3回(1勝)・C.ルメール騎手3回(1勝)
⑧ハンデ:別定
⑨走破タイム:良=1分35秒8~1分36秒5、稍重=1分34秒9~1分36秒0、重=1分35秒0~1分36秒0
⑩好走厩舎(3頭以上):堀宣行厩舎3頭(2勝)・加藤征弘厩舎3頭(1勝)・安田隆行厩舎3頭(1勝)
⑪最速上がり3ハロン計時馬:10年11頭2勝
⑫馬体重:448~532kg
⑬4角5番手以内:12頭(6勝。うち逃げ馬は2頭1勝)
⑭好調種牡馬(3着以内入着回数:4頭以上):なし
⑮好走ローテ(前走。リピーターも単年計算):重賞経由4頭(主な前走=兵庫チャンピオンシップ3頭、NHKマイルカップ1頭)オープン19頭(青竜S8頭、鳳雛S3頭、伏竜S2頭、昇竜S2頭、いぶき賞2頭、・端午S2頭、ヒヤシンスS1頭)、2勝クラス1頭、1勝クラス5頭
⑯前走後間隔:中1週~中10週=29頭、4か月1頭(2020カフェファラオ1着のみ)
⑰前走人気:9番人気以内
⑱前走最低着順馬:2019ワイドファラオ1着=NHKマイルカップ9着
⑲ペース:ハイ8、ミドル2、スロー0
枠順確定前のイチオシ
ユニコーンステークス2021過去10年の傾向から、枠順確定前のイチオシは…
ゲンパチフォルツァ
同馬は前走ローテ優勢の青竜ステークスをクビ差制し、ラペールズが人気を集めるなか6番人気で快勝しました。今回は鞍上が乗り替わりで木幡巧也騎手が騎乗予定も、同騎手は長く末脚を使うタイプを得意とするジョッキーです。
速い時計が出やすい馬場なのでハイペースを前で粘れることや、東京ダートマイルを勝利した舞台適性が魅力になります。持ち時計でもナンバーワンですし差しが大勢を占めていますから、前走不人気でフロックかもと思われているうちが妙味でしょう。
上がり最速の馬が10年で全て馬券内の一戦ですが、勝率を重視するなら先行抜け出しができるタイプとなります。前走同様にプロバーティオが逃げる展開になりそうですから、走り慣れた流れを味方にして好走は可能だと思います。
のりしお
☆1着→〇2着→▲6着→◎9着
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のりしお
〇1着→◎2着→☆3着→▲9着
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以上ユニコーンステークス2021の過去傾向とイチオシでした。あとは枠順が確定してから精査することをおすすめします。またユニコーンステークス2021のパドックロードも配信します。プロの相馬師による診断にもご注目下されば幸いです。
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