骨格。
競走馬を見るときに気をつける
最も大事なところはと言えば
まずバランスに違いないのですが
それは骨格にも左右されます。
バランスの良い馬は成長して
体幹が真っすぐになりますから
空気抵抗も受けにくくなって
より風を切って走れるでしょう。
はしくれは先週中山向きの
期待馬体一押しの選出で
バビットを選出致しましたが
当日は非選出になりました。
◎1着→▲2着→〇3着→☆10着の選出で
3着以内を制圧でしたが
相馬眼さえあればこの結果も
得られるという動かぬ証拠です。
そのはしくれがこのことも含めて
期待馬体を紹介しますので
ぜひ週末を楽しみにしながら
ご覧いただければ幸いです。
弥生賞ディープインパクト記念2021期待馬体
今週の期待馬体一押しは
ダノンザキッドを選出しました。
同馬は前走でGⅠに出て
あっさり勝ち切って見せるくらいの
十分な実績があるのですが
それも納得のいく馬体です。
画像の通り骨格が優れて
真っすぐな体幹をしていますし
肉付きも適度で質も良いので
スピードを出せる仕上がりでしょう。
実際この前走時も他馬より
好仕上がりにあった同馬ですが
ホープフルステークスの配信の
結果からもそれは明らかでしょう。
◎1着→▲2着→〇3着→☆4着と完全に
上位を制圧する結果ですが
こういう結果になるのは大抵
不動の本命馬がいるときです。
はしくれは本命馬を選ぶのに
一番労力を割いていますし
その順列が正しいものならば
結果がこのように伴うのです。
それも道中の不利を受けぬほど
仕上がっているときに起こりますし
活躍することが運命という
特別な馬でもあると言えます。
前走時の同馬はツヤもあって
それもフワフワに光を弾いて
柔軟性がとても高いことを
物語る張り方をしていました。
競走馬のツヤには2種類あり
それには筋肉の質が関わり
どのように出るかが決まるのですが
この部分は拙著に詳しいです。
また同馬の馬体は腹が絞れ
全体的に丸みを帯びていて
こういう形に持ってくることが
安田調教師は得意なのです。
それは中山記念で2着した
ケイデンスコールにも言えますので
ここで特別に2頭の馬体を
並べて比較をして参りましょう。
どうでしょう。
どちらも丸みがあって全体が
フワフワにツヤが光っていますし
特にダノンザキッドは柔らかく
胴長な馬体をしているでしょう。
これが2頭の距離適性面を
分ける要素になっているのですが
基本的にゆったりとした馬が
中距離以上でも速い馬です。
ダノンザキッドは骨格的にも
中距離は合う馬体と言えるので
3冠路線では距離が伸びても
楽しみにできる馬と言えましょう。
ということで・・・
今週の期待馬体一押しは
ダノンザキッドを選出しました。
2歳中距離王の始動戦を
楽しみに日々過ごしていきましょう。
また当日の判断の結果は
パドックロードにて致しますので
磨き続けるプロの相馬眼の
結果にもぜひご注目下さい。