こんにちは、はしくれです。
いよいよ今週から春競馬の
中山競馬場開催ですが
伝統の中山記念に集う
有力馬も追い切られてきました。
今年は例年と違い前年
上位の馬が見当たらないですが
優勝馬ウインブライトと2着
ラッキーライラックは引退です。
こうなると今年は新顔となる
勝ち馬が約束されていますが
それだけに状態の上がっている
存在に注意が必要でしょう。
これからの古馬中距離戦線に
存在感を示したい各馬の
調教診断を致しますので
どうぞじっくりとご覧ください。
目次
中山記念2021調教診断・上位3頭を選出
中山記念2021調教1位:トーセンスーリヤ
美浦 坂路 良 52.5-38.5-24.5-11.9 強め
今回1位に選出したのは
トーセンスーリヤと致しましたが
同馬は強めで坂路を追われて
52秒5の好時計でした。
スピード感あふれる走りを見せ
一気に駆け抜けた力強さや
シャープに仕上がった馬体を見ても
状態の良さは明らかでしょう。
同馬のネックは間隔の開いた
札幌記念ぶりのローテですが
この調教内容を見る限り
ブランクはあまり感じられません。
昨年初重賞制覇となり
成長力もある一頭ですし
父ローエングリンの血統から
舞台適性も期待できましょう。
中山記念2021調教2位:ヒシイグアス
美浦 南W 良 68.5-53.5-39.6-12.6 馬なり
今回2位に指名する馬には
ヒシイグアスを選出しましたが
同馬は堀厩舎らしい仕上げで
ゆったりと調整されてきました。
1週前は3頭で併せて
ゴール前強めに追われましたが
その感覚が残っていたようで
今週は馬なりでも伸びました。
それも抑えながら調教されて
手応え抜群の雰囲気ですし
無理のない調整過程のために
余力は残せていると思います。
関東の名門厩舎はあまり
調教を強めにやりませんので
この仕上げ方で十分馬体は
整ってくるだろうと思います。
中山記念2021調教3位:パンサラッサ
栗東 坂路 良 52.8-38.4-24.9-12.1 ほぼ馬なり
最後は坂路単走で追われた
パンサラッサを指名致しますが
同馬はほぼ馬なりの調整も
末脚鋭く伸びを見せました。
馬体がコロンとしたタイプであり
走る姿もまとまっていますが
風を切るように駆け抜けて行った
軽やかな走りが好感でした。
矢作調教師は一杯に追う
強めの調教も多いのですが
同馬は反応も良かったために
その必要性もなかったでしょう。
間隔的には詰まっていますが
これだけしっかり動けていますし
馬体も細化して見えませんので
上位評価できる存在でしょう。
ということで・・・
毎度有料化を検討しつつ
公開中の当コラムでしたが
パドックロード会員様向けに
もう1レース公開しています。
先週は2位に選出している
グロンディオーズが優勝するなど
京都記念から2週連続で
勝ち馬を選出致しています。
はしくれは相馬眼が武器なので
調教でもこれが使えますから
こちらの予想でも安定感を
発揮することに繋がっています。
GⅢ阪急杯を今週
公開レースに選びましたから
ご登録された方は診断を
ぜひ改めてご確認下さい。
それでは今週の重賞戦も
観戦のお役に立てますように
パドックロードも頑張りますので
よろしくお願い申し上げます。