エルフィンステークス2021結果・優勝はサルファーコスモス

 

高配当。

 

12頭立ての一戦となった今年のエルフィンステークスですが、1~4番人気が絡まず3連単は200万馬券に。

道中は2秒4差のスローでこの点も結果に響きましたが、勝ったサルファーコスモスの馬体はこの先も期待できるものでした。

人気サイドから予想を組み立てレースでは冷や汗をかきましたが、そんなエルフィンステークス2021の結果をご覧いただきましょう。

エルフィンステークス2021結果

1着サルファーコスモス

2着スンリ

3着クァンタムレルム

エルフィンステークス2021予想結果

本命◎エリザベスタワー

対抗〇ジェラルディーナ

単穴▲マリアエレーナ

買い目:馬連&ワイドボックス各100円、計600円。

予想結果=不的中

エルフィンステークス2021予想・本命はエリザベスタワー

エルフィンステークス2021レースデータ

勝ちタイム=1分36秒0

前半800m通過=49秒2

ペース=スローペース(2秒4差)

勝ち馬上がり3ハロン=33秒8(3位タイ)

レース上がり3ハロン=34秒3

レース後のまとめ

・はしくれの感想:ペースが遅くなることは予想通りとなった一戦だったが、意外なほど前半で縦長になるなど後方の馬には不利に。また全体的に仕上がりも今一なメンバー構成に感じられ、調教で混戦模様と感じた通りパドックも難解だった。ただその中にあって勝ち馬のサルファーコスモスとエリザベスタワーは、迷うくらいの高次元にあって後者の敗戦は驚きだった。このあたりキャリアが新馬戦のみ、左回りも初めてになるなど、想定以上にスロー展開が追い打ちになったようにも感じた。

・勝ちタイム1分36秒0は過去10年で6番目の時計で、例年並みのタイム

・上位3頭の4コーナー通過タイムは5→5→7番手

パドックロードの配信結果

〇1着→☆4着→▲6着→◎9着でした。

以下馬体診断を実施致します。

エルフィンステークス2021馬体診断

まず優勝馬サルファーコスモスです。

同馬は母にミクロコスモスを持つノーザンファーム生産馬ですが、母馬がクイーンカップでは458kgで4着でした。

同馬は今回456kgという馬体重でしたが、母馬に馬格が似通っており、今後の成長が予想されます。

中内田厩舎の管理馬なのできっちりしたつくりで無駄肉なく、馬体も張ってツヤも光っており本命に迷うほどの出来でした。

牝馬らしいシャープさがありますし、何よりバランスの良い馬なので、6歳まで活躍した母同様、これからも期待できる馬でしょう。

2着馬はスンリです。

同馬はご覧の通りお腹にも冬毛が目立つつくりにあるものの、全体の幅は足りていたために善戦なら可能な仕上げでした。

とはいえまだ全体のバランスもやや後肢がせり上がっていますし、正直に言えば2回やっても選び切ることは難しいでしょう。

今回のメンバーは人気馬にも小柄な馬が多く見られたため、その馬たちの成長段階が緩やかなのもあって2着でした。

ただ馬格に見どころがありますし、筋肉も柔らかく好感です。もうひと絞りされて更に前進できるかどうかがポイントでしょう。

3着馬はクァンタムレルムでした。

同馬はやや全体が硬く見え、その点から無印にしましたが、最後も粘りが利いていましたし悪くはなかったのだと思います。

筋肉質で芝よりもダートで活躍してきそうなタイプですが、バランスも良く小さくはないので、馬格面からも走れたのでしょう。

どことなく骨ばったタイプですし、瞬発力タイプに見えないので、もう少し前でレースを運べばより前進しても不思議ないです。

あとは前走で同舞台に出て1着と余勢もありましたから、これが舞台替わりでどれくらいの上昇を見せるかが鍵でしょう。

 

ということで・・・

 

良いところなく敗戦を喫したエルフィンステークスとなりましたが、サルファーコスモスの好仕上がりを見ることができたのは幸運でした。

このレースは牝馬のクラシックに繋がる重要な一戦ですし、少しでも濃い記憶でGⅠの予想に臨めればと思います。

また土曜日当日パドックロードは本命◎が9戦4勝、もし単勝をベタ買いしてもプラスを記録するなど好成績でした。

パドックのプロとしてキャリアを持つはしくれの予想が届きますから、これから相馬眼を伸ばそうと思われる方はぜひご覧さい。

それでは今回もご覧下さり、誠にありがとうございました。引き続き戦っていきますので、ご声援お願い申し上げます。

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