豪脚。
前走新馬戦をスローペースで勝ち切ってきたエリザベスタワーは、大外を回り、後方5番手から一気の脚を見せて快勝。
牝馬ながら500kg超えとなる大柄な馬格もさることながら、それに違わぬハイパフォーマンスで鮮烈な印象を残しました。
今年は例年と違い京都開催ではなく中京開催で、その点も加味した予想を公開して参りたいと思います。
目次
エルフィンステークス2021予想・印&買い目
本命◎エリザベスタワー
対抗〇ジェラルディーナ
単穴▲マリアエレーナ
買い目:馬連&ワイドボックス各100円、計600円。
本命◎エリザベスタワー
同馬は先述のとおり前走新馬戦で豪脚を披露し、後方待機馬には向かなかった展開のなかを見事に差し切り。
上がり最速で終い3ハロン33秒6を計時して、最後は多少流す余裕も見られるほど圧巻の勝利でした。
このエルフィンステークスは昨年、勝ち馬にデアリングタクトが出て、ここをステップに牝馬3冠が狙えることが判明しています。
エリザベスタワーは現状からは長い距離は分からない馬ですが、マイルはかなり適性の高さが窺える幅のある体型です。
牝馬限定で馬格があるのはこの時期それだけで有利ですから、強めの調教も更に上積みを重ねて消化していけるでしょう。
鞍上にも武豊騎手が継続騎乗の一戦となっており、流れが緩くなりそうなメンバー構成で経験が活きるでしょう。
対抗〇ジェラルディーナ
対抗には母に3冠牝馬ジェンティルドンナを持つ血統から、将来的な伸びしろも期待し同馬を指名することにしました。
そんな同馬の前走はGⅠの阪神ジュベナイルフィリーズで、強豪ひしめく中で出遅れながらタイム差は僅かなものでした。
レース自体も前半がスローでインは開かず外を回したもので、距離ロスも含めればポテンシャルは十分過ぎるほど発揮しました。
今回は末脚自慢ばかりが揃った一戦となっているため、ペースはあまり上がらないと思い、ペースへの対応力が鍵でしょう。
その点、前走でGⅠ戦のスローペースという試練を経験し、出遅れながらまだ余力があった同馬なら見劣りはしないでしょう。
人気としては前出のエリザベスタワーと双璧の予感ですが、3歳リステッド競走の馬連キャンペーンも加味して買います。
単穴▲マリアエレーナ
同馬は調教の情報がなくこの点多少不安もありますが、メンバー中一番経験豊富な中京のマイルが舞台です。
こういう同じコースを経験させているタイプは慣れが見込めるために、強敵相手でも善戦できる下地が積み上がっているものです。
そんな同馬は小柄な馬ながら前走シンザン記念に出走、牡馬混合の重賞の中でも最後は光る脚を見せています。
特に直線の勝負所では前をカットされる大きな不利で、騎手が立ち上がるほどの状態から立て直して善戦していました。
中京のマイル戦はインも開くことが多い舞台ではありますが、今回は中枠から外目に持ち出して末脚を伸ばせるでしょう。
このことは特に小柄な同馬にとってはかなり追い風になるので、得意コースでの仕切り直しには警戒しておきたいと思います。
エルフィンステークス2021発走予定時刻
2月6日(土曜日)中京競馬場第10レース・15時00分発走予定です。
*今年も牝馬限定で順調。GⅢフェアリーS・愛知杯でワンツー選出
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