順当勝ち。
京王杯２歳ステークスでは
４着と好走を果たしている
ストライプがインを抜け出してきて
勝ち切ったクロッカスステークス。
開幕週で最内枠を引き
流れに乗って脚を溜めましたが
最後は手綱を緩めてゴールし
余力のある一戦となりました。
パドックでも牝馬ながら馬格が
目立った今回の同馬でしたが
クロッカスステークス2021結果を
早速振り返って参りましょう。
＜クロッカスステークス2021結果＞
優勝馬・・・ストライプ
２着馬・・・レガトゥス
３着馬・・・ニシノアジャスト
＜クロッカスステークス2021予想・印＆買い目＞
本命◎・・・ストライプ
買い目・・・単勝◎１００円、複勝◎５００円、計６００円。
（予想結果＝的中：単勝２２０円・複勝１１０円×５）
勝ちタイム＝１分２２秒２（晴れ・良）
前半６００ｍ通過＝３７秒０
ペース＝スローペース（３秒６差）
勝ち馬上がり３F＝３３秒１（最速）
レース上がり３F＝３３秒４
クッション値（当日午前７時）＝８，８（標準）
☆レース後のまとめ
・はしくれの感想：ほぼ思った通りの展開となった今年のクロッカスステークスだったが、前後半差が３秒６差のスローペースには少し驚いた。週中の降雨からもパンパンの良馬場と言えないところだったが、それだけに各馬思ったよりも前に行かなかったなと感じている。Dコース使用で最内枠が更に有利に働いていたので、２着に追い込んだレガトゥスもかなり高い実力を備えていよう。ストライプは走法や馬体からマイルがギリギリにも思えるため、今後どのような路線を使うか動向に注目したいと思う。また馬券は的中の感触を確かめるために買い目を選んだが、思ったよりも人気になったので配当はそれなりの結果だった。ここからまた上を目指して進みたい
・走破タイム１分２２秒２は過去１０年で６番目の時計で、２年前と同タイム
・上位３頭の４コーナー通過順は４→３→６番手（１０頭立て）
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
◎１着→○２着→☆５着→▲６着で
本線ワンツーとなりました。
以下馬体診断を実施致します。
まず優勝馬ストライプです。
同馬は牝馬ながら馬格があり
５１４ｋｇとなりましたが
＋４ｋｇも太目感はなく
調教通り仕上がっていました。
ツヤが悪くなりやすい季節でも
フワフワのツヤを散らばす馬体で
前後肢ともに筋肉の多い
短距離向きの馬体にありました。
非常にバランスに優れた馬で
お腹もきっちり絞れていたので
スピードを感じる馬体でしたし
事実スタートからポンと出ました。
競馬場は問わない馬体ですが
何分かなり筋肉質なので
マイルはギリギリこなせそうですが
現状ベストはこの距離でしょう。
２着馬はレガトゥスです。
同馬はいかにも木村厩舎での
仕上がりを施された馬ですが
皮膚がパンパンに張って充実し
膨らんだ好馬体を見せました。
骨太で筋肉の量も多く
幅のあるボリューミーな体型で
仕上げとしては現状最高の
仕上がりにあったかなと思います。
ただ今回はストライプと比べ
前肢の張りで多少譲ったので
この点が強化されてくるのなら
更に期待できる一頭でしょう。
胴体もまだ伸びやかさがあって
柔軟性も高いつくりなので
マイルも走れる余地がありますし
今後も注目が必要でしょう。
３着馬はニシノアジャストです。
同馬はまだ多少緩さが見られ
馬体から若さが窺えますが
後肢にかけて緩やかに絞れた
お腹周りが好印象でした。
パドックでも素直にやる気を見せ
キビキビと周回していましたが
気性面に問題がないですし
これから伸びてくる一頭でしょう。
馬格もありますし柔軟性も
高い馬体で筋肉もあるので
１４００ｍの距離からも
選出に迷った一頭でした。
今回はメンバーレベルも高く
上位２頭の仕上がりも良いので
この中で３着に入ったのは
地力の高さゆえと言えるでしょう。
ということで・・・
馬券としては的中しましたが
当たりの感触を確かめるため
複勝を厚く買ってみましたが
思ったよりオッズが下がりました。
このあたりは結果論となるので
致し方ないかなと思いますが
的中したことに感謝を込めて
また予想していきたいところです。
パドックロードの会員様にも
引き続き良い情報を届けて
相馬眼という予想の力を
手にしていただきたいと思います。
それでは今回もご覧くださり
誠にありがとうございました。
どうぞこれからも「はしくれの予想」を
よろしくお願い申し上げます。
＊AJCC、フェアリーS、愛知杯、京成杯、若駒S、クロッカスS。全てワンツー選出
＊その、はしくれの相馬眼の秘密は―
