大荒れ。
前走で阪神カップを走り
最下位だったミッキーブリランテが
低評価に反発する形で
快勝したニューイヤーステークス。
単勝は９１１０円と
大荒れの結果とはなりましたが
５番手から外を回して勝った
内田騎手の手綱も見事でした。
久しぶりのオープン特別での
予想公開に踏み切りましたが
ニューイヤーステークス2021の
結果を振り返って参りましょう。
＜ニューイヤーステークス2021結果＞
優勝馬・・・ミッキーブリランテ
２着馬・・・アルーシャ
３着馬・・・ミラアイトーン
＜ニューイヤーステークス2021予想・印＆買い目＞
本命◎・・・ビッククインバイオ
買い目・・・単勝◎１００円、複勝◎５００円、計６００円。
（予想結果＝不的中）
・ニューイヤーステークス2021予想・本命はビッククインバイオ
勝ちタイム＝１分３３秒２（晴れ・良）
前半８００ｍ通過＝４６秒７
ペース＝ミドルスローペース（０秒２差）
勝ち馬上がり３F＝３３秒７（９位）
レース上がり３F＝３４秒８
クッション値（当日午前９時）＝１０，３（やや硬め）
☆レース後のまとめ
・はしくれの感想：年明けで楽しみを増やそうかと臨んだ一戦で完敗しがっくり。本命のビッククインバイオは仕上がりも良かったので楽しみだったが・・・。今の充実度でも中山では５戦全敗となってしまった。このあたり、コース適性にやはり疑問が残ることは否めないが、思ったよりペースが上がってきたこと、芝が外伸び馬場だったのを踏まえれば、中々見どころのあるレースをしてくれたことに感謝している。勝ち馬ミッキーブリランテはやや出遅れながらポジションを確保し、５番手の外でロスがありながらも、最後もきっちり粘って見せた。急坂を苦にしないパワーと、鞍上の指示に従う操縦性があり、とても強い内容で配当にも驚くばかりの結果だった。
・走破タイム１分３３秒２は過去１０年で３番目の時計
・上位３頭の４コーナー通過順は５→７→４番手
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
▲５着→◎７着→○８着→☆１０着でした。
以下馬体診断を実施致します。
まず優勝馬ミッキーブリランテです。
同馬は今回低評価ながら
見事に優勝を果たしましたが
これが中山のマイルで単勝
９１１０円になる馬体です。
ツヤもよく全体も張ってますし
落ち着いた周回にありましたが
正直そこまで目立った感じは
受けない今回のパドックでした。
ただ中山向きの馬に見られる
腹袋がやや垂れた体型で
最後の坂でも一伸びしたのは
この影響があると思います。
先日の中山金杯の際
３着したウインイクシードに似て
やはりこの部分を狙い撃てるか
高度な相馬眼が必要です。
２着馬はアルーシャです。
同馬は最後４番手指名の
セラピアと迷って無印ですが
その差は前肢の筋肉が少し
足りていないかと思ったからです。
発表ではプラス１４ｋｇで
数字だけ見れば増えてはいますが
腹周りなどもすっきりしていて
プラス分は消化できていました。
何分芦毛なので毛色的に
ツヤが判断しづらかったですが
結果論として２着に来たので
問題なかったのだと思います。
勝ち馬に最後競りかけながらも
中々交わし切れませんでしたが
これはより中山向きの馬体を
持つライバルとの差によりましょう。
３着馬はミラアイトーンです。
同馬も優勝馬と似た形で
腹袋が下に垂れていますが
きっちりしたつくりでツヤがあって
張っている点をクリアしています。
この仕上げは芝よりもダートでは
手が出しやすい仕上がりなのですが
今回の一戦はより最後に
パワーが求められた証でしょう。
展開的にも前目で運んで
坂で順位が入れ替わりましたし
特にここがキーポイントになった
一戦だったのだと思います。
１・３着馬は共に坂のある
右回りの阪神で勝っており
舞台適性が濃く影響した
ニューイヤーステークスとなりました。
ということで・・・
今回張り切って３年振り（多分）に
公開したオープン戦でしたが
パドック配信でも見せ場がなく
誠に申し訳ございませんでした。
修正しつつまた気を取り直し
挑んで参りたいと思いますし
例年とはまた違った形で
上を目指したいと思っています。
敗戦からも勝利からも学び
的中を増やしていきたいですし
研鑽を積んで新たな扉を
開いて参りたいと思います。
それでは明日の重賞の予想も
随時公開して参りますので
どうぞこれからも「はしくれの予想」を
よろしくお願い申し上げます。
＊土曜中京メイン・淀短距離S◎トゥラヴェスーラ１着（３人気）
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