上昇。
前走ユニコーンステークスでは
差して競馬をしたケンシンコウが
不良馬場の中ハナを譲らず
ラチ沿いを粘り切って優勝。
重賞3着から挑戦した
上昇を懸ける一戦でしたが
伸び盛りのライバルを蹴散らして
輝きを放った直線でした。
7番人気と下馬評としては
伏兵と見られるところでしたが
そんなレパードステークス2020の
結果を振り返って参ります。
<レパードステークス2020結果>
優勝馬・・・ケンシンコウ
2着馬・・・ミヤジコクオウ
3着馬・・・ブランクチェック
<レパードステークス2020予想・印&買い目>
本命◎・・・ミヤジコクオウ
対抗〇・・・ラインベック
単穴▲・・・デュードヴァン
買い目・・・単勝◎100円、ワイドボックス各100円、計400円。
(予想結果=不的中・ぐはぁ)
勝ちタイム=1分49秒2(曇り・不良)
前半800m通過=48秒3
ペース=ミドルハイペース(0秒2差)
勝ち馬上がり3F=36秒6(3位タイ)
レース上がり3F=36秒6
☆レース後のまとめ
・優勝馬ケンシンコウは重賞初勝利
・丸山元気騎手は当レース初制覇
・小西一男調教師も当レース初制覇
・丸山元気騎手のコメント「終わってみたら強かったですね。あまり逃げたくはなかったんですけど、リズムよく走ってくれてたんで。(直線は)余裕がありましたし、気性面の成長があればもっと伸びしろがあると思うんで、期待しています」
・ケンシンコウの生産は静内山田牧場
・優勝馬ケンシンコウは道中殆ど先頭の競馬で、4角先頭は昨年12月未勝利戦優勝時丸山騎手騎乗で経験した以来
・ケンシンコウの全3勝は全て丸山騎手騎乗によるもの
・好走ローテのジャパンダートダービーから唯一出走のミヤジコクオウが2着
・2着和田竜二騎手「ゲートは上手く出られていい位置を取れました。エンジンのかかりが遅くズブいですね。4コーナーではいい感じでしたが、仕方ないですね」
・3着戸崎圭太騎手「追い切りの感じから調子がよく、上手く運べました。よく走っていますよ」
・優勝タイムはレパードステークス創設年(2009年:トランセンド)1分49秒5をコンマ3秒更新するレコード
・1番人気の差し馬デュードヴァンは4~5番手からの好位競馬で4着
・上位3頭の4コーナー通過順は1→6→4番手
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
◎2着→〇3着→▲4着→☆12着でした。
以下馬体診断を実施します。
まず優勝馬ケンシンコウです。
同馬はかなりふっくらとしていて
ボリュームを感じる仕上げでしたが
筋肉量も豊富で張りがあり
全体の丸みも好感でした。
このところ相馬の修正をして
新潟でも調子が上がって来て
楽しみにしていた一戦ですが
あと一歩が足りず残念でした。
新潟は他場よりも下腹が
より切れ上がって見える馬が強く
そういう馬とは別のタイプで
よく上位に食い込む仕上げでした。
当日は新馬戦を勝ち切った
ランドオブリバティがこのタイプでしたが
芝・ダート問わずこの仕上がりには
注意を払いたいところです。
2着馬はミヤジコクオウです。
同馬は腹目がすっきりしていて
ツヤもよく柔らかいつくりにあり
当ブログ予想で本命にして
良かったなと安心していました。
十分優勝が狙えるくらい
良い仕上がりだと思いましたし
506kgの馬体重どおり
器の大きさを感じさせます。
左回りは初競馬でしたが
好位から位置を上げてきましたし
追えば追うほど長い脚を使う
スタミナにも良いものを感じます。
この馬もケンシンコウに劣らず
丸みのある馬体のつくりにあり
まだ成長途上にも感じられ
先々も楽しみな存在です。
3着馬はブランクチェックです。
同馬は牝馬とは思えないほど
筋肉質なつくりが特徴で
バランスも際立って良かったので
自信をもって対抗にしました。
最後デュードヴァンに迫られながら
きっちりと粘り抜いていますし
胴長に見せる馬体から見ても
距離は合っていると思いました。
4着のデュードヴァンに騎乗した
川田騎手が敗因の分析で
距離が長いと話していますので
この差が結果の差だと思います。
今のままでも十分連戦で
良績を残せる仕上がりですが
馬格があり、まだ緩さもあるので
一段の成長が楽しみです。
ということで・・・
今回は単勝では2着とし
ワイドでは2ー4着の結果で
的中がすり抜けていきましたが
複勝を買えていればと思います。
このあたり回収率向上は
買い目との戦いと感じますが
敗戦に臆さず上を目指して
楽しんで参りたいと思います。
それではこれからも的中に向け
真摯に取り組んで参りますので
どうぞ当ブログ予想を今後も
よろしくお願い申し上げます。
*GⅢレパードステークス◎〇本線2頭馬券圏内
*また、極意を知り上達可能な、はしくれの相馬眼の秘密は―