クイーンステークス2020結果・優勝馬はレッドアネモス

 

11番人気。

 

近年差し馬の台頭が

目立ってきたクイーンステークスでしたが

内側から差し切って見せたのは

人気薄のレッドアネモスでした。

 

札幌競馬場は初経験で

いきなり重賞制覇となりましたが

白百合ステークス以来となる

1年3か月ぶりの優勝でした。

 

過去5戦中4戦が道悪での

敗戦というローテーションでしたが

そんなクイーンステークス2020の

結果を振り返って参ります。

 

<クイーンステークス2020結果

優勝馬・・・レッドアネモス

2着馬・・・ビーチサンバ

3着馬・・・スカーレットカラー

 

<クイーンステークス2020予想・印&買い目>

本命◎・・・ビーチサンバ

買い目・・・単勝◎100円、複勝◎200円、計300円。

(予想結果=的中:複勝200円×2=400円)

 

勝ちタイム=1分45秒9(晴れ・良)

前半800m通過=46秒2

ペース=ハイペース(1秒5差)

勝ち馬上がり3F=35秒0(4位タイ)

レース上がり3F=36秒0

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬レッドアネモスは重賞初勝利

・吉田隼人騎手は当レース初制覇で、函館記念15番人気優勝に続く今年2勝目がまたも二桁人気(11番人気)

・友道康夫調教師は当レース初制覇で、2頭出しによるワンツーフィニッシュ

・吉田隼人騎手のコメント「嬉しいです。札幌で重賞勝ったことなかったんで、いい結果出したいなと思って。ちょっと敏感なところのある馬で馬混みを気にするところもあるようなんですけど、枠も良かったですし、能力のある馬なので結果を出せてほっとしています」

・レッドアネモスの生産は社台ファーム

・優勝馬レッドアネモスは道中最内から最後も内の間隙を強襲。過去2年が中から外を差す競馬が目立ったものの、それまでの当レースの傾向を踏襲するような道中最内で、2着ビーチサンバも同馬の後ろで最内待機だった(直線は大外)

・1、2着馬は共に北海道の洋芝(函館・札幌)は初経験で好走

・前年2着のリピーター・スカーレットカラーが3着

・好走ローテのヴィクトリアマイル組からは2~3着馬の2頭が入着

・2着福永騎手「ゲートを上手く出せませんでした。進路を切り替えた分、追い出しが遅れてしまいました。」

・3着岩田騎手「笑ってしまうくらい下手に乗ってしまいました。折り合いがついていましたし、前が開くと思いましたが・・・」

・走破タイム1分45秒9は過去10年で3番目に速いタイム

・データ優勢の上がり最速計時馬はスカーレットカラーが3着で馬券圏内入着

・上位3頭の600m通過順は8→11→11番手の、過去でも珍しい差し馬のみの決着

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

〇2着→☆5着→◎10着→▲12着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬レッドアネモスです。

 

同馬はバランスの良い仕上がりで

特段問題点も見当たらず

ふっくらとした好調を感じる

良い状態にあると思いました。

 

その代わり変わり映えするところも

特段見当たらない仕上がりで

選出するには何かきっかけが

欲しいところだったなと思います。

 

とはいえ友道厩舎の仕上げは

本当に抜かりなく思いますし

この馬自身は近走の馬場が

着順に影響した感じです。

 

前がかなり引っ張りましたし

好走路でもある内側の強襲で

吉田隼人騎手(同馬には初騎乗)も巧みでしたし

これからも注目のコンビです。

 

 

2着馬はビーチサンバです。

 

同馬は毎回バランスがよくて

奥の深い馬体をしていますが

それがゆったりと伸びた背中から

丸みのあるトモに繋がっています。

 

道中ではインで進路が取れず

追い出しが遅れての2着でしたし

負けて強しと言える走りを見せ

衰えも全く見られませんでした。

 

まだツヤがヴィクトリアマイルに比べ

輝きが鈍く感じましたし

前肢もボリューム感が出せそうで

上昇の余地を残しています。

 

2歳から常に結果を残して

本当に素質の高い馬です。

レースでは落ち着いて運べますし

これからもチャンスは作れるでしょう。

 

 

3着馬はスカーレットカラーです。

 

同馬は昨年2着に入って

適性の高さを感じましたが

直線では狭いところを突いて

確保した見事な3着でした。

 

差し脚が生きる展開になれば

着実な末脚が目立ちますし

上がり3ハロン最速計時で

数字でもそれを証明しました。

 

トモの張りは昨年秋に見せた

府中牝馬ステークスに及ばずとも

面積が広く幅も厚く見せ

好調を感じられるものでした。

 

欲を言えばあと少し下腹が

絞れて見えれば最高でしたが

マイナス8kgが張りの点では

緩く見せていたかなと思います。

 

ということで・・・

 

今回もビーチサンバ複勝で

的中と回収ができましたが

少ない配当でも回収率は

133%を記録です。

 

これが年間の回収率なら

いかに高いかというところですが

長い目で結果を求めるならば

このような方法も有効です。

 

このあたりは同馬から流すより

まとめたいと思ったものでしたが

ガミるのなんか怖くない、回収率の向上へ

もよろしければご覧ください。

 

それではこれからも的中を大事に

予想を組み立てて参りますので

どうぞ当ブログ予想を今後も

よろしくお願い申し上げます。

 

*土曜日新潟JS(JGⅢ)パーフェクト的中☆

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*また、はしくれの相馬眼の秘密は―

「シークレットオブパドック」




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