エプソムカップ2020結果・優勝馬はダイワキャグニー

 

巧者。

 

東京競馬場で7勝して

ジャパンカップで6着があるなど

全ての勝ち鞍を東京芝で

記録してきたダイワキャグニー。

 

中々重賞制覇に至らず

6歳と年を重ねましたが

重馬場を力強く抜け出して

見事重賞初制覇を遂げました。

 

不良馬場でスタートから前目に

付けられたことも要因でしたが

そんなエプソムカップ2020を

振り返りたいと思います。

 

<エプソムカップ2020結果

優勝馬・・・ダイワキャグニー

2着馬・・・ソーグリッタリング

3着馬・・・トーラスジェミニ

 

<エプソムカップ2020予想・印&買い目>

本命◎・・・レイエンダ

対抗〇・・・アンドラステ

単穴▲・・・サトノアーサー

特注☆・・・ピースワンパラディ

買い目・・・単勝◎100円、ワイド◎流し各100円、計400円。

(予想結果=不的中)

 

勝ちタイム=1分47秒7(曇り・不良)

前半800m通過=47秒2

ペース=ハイペース(1秒4差)

勝ち馬上がり3F=36秒1(7位)

レース上がり3F=36秒5

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬ダイワキャグニーは重賞初制覇

・6歳馬の優勝は2009年シンゲン以来11年振り2頭目

・内田騎手&菊沢調教師ともにエプソムカップ初制覇

・内田博幸騎手のコメント「なるべくポケットに入らない競馬をしたいなと思って。重馬場でも結果は出してるんで、外に出し過ぎも良くないと思って。(直線は)もうそのままゴールを突き抜けてくれるのを願って乗りました」

・ダイワキャグニーは18頭立ての9番人気。東京コース8勝は出走馬中断然の実績(2番目はアトミックフォース:5着、マイネルハニー15着の3勝)

・人気薄の決着で人気は9→5→18番人気で3連単は4,219,320円の高配当

・勝ちタイム1分47秒7は過去10年で9番目のタイムも、一昨年重馬場の1分47秒4とコンマ3秒差、昨年稍重の1分49秒1よりも速い時計

・ハイペースも前で競馬を進めた1~2番手が1→3着

・芝コースは9レースあたりから内外差のない馬場状態になり、且つ外差しが利かない状態に。上位3頭はインからの競馬

・社台ファーム生産馬がワンツーフィニッシュ

・上位3頭の4角通過順は2→4→1番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

◎6着→〇7着→▲10着→☆16着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬ダイワキャグニーです。

 

同馬はいつもどおり後肢に流れる

柔らかい馬体が目立ちましたが

こうした「うなぎ型」の特徴は

東京競馬場が得意です。

 

不良馬場をこなすにはもう一歩

馬体が締まってほしいですが

素晴らしい勝ちっぷりが見られましたし

これで良かったのだと思います。

 

トモはパンパンに張っていたために

推進力も十分でしたが

東京巧者であることが余程

影響したようにも思います。

 

おととし14着の敗戦も

馬体は好仕上がりでしたが

変わりないために逆に選出できず

残念な結果になりました。

 

 

2着馬はソーグリッタリングです。

 

同馬はリピーターがあまり来ていない

ジンクスのなか2着としましたが

昨年3着時と同様に

締まった馬体が好感でした。

 

社台ファーム生産馬らしく

骨太で体幹がしっかりしており

このあたりも不良馬場を上手に

こなせた要因だと思います。

 

無駄がなく筋肉に張りもあって

悩み抜いて切ってしまいましたが

仕上がり自体は高く評価して

差し支えない結果となりました。

 

この紙一重を詰める修正が

この日は間に合いませんでしたが

更なる相馬眼の上達への

布石にしたいと思います。

 

 

3着馬はトーラスジェミニです。

 

同馬は1周目からお腹の

垂れた感じがマイナスに映って

全体的な緩さも気になって

対象外の評価を下しました。

 

この舞台は人気薄で逃げると

粘りやすい舞台ではあるものの

それにしても二の脚を繰り出して

3着したのには驚きでした。

 

調子が良くなければこれほどまでに

逃げ粘ることは不可能ですから

正直面を食らってしまいましたし

2度やっても買えなかったでしょう。

 

人気馬の仕上がりが良かったので

尚更驚いてしまいましたが

全体的に課題が残された

エプソムカップのパドックでした。

 

それから・・・

 

今回1番人気に推された

レーン騎手騎乗のサトノアーサーでしたが・・・

 

 

同馬は前走よりも仕上がって

全体に引き締まっていましたし

ツヤもよく落ち着きも十分で

かなりの好仕上がりにありました。

 

これくらい仕上がっていながらも

6着に終わってしまいましたが

最後の末脚は目立ちましたし

位置取りの差も影響していました。

 

重馬場でここを勝っている時と

遜色ない出来にありましたから

1番人気に推される結果も

全く不思議ではありません。

 

これくらい仕上がっていれば

またいくらでもチャンスはあるでしょうし

何度でも見限らずに狙って

挑戦し続けたいと思います。

 

ということで・・・

 

5週連続のGⅠが終わり

いきなり不良馬場の開催でしたが

敗戦に挫けずにこれからも

前を向いて進みたいと思います。

 

ご覧くださる皆様のためにも

お役に立つことができますように

復習と修正を重ねて再起を

図りたいと思います。

 

雨でも晴れでも結果を求めて

予想に取り組んで参りますので

これからも当ブログを末永く

よろしくお願い申し上げます。

 

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