安田記念2020結果・優勝馬はグランアレグリア

 

阻止。

 

GⅠ8勝目を目指して

挑戦したアーモンドアイを退け

直線あっという間に抜け出した

池添騎手とグランアレグリア。

 

前走の高松宮記念で

重馬場の中を差して2着の

瞬発力を遺憾なく発揮し

輝いた栄光のゴールでした。

 

スムーズな競馬からは分からない

騎手の苦労も実りましたが

そんな安田記念2020を

振り返って参りたいと思います。

 

<安田記念2020結果

優勝馬・・・グランアレグリア

2着馬・・・アーモンドアイ

3着馬・・・インディチャンプ

 

<安田記念2020予想・印&買い目>

本命◎・・・アーモンドアイ

対抗〇・・・インディチャンプ

単穴▲・・・ノームコア

買い目・・・馬連流し◎ー〇▲各100円、ワイド〇▲100円、3連複100円、計400円。

(予想結果=不的中)

 

勝ちタイム=1分31秒6(晴れ・稍重)

前半800m通過=45秒7

ペース=ミドルスローペース(0秒2差)

勝ち馬上がり3F=33秒7(最速)

レース上がり3F=34秒3

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬グランアレグリアはこれでGⅠ2勝目

・前走高松宮記念から参戦での優勝は2013年ロードカナロア以来7年振り(このときの走破タイムは1分31秒5で今年とコンマ1秒差:馬場は良)

・グランアレグリアの池添騎手は3コーナーで芝の塊が右目にぶつかりレース後腫れたままインタビューに

・池添謙一騎手のコメント「杉原誠人(騎手)が追切に乗って仕上げてくれたので感謝しています。直線抜け出してからも最後まで凌いでくれて本当によく頑張ってくれたと思います。この馬の価値が上がったと思います。こんな醜い顔でお客さんの前でなくて本当に良かった(苦笑)。もう、(目は)痛くないです。嬉しいの方が勝ってます。」

・グランアレグリアは14頭立ての11番枠。当日はインよりも4分どころから外が伸びる馬場状態だった

・グランアレグリアを管理する藤沢和雄調教師は当レース3勝目(1998年タイキシャトル以来)

・ノーザンファーム並木氏によるコメント「今日はスカッとした気持ちのよいレースでした。中間熱発もありましたし、不本意なローテーションが続いてましたので。また活躍する馬を送り出していきたいなと思います。」

・馬場状態が良以外のレースは2014年の不良馬場以来

・勝ちタイム1分31秒6は過去5年で4番目のタイムで、前日の晩から48mmの降雨があった。当日は最初芝重→4Rから稍重

・ノーザンファームの生産馬が1~4着を独占

・1番人気のアーモンドアイはやや出遅れての2着

・上位3頭の4角通過順は7→11→7番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

◎2着→▲3着→☆4着→〇7着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬グランアレグリアです。

 

同馬は全く無駄のない馬体で

ツヤもよく張りも目立ちましたが

やや胴が詰まった体型をしており

この距離に疑問が残りました。

 

そのため選出しませんでしたが

あっという間に他馬を置き去りにし

こういう仕上げでも十分に

走れるという証拠になりました。

 

稍重馬場を得意とするような

引き締まったつくりも好感でしたが

距離さえもつという判断が

正確にできればと悔やんでいます。

 

ただよい勉強をさせてくれましたし

脚も長く見える馬体ですから

今後はこのような仕上がりのタイプも

狙っていこうと思います。

 

また同馬は

グランアレグリア―馬体の殿堂(6)

にて過去の馬体を詳述していますので

こちらもどうぞご覧ください。

 

 

2着馬はアーモンドアイです。

 

同馬は前走時と比べて馬体が

引き締まって良くなりましたが

何分出遅れたことに加えて

稍重の影響も見られました。

 

ジャパンカップでの世界レコード時は

肩の筋肉がまだ付きそうでしたが

その頃と比べ幅が増えた分

馬体が拡散型になりました。

 

稍重の発表のとおり馬場が

思ったほど回復しませんでしたし

タイム自体は速かったのですが

瞬発力をやや殺がれてしまいました。

 

ただそれでも他のライバルを抑え

中2週で詰めて使えましたし

ヴィクトリアマイルより良かったので

相手が強かった印象でした。

 

柔軟性をなくさない仕上げは

とても素晴らしい仕上げなのですが

絶頂時の画像はこちらの

アーモンドアイ―馬体の殿堂(9)

をご覧ください。

 

 

3着馬はインディチャンプです。

 

同馬はデビュー以来最大の

480kgとなりましたが

昨年と比べて筋肉が増え

充実が窺える仕上げでした。

 

ただ欲を言えば胴体がもう少し

絞れていたらと感じましたし

実際輪郭も多少ぼやけて

上昇の余地のある馬体でした。

 

それでも相変わらずバランスよく

張りのある充実したトモを持ち

背中も真っすぐで安定感に

非常に優れたものを感じます。

 

直線で内に進路を取らずに

外に切り替えたりしていましたが

この馬もアーモンドアイと同様に

良馬場の方が良いと思います。

 

福永騎手とも合っていますし

アーモンドアイとも僅差でした。

昨年との比較は

インディチャンプ―馬体の殿堂(15)

をご覧ください。

 

それから・・・

 

前走海外からの参戦の

4番人気ダノンプレミアムでしたが・・・

 

 

同馬はやや腹袋が大きく

ぼてっと映ることもあるのですが

今回も多少腹が太く見え

バランスも少し崩れていました。

 

脚元に不安のある馬ですし

仕上げるのが難しい馬なので

何とか出走に漕ぎつけたかと

いう印象の仕上がりでした。

 

ただ稍重は3勝している通り

本来得意な馬体ですから

馬場に原因があったかというと

はしくれはそうは思いません。

 

遠征の疲れも見られましたし

いつもながらとはいえ入れ込んでもいて

それだけに今回の敗戦では

見限ることはできないと思います。

 

ということで・・・

 

安田記念2020の結果は

以上の通りとなりましたが

5週連続のGⅠが終わっても

競馬開催に終わりはありません。

 

これからもご覧くださるあなたの

お役に立つことができるように

気を引き締めて的中を目指して

再び頑張りたいと思います。

 

次のGⅠの主役を見つけるべく

予想に取り組んで参りますので

これからも当ブログを末永く

よろしくお願い申し上げます。

 

*◎ダービー1着→目黒記念3着→鳴尾記念2着→安田記念2着

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