フローラステークス2020結果・優勝馬はウインマリリン

 

連勝。

 

前走ミモザ賞の快勝から

参戦したウインマリリンですが

横山武史騎手を背に好位を

伸び切った府中の長い直線。

 

若武者横山武史騎手による

渾身の追い出しの直線では

同騎手がムチを投げ落とすほどの

鬼気迫る勢いを感じました。

 

3戦3勝と好相性の

コンビの絆を感じましたが

そんな一戦をまずは予想から

振り返りたいと思います。

 

<フローラステークス2020結果

優勝馬・・・ウインマリリン

2着馬・・・ホウオウピースフル

3着馬・・・フアナ

 

<フローラステークス2020予想・印&買い目>

本命◎・・・ウインマリリン

対抗〇・・・スカイグルーヴ

単穴▲・・・フアナ

買い目・・・単勝◎100円、ワイドボックス各100円、計400円。

(予想結果=的中:単勝1140円、ワイド2200円)

 

勝ちタイム=1分58秒7(晴れ・良)

前半1000m通過=58秒6

ペース=ハイペース(1秒5差)

勝ち馬上がり3F=35秒3(2位タイ)

レース上がり3F=35秒7

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬ウインマリリンは重賞初制覇

・ウインマリリン騎乗の横山武史騎手も重賞初制覇(2017年デビューの騎手の中では一番乗り)

・横山武史騎手とのコンビはこれで3戦3勝

・勝ちタイムは1分58秒7のレースレコード。優勝馬は持ちタイムが不安要素という声もあったが、前走時も新馬戦と同じ舞台で、稍重にもかかわらず1秒5差走破タイムを詰めていた(今回は同距離で3秒8更新)

・「騎手に従う馬なのでペースは気にしていませんでした」と横山武史騎手のコメント

・騎手・調教師ともに「オークスの距離は大丈夫」とコメント

・ウインマリリンの生産はコスモヴューファームで、当レース優勝馬は今年も含め5年以内に非ノーザン系馬が3勝目

・3か月休養明けの1番人気スカイグルーヴは5着。休み明けのローテーションの馬は過去5年も含め3着以内なし

・最後の直線はダートコース側から横殴りの強風(10m/s)

・上位3頭の4角通過順は5→5→8番手

・横山武史騎手は10→11→12レースと3連勝

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

▲1着→◎2着→〇3着→☆10着3着以内独占でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬ウインマリリンです。

 

同馬はデータ予想の本命で

パドックでは3番手評価でしたが

前走より絞れていながら

張りのある馬体が好感でした。

 

柔軟性を上手く保てており

それでいて筋肉は増したために

今回の一戦をステップに

更に上昇しそうな気配でした。

 

元々バランスも良い馬なので

スピードの乗りも良さそうでしたが

抜け出してから粘り切るに足りる

無駄の無い馬体に感じました。

 

騎手・調教師ともにコメントでも

距離は持つと語っていますが

はしくれもそのように思いますし

オークスでも楽しみにしています。

 

 

2着馬はホウオウピースフルです。

 

同馬はクイーンカップ以来の

2か月振りの実戦でしたが

素晴らしく滑らかな仕上がりで

すぐに本命馬に決まりました。

 

大竹調教師によれば同馬は

気性が激しいとのことですが

馬群を割ってくる根性もあり

距離も伸びて良いところが出ました。

 

レーン騎手も「行きたがっていた」との

コメントをレース後に残していますが

馬体自体はオークスの距離でも

十分に持つと思います。

 

坂を上ってからもスピードあふれる

フットワークの良い走りでしたが

胴長体型でスタミナも

他馬に優るものがあると思います。

 

 

3着馬はフアナです。

 

同馬は416kgという

小柄な牝馬らしいつくりでしたが

バランスや幅や絞れ具合が

理想的な牝馬そのものと言えました。

 

ツヤも良くふわふわな馬体で

馬格の面では他馬に譲りましたが

これからの成長を考えると

とても楽しみな今回でした。

 

スタミナもありそうな馬体で

オークスの距離も持つと思いましたが

何分権利が2着以内と

条件が厳しく残念です。

 

「前が詰まらなければ勝てたかも」と

ヒューイットソン騎手も話していますが

それだけ能力の高い馬ですし

上がり最速も納得の競馬でした。

 

それから・・・

 

今回は5着となりましたが

1番人気のスカイグルーヴです。

 

 

同馬は3か月の休み明けから

復帰戦の今回でしたが

マイナス14kgが示す通りに

やや幅に疑問が残りました。

 

そのため無印に致しましたが

相変わらず美しいフォルムで

バランスの良い全体に加えて

柔軟性は健在でした。

 

ふっくらと仕上げるのが得意な

木村厩舎の馬ですから

もう少しボリュームを期待しましたが

成長には時間が必要でしょう。

 

ただこれだけ良いバランスの馬は

そうそう居るものではないですから

じっくりゆっくり立て直して

また強い姿を見せてほしいです。

 

それが可能な厩舎力もありますし

素晴らしい外厩も力になります。

次走再開するのが楽しみな

見限ることのできない逸材です。

 

ということで・・・

 

今回はブログ予想も的中して

パドックでは上位を独占でしたが

ライヴ観戦ができないとしても

はしくれの相馬法は活かせます。

 

それを余すところなく自著である

「シークレットオブパドック」

に記しましたから

ぜひあなたのこれからの競馬に

お役立ていただければ幸いです。

 

まずは開幕週で的中を飾れ

ひとまずほっとしていますが

この後のGⅠ戦線に向けて

更に気を引き締めたいと思います。

 

それでは

これからも当ブログを引き続き

よろしくお願い申し上げます。

 

*フローラステークス▲◎〇3着以内独占

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