＜中山記念2020結果＞
優勝馬・・・ダノンキングリー
２着馬・・・ラッキーライラック
３着馬・・・ソウルスターリング
＜中山記念2020予想・印＆買い目＞
本命◎・・・ダノンキングリー
対抗〇・・・ウインブライト
買い目・・・◎単勝＆◎〇ワイド各１００円。計２００円。
（予想結果＝的中：単勝２５０円）
勝ちタイム＝１分４６秒３（晴れ・良）
前半１０００ｍ通過＝５９秒３
ペース＝スローペース（０秒８差）
勝ち馬上がり３F＝３４秒２（３位）
レース上がり３F＝３５秒３
☆レース後のまとめ
・コロナウイルスによる無観客競馬はグレード制導入（１９８４年）以降初めて
・優勝馬ダノンキングリーの萩原調教師は中山記念初勝利
・ダノンキングリー騎乗の横山典弘騎手は、史上４人目となる２６年連続重賞勝利達成
・また横山騎手は史上最多、５度目の中山記念優勝
・レースはマルターズアポジーが先手を切り、やや後続を離すもペースはスロー
・開幕週の馬場で芝は内が伸びる顕著な傾向あり
・中山記念３連覇に挑んだウインブライトは７着
・上位馬の４コーナー通過順位は３→２→４番手
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
◎１着→▲２着→☆４着→〇５着
以下馬体診断を実施します。
まず優勝馬ダノンキングリーです。
同馬は１００％仕上がっており
コメントをつけるか迷いましたが
先週小倉大賞典でヴェロックスが
沈んだために気後れしました。
このあたりは会員様にもう少し
勇気をもって伝えるべきでしたが
変わらずシャープで無駄な肉が無く
きっちりと張った好仕上げでした。
この馬の良いところはバランスが
いつも良い状態にあることと
お腹周りも切れ味の発揮に
拍車をかけるように絞れています。
こういうスラっとした体型だと
後肢を深く踏み込めますから
ギアチェンジや小回りへの対応も
苦慮しないと思います。
横山騎手のインタビューを見る限り
少しふらふらとしたようですが
折り合いもよく終いもしっかりと
脚を伸ばせていたと思います。
ツヤも冬場でもいつもピカピカですが
皮膚の薄い感じも好感で
完成度も非常に高いですし
中山の中距離は大得意でしょう。
２着馬はラッキーライラックです。
同馬は昨年とほぼほぼ同じ
次元の仕上がりに映りましたが
やや冬毛が出てプラス体重も
太さは全くありませんでした。
ダノンキングリーもそうなのですが
こういう腹周りの絞れ方は
中山で特に好走しやすい
タイプのひとつだと思います。
ジェンティルドンナにも似通っていて
牝馬ではひとつの雛形と言え
このシルエットを記憶することは
必ず相馬の役に立つでしょう。
ちょっと秘密をバラしましたが
いつもご覧下さる方へプレゼントで
これからも当コーナーをご贔屓に
よろしくお願い申し上げます。
３着馬はソウルスターリングです。
同馬は２度の取り消しを乗り越え
見事３着に粘りましたが
パドックでも特に問題はなく
バランスの良さが好感でした。
少しだけ緩い感じがしたので
選出には至りませんでしたが
馬場の良い内をぴったり回った
北村騎手の判断も光りました。
藤沢調教師の管理馬で
大事にされているのが分かりますが
ふっくらとしたボリュームも出ており
衰えは感じられませんでした。
これで引退との報道もあり
まだ良くなりそうなので残念ですが
繁殖に上がったら母馬として
力強さを繋いでほしいです。
それから・・・
今回３連覇を狙っていた
ウインブライトの仕上がりでしたが
そちらの馬体診断についても
実施したいと思います。
同馬は少し緩さが目立ちましたが
いつもは特にツヤと張りが目立ち
これならという仕上がりの中での
出走を見せてくれていました。
今回は海外帰りのせいか
張り詰めたものがないように感じ
このあたりかなり調整するのが
難しかったのではと思います。
お腹が垂れて見えるのは個性で
まだ良くなる余地がありますから
これからどれだけ上昇できるか
見極めたいと思います。
ということで・・・
今回も先週に引き続いての
的中となった当ブログですが
来週の競馬も気を引き締めて
臨んで参りたいと思います。
コロナウイルスの脅威が終わって
一日も早く平常通りの
競馬界が戻ってくるようにと
心から祈りたいと思います。
皆様もご体調を崩さぬよう
何卒ご自愛くださいませ。
＊中山記念１～２着選出、阪急杯は２～３着選出―
