<共同通信杯2020結果>
優勝馬・・・ダーリントンホール
2着馬・・・ビターエンダー
3着馬・・・フィリオアレグロ
<共同通信杯2020予想・印&買い目>
本命◎・・・マイラプソディ
対抗〇・・・フィリオアレグロ
単穴▲・・・ココロノトウダイ
買い目・・・馬連流し◎ー〇▲、三連単1着流し◎→〇▲→〇▲各100円、計400円。
(予想結果=不的中)
勝ちタイム=1分49秒6(曇り・稍重)
前半800m通過=50秒5
ペース=スローペース(4秒1差)
勝ち馬上がり3F=34秒1(最速)
レース上がり3F=34秒3
☆レース後のまとめ
・ダーリントンホールは初重賞制覇(ルメール騎手とは初コンビ)
・1000m通過63秒2はかなりのスローペース
・勝ち馬ダーリントンホール騎乗のルメール騎手は3コーナーから前に押し上げる。この戦法は中距離以上の芝レースで同騎手がよく使う戦法。
・1~3着は全て外国人騎手で、9頭中3頭の外国人騎手騎乗馬が上位独占
・勝ちタイム1分49秒6は、4年前の稍重時の走破タイムより2秒2遅いタイムで、2000年1分49秒7(良・勝ち馬イーグルカフェ)に次ぐ過去20年で2番目に遅いタイム。
・勝ち馬ダーリントンホールは英国産馬。マル外の勝ち馬は2009年ブレイクランアウト以来11年振り
・メインレース発走時点での24時間以内降雨量は4.5mm、JRA発表の当日芝の含水率は4コーナー13.2%、ゴール前13.9%(測定は午前5時)で、元々含水率が高かった(前日4コーナー13.0%、ゴール前14.1%)ところへの降雨で重めの馬場に
・単勝オッズ1.5倍の1番人気マイラプソディは4着
☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果
〇1着→▲3着→☆4着→◎5着
以下馬体診断を実施します。
まず優勝馬ダーリントンホールです。
同馬は本命と迷うくらいの
好仕上がりにありましたが
いかにも木村厩舎という馬で
ふっくらとして大きく見せました。
幅のあるトモに加えて前肢も
胸板の厚く感じる馬体で
外国産馬であるということも
納得の芯の強さでした。
日本産馬とは一味違う
骨の太そうな馬体をしていて
父ニューアプローチの得意としていた
中距離戦で実力を示しました。
馬体を見る限り父と同じく
2000mは問題なさそうですが
距離延長よりはマイル戦でも
見てみたいと思う馬体です。
2着馬はビターエンダーです。
この馬は今回稍重馬場が
どの程度のものかで悩みましたが
選出しきれていたら・・・と思うような
きっちりした仕上がりにありました。
無駄のない馬体でバランスも良く
張っていてツヤもありましたが
筋肉量で僅かに及ばないかと
判断して下げてしまいました。
前に行って粘っていますが
ミナリク騎手は良い判断でしたし
柔軟性が少ないタイプなので
持久戦の方が良かったでしょう。
とはいえ上がりタイムを見る限り
マイラプソディに並んでいますし
切れ味も兼備しているところも
記しておきたいと思います。
3着馬はフィリオアレグロです。
同馬はやはり予想した通りに
無駄なく仕上がってきましたが
いかにも堀厩舎の所属馬らしく
スッキリとしてツヤも光っていました。
ただ画像を見る限りは馬体が
大きく見えるかもしれませんが
実際にはやや薄いところも
感じる若い部分がありました。
それでも絞れたお腹周りは
好感を持てる仕上がりでしたし
筋肉が更について締まったら
もっとスピードが出ると思います。
切れのある動きを見せていますし
デムーロ騎手とも合っているようです。
これからの成長が楽しみな
今回の一戦と言えるでしょう。
ということで・・・
今回はパドックでマイラプソディを
4番手に下げましたが
同馬のパドック画像もありますので
おまけに掲載したいと思います。
少し前肢の張りが弱いかなと
懸念もした同馬でしたが
これに加え稍重馬場にも少し
脚を取られた印象がありました。
それでも上がりはレース中2番目の
34秒3のタイムで
良馬場であればまた違ったかと
思う結果になりました。
人気を背負った分うかつに動けず
待機策となったこともありますが
これも競馬の怖さのひとつだと
感じた共同通信杯でした。
それでは今回もご覧下さり
誠にありがとうございました。
来週も的中を目指しますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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