ダートでも重賞制覇。
芝レースの重賞ウィナーである
最内枠のワイドファラオでしたが
ダートも全く気にすることなく
最後も二の脚を使って優勝。
馬場コンディションは重馬場でしたが
晴天に恵まれた競馬場で
泥を被らずハナを奪いきった
福永騎手の判断も光りました。
勝ちタイム1分35秒5も
水準通りの速い時計で
スピード勝負になった直線も
末脚に陰りはありませんでした。
名前どおり幅のある活躍を見せて
新王者誕生となりましたが
その走りを振り返る前にまずは
予想から振り返って参りましょう。
<ユニコーンステークス2019予想・印&買い目>
本命◎・・・デュープロセス
対抗〇・・・デアフルーグ
単穴▲・・・ニューモニュメント
特注☆・・・ノーヴァレンダ
買い目・・・ワイドボックス各100円、計600円。
それでは結果です。
<ユニコーンステークス2019結果>
優勝馬・・・ワイドファラオ
2着馬・・・デュープロセス(◎)
3着馬・・・ダンツキャッスル
(〇7着、▲10着、☆9着)
はしくれ・・・外れです!
予想を参考にして下さった皆様、誠に申し訳ございませんでした(><;)
はしくれの本命◎デュープロセスは2着でしたが・・・。
それでは早速今回の一戦を
振り返って参りましょう。
まずスタートですが・・・
内で3番のヴァイトブリックが
1頭出遅れてしまいます。
他の各馬は大体スタートを決め
ポジション争いへと移りました。
まず先頭を窺っていたのが
イメルとワイドファラオの2頭でしたが
ここに外からヴァニラアイスも競りかけ
3頭が一団になりました。
2ハロン目に10秒5を刻んだ
速い流れの競馬になりましたが
結局は内からワイドファラオが
先頭を奪いきりました。
最初の半マイル通過タイムは
45秒8の時計で
前後半差が4秒ほど開いた
ハイペースになりました。
4コーナーに向いて先頭には
ワイドファラオが変わらず立っていましたが
イメルが下がると後続勢から
デュープロセスが追い込んできました(外・黄帽)。
長い直線で馬体を併せた
このデュープロセスが追いすがりましたが
二の脚を使うワイドファラオも
全く譲ることがありません。
結局後続を引き離し2頭の
マッチレースとなりましたが
最後はついにライバルを凌ぎきって
ワイドファラオが優勝を果たしました。
決して楽に先行できたとは
言い難い流れだと思いますし
逃げ切ったワイドファラオの地力は
相当に高いと思います。
芝からの転向を危ぶんだために
強気に指名できませんでしたが
思い切って予想できなかったことが
非常に悔いが残った一戦でした。
それではここからは気を取り直して
馬体診断に参りましょう。
パドック速報パドックロードの印は
以下の通りとなりました。
〇2着→☆4着→◎7着→▲9着でした。
それでは早速馬体診断を
行って参りましょう。
まず優勝馬ワイドファラオです。
同馬は最初の周回から馬体を
大きく見せて好感でしたが
一見して芝向きの馬体をしており
かなり判断に悩みました。
フェブラリーステークスなどで後々に
活躍するタイプとは違いましたが
同馬の勝利により既成概念を
打ち砕かれる結果となりました。
懐が深く幅があって
前走時も悪くはありませんでしたが
皮膚の薄さに加え柔らかさも
更に良化した印象でした。
今回はデータ・パドックとも同馬を
抜いた為に完敗してしまいました。
この経験を無駄にしないためにも
心に留めたいと思います。
2着馬はデュープロセスです。
同馬は前走時と殆ど変わらず
良い状態で周回していましたが
特にバランスの良さに好感が持て
2番手評価に決定しました。
こちらも皮膚の薄さが特徴的で
血管も浮き上がっていましたし
絞れていたので差し脚鋭い
競馬を見せてくれると思いました。
最後並んでからもしっかりと脚を
使い切ってくれましたが
今回は何分相手が悪かったと
思うほかはありません。
東京のマイルは合っていますし
着差もアタマ差と僅かな差でした。
次も十分に期待できると
感じさせてくれた一戦でした。
最後3着馬はダンツキャッスルです。
この馬は馬格があるのが好感で
身のこなしも軽く映りましたが
バランス面でまだ少し懸念のある
若さが見られる1頭でした。
距離的にも中距離志向ですし
マイルの距離がどうかと思いましたが
最後伸びきって見せているあたりは
問題なかったと感じています。
幸騎手が手綱を取っていることも
この馬にとってプラスに思えますし
追って味の有るタイプですから
今後も楽しみな存在です。
ということで・・・
今回の一戦は前目で運んだ
馬たちが上位に食い込みましたが
ワイドファラオも楽な競馬をしたとは
言えない走りで優勝しました。
新星誕生でローテーションにも
注目が集まるところですが
マイルは得意舞台でもありますから
今後も非常に楽しみです。
地方のビッグレースに向かうか
はたまた芝路線に戻るのか。
それともレパードステークスに行くのか・・・
楽しみの広がるところです。
そして今回は予想家としてお役に
立つことができませんでしたが
まだまだ学ぶことはいくらでもあると
痛感しているところです。
今回も応援下さった皆様
誠に申し訳ございませんでした。
ワイドファラオから学んだことを活かして
上昇したいと思います。
最後に・・・
この日は父の日ということでしたが
皆様はどう過ごされましたか?
はしくれはヴァニラアイスの影響で
こんな父の日を過ごすことにしました。
食後の贅沢にヴァニラアイスです。
日本語表記が「バニラ」とありますが
ヴァニラに違いありません・・・
近所のスーパーで安売りしてなきゃ
手が出ない憧れの一品ですが
父の日の特別なプレゼントに
妻が買い与えてくれました。
本当はチョコアイスが良かった
非常に美味しくいただきましたが
敗戦を忘れず執念を燃やし
来週こそは的中を目指して
頑張りたいと思います。
いつもご覧下さる読者の皆様
本当にありがとうございます。
これからも精進して参りますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ユニコーンステークス2019結果・データ
馬場状態:重。前日未明まで降雨。
走破タイム:1分35秒5
800m通過:45秒8=後半49秒7
ペース:ハイペース
レース上がり3F:37秒1=優勝馬同タイム(3位)
*宝塚記念含めまだ2週あります☆
GⅢ函館SS3着独占
重馬場で行われたユニコーンステークス。
最後は2頭の競り合いが熱いレースとなりましたね!
福永騎手がレース後に「最後の直線は脚が上がりましたが、よくしのいでくれました」とコメントした通り、ワイドファラオのレースぶりは見事でした。
その福永騎手といえば、安田記念のインディチャンプが記憶に新しいですね。個人的には、高松宮記念でミスターメロディを優勝に導いたときから強く印象に残っているジョッキーです。涙のダービー制覇の映像は後に知ることとなったのですが、「その馬の勝ち方を知っている」そんなイメージです。
ところで今回は、事情により3場所全レースを予想していたため、パドックを生で見ませんでした。が、お写真を拝見して、少し後悔しております(笑)というのも、このデュープロセスの馬体がかっこよすぎるからです! 「最終追い切りの全体時計が疑問」という声もありましたが、これを見てしまうと、その不安が飛んでいきそうですね。
さて、今週末は宝塚記念ということですが…。阪神芝2200mという聞きなれない距離に加えて、雨で馬場が渋る予報も。しかも、僕の好きな馬がたくさんいるので、本命選びに時間がかかりそうです(毎度のことですが)…。
ジェイさん、ありがとうございます。
ワイドファラオは強い競馬でした。
あれで脚が上がっていると言うのは驚くばかりの末脚です。
競り合いになってからも伸びているので、余程負けん気が強いのでしょう。
そういえば福永騎手は今年GⅠを2つ勝利していますね。
どちらもお世話になっただけにここでも、あやかりたかったところです。
デュープロセスはバランスの良い馬ですね。
バランスの良い馬というのはやはり「かっこいい」と思います。
こういうタイプは展開に左右されにくく、故障もしづらいように思います。
差し馬では唯一飛んできたので地力は間違いなく高いです。
あまり追い切りの動きと結果が連動しないタイプかもしれませんね。
そして、宝塚ですが・・・。
昨年はワーザーが入って荒れ模様になりましたが、今年はどうなるでしょうね。
馬場状態によっても予想が変わるところですし悩み抜きましょう☆